歌って踊れるぬいぐるみ!?『KUCHI-PAKUアニマルスピーカー』

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いよいよ今週発売された、イデアインターナショナルのオリジナルブランド『IDEA LAVEL』2009年秋冬コレクションのラインナップから、『KUCHI-PAKUアニマルスピーカー』をお借りしました。『KUCHI-PAKUアニマルスピーカー』は、ミュージックプレーヤーなどに接続するとスピーカーになり、音楽に合わせてぬいぐるみがクチパクをしながらダンスを披露してくれるというもの。また、外部音にセンサが反応して体を動かす機能も搭載しており、まさに“歌って踊れるぬいぐるみ”です。それではさっそく見ていきましょう。

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ラインナップは、フロッグ、ホワイトベアー、パンダ、ライオンの4種類。今回は、ライオンをお借りしました。スピーカーはぬいぐるみの中に内蔵されているので、ぱっと見たところは普通のぬいぐるみです。電源は底面のマジックテープをはがしたところにあり、「LINE-IN」と「MIKE-IN」のいずれかを選んでスイッチを入れます。

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オーディオコードは、後ろポケットに収納されています。3.5mmミニジャックを持つミュージックプレーヤーのヘッドホンジャックに接続して、音楽を再生するとぬいぐるみがダンスをはじめます。音楽のリズムやスピードにある程度合わせて踊るようですが、一定以上の速さにはついていけないようです。

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底面には滑り止めがついているのですが、滑りやすいフローリングの床などでは、前の方にぬいぐるみが移動してきます。棚の上などに置いて使用する場合は、落下しないように注意する必要がありそうです。

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そこで、ためしに座布団の上に置いてみると、移動せずに同じ場所でダンスすることが確認できました。座布団の上でクチパクを繰り返すライオンって、まるで噺家さんのよう。ためしに、落語を流してみるとコミカルな『クチパク+ダンス』にぴったりはまり、ライオンが一生懸命しゃべってるみたいでなかなか趣きがあります。

本体にはボリュームコントロールはありませんので、音量の調節はミュージックプレーヤー側で行います。音量は、ミュージックプレーヤーの仕様に依存しますので、音源によっては充分なボリュームを得られないこともありますが、室内でBGMとして楽しむ分には特に問題のないと思います。ただ、モノラルスピーカーですし、高音質を求める方向けではありません。

今度は「MIKE-IN」に切り替えてみましょう。センサが音に反応すると、「LINE-IN」の時と同様に『クチパク+ダンス』が始まります。手を叩く音など、短い音にはあまり反応せず、ある程度長さのある音に対して反応します。


ギターの音に合わせて『クチパクダンス』を踊るライオンの動画を、こちらでご覧いただけます。


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うっかり電源を切り忘れたときは、「LINE-IN」「MIKE-IN」ともに2分間連続で入力がないと、自動的に省電力モード(スリープ)状態になります。そのときは、腕にある赤い再起動ボタンを押すと復活します。音に合わせてクチパクをしてダンスする姿は見ているだけで楽しいですし、ホームパーティの盛り上げアイテム、また子どもと一緒に歌を歌ったり音楽を聴いたりしても楽しそう。少し気が早いようですが、クリスマスシーズンのプレゼント候補にもおすすめです。価格は5250円(税込み)です。
 
 
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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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