香川県ゲーム条例違憲訴訟で原告側請求「棄却」に多くの人たちが危機感

子どもたちがゲームで遊ぶ時間などを示していた香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」。多くの人たちが条例を批判し、憲法違反として19歳の大学生とその母が香川県に計160万円の損害賠償を求めていたが、原告側の請求が棄却されたことが判明した。

ゲームに対する規制が厳しくなるのではないか

この棄却に対し、多くの人たちが不安視。ゲームに対する規制が厳しくなるのではないかとの声も出ており、複数の議員や弁護士、著名人らが、香川県のネット・ゲーム依存症対策条例と「棄却」に対して危機感を示している。

<山田太郎議員や複数の人たちのTwitterコメント>

「香川ネット・ゲーム条例の裁判で原告敗訴の判決。科学的根拠がないにもかかわらず依存症対策として保護者や事業者の責務等を定める問題が多い内容。全国で同様の条例制定の動きがあり波及を懸念。本判決が各自治体の根拠のないネット・ゲーム規制につながらないよう監視が必要」





危機感を覚えるのも仕方ないかもしれない

そもそも、ゲームプレイ時間はプライベートなことであり、行政や他の存在がそこに介入することすら間違いであるという考えが根本にあると考えられる。そんななか、香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」がスタート。さらに憲法違反として訴えは棄却。ゲームを愛する人であればあるほど、危機感を覚えても仕方ないかもしれない。

私生活にどれだけ悪影響を与えているのか

皆さんは、いつもどれくらいスマホやゲーム機でゲームを楽しんでいるだろうか。それが私生活にどれだけ悪影響を与えているだろうか。そもそも何時間プレイしようとも本人が幸せであればそれで良い、という考えもあるようだが、皆さんはどう考えているだろうか。


※画像はフリー素材サイト『写真AC』より

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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