クロームキャストができることは?特徴と接続方法を解説

クロームキャストができることは?特徴と接続方法を解説

 

クロームキャストは、テレビと接続するだけでスマートフォンとの連携が可能なデバイスです。

今回は、クロームキャストの特徴や接続方法を解説します。

クロームキャストとは

クロームキャスト(Chromecast)とは、Googleが開発した動画・画像の再生端末です。

スマートフォンの画面をテレビに映し出し、より大画面で映像や写真を楽しめます。

これまでに5種類の製品が発売されており、日々進化しています。

機能が充実している点と、対応可能なアプリ数が多いことから、今後、家庭用の端末として期待されている製品です。

クロームキャストでできる機能

クロームキャストでできる機能について解説します。

加えて、対応しているアプリケーションを紹介します。

 キャスト機能

キャスト機能とは、スマートフォンで流している動画を、Wi-Fiを通してテレビで流す機能です。

スマートフォンで再生ボタンを押すと、テレビ画面でも反映されます。一度キャストすれば、その動画がテレビ画面で流れ、スマートフォンでは違う画面を表示できます。キャスト機能を利用中に、スマートフォンでは別のデバイスやアプリを開いて作業することも可能です。

スマートフォンにしか対応していないアプリケーションの映像を映し出したい時や、見たい映像と作業したい内容が異なるときに活用できる機能です。

 ミラーリング再生ができる

クロームキャストは、ミラーリング再生ができます。ミラーリング再生とは、スマートフォンの映像やパソコンのデスクトップをそのままテレビに映し出す機能です。

キャスト機能とは、スマートフォンとテレビの映像が常に同期される点で異なります。

例えば、動画再生中にスマートフォンにSNSの通知が届けば、テレビ画面にも通知が映し出されます。

スマートフォン内の映像を共有したいときや、プレゼンテーションをするときに活用できる機能です。

 数多くの動画配信アプリに対応している

クロームキャストは、数多くのアプリに対応しているストリーミングデバイスです。

例えば、YouTube・Hulu・Netflix・Amazonプライムビデオ・dTVなどに対応しています。

対応アプリは現在も増え続けており、今後も増え続けることが想定されます。

また、アプリケーションだけではなく、Googleフォト内の写真やファイルも共有できるため、さまざまな楽しみ方ができる製品です。

もちろん、クロームキャストがまだ対応していないアプリもあります。購入の際は、使用したいアプリが対応可能かどうかを確認しましょう。

クロームキャストにはついていない機能

クロームキャストには付いていない機能をご紹介します。

使用したい機能が、クロームキャストで使用できるかどうかを確認しましょう。

 ブラウザゲームは映し出せない

PCのウェブブラウザ上で遊ぶブラウザゲームは、マウスを使って操作する必要があります。しかし、クロームキャストのキャスト機能では、ゲーム画面のみが共有されマウスのカーソルは表示されません。そのため、ブラウザゲームを映し出しても操作が難しくなってしまいます。

また、クロームキャストにはタイムラグがあります。早い動きが必要なゲームは、クロームキャストには不向きといえます。

 パソコンのモニター代わりにはならない

クロームキャストを繋いだテレビは、パソコンのモニター代わりにはなりません。基本的にクロームキャストは、PCに表示させている画面をキャストする機能しか搭載されていないため、Officeなどのソフトには対応していません。

また、テレビ画面の表示までにタイムラグがあるため、モニター機能としては動作が遅く感じるでしょう。クロームキャストがつながったテレビをモニター代わりとして使用する方法は難しいと考えられます。

 音声認識はできない

クロームキャストだけでは音声認識ができません。音声認識するためには、Google Homeの購入が必要です。

Google Homeと連携すれば、音声のみで動画を操作できます。また、テレビのオン・オフの切り替えも可能です。

より快適にクロームキャストを使用したい方は、Google Homeとの連携がおすすめです。

クロームキャストの種類

クロームキャストは、これまでに5つの製品が発売されています。

ここでは、現在発売されているChromecast(第3世代)とChromecast with Google TVの特徴を解説します。

Chromecast(第3世代)は、2018年10月に発売されました。クロームキャストの製品の中で最もシンプルな機能性を持った製品です。価格も安価で、人気があります。

Chromecast with Google TVは、これまでのクロームキャストと使用方法が違います。具体的には、接続部分の他に本体のコントローラーがついており、クロームキャストを購入すると、さまざまな機能が楽しめる製品です。

 

接続に必要なものと初期設定方法

クロームキャストの接続に必要なものは、クロームキャスト本体と同封されているUSBケーブルです。

まず、クロームキャストとテレビを接続し、電源テーブルをコンセントに挿します。次に、テレビ画面を操作し設定します。

最後にスマートフォン用のアプリ「Google Home」をインストールして、アカウントの登録とクロームキャストとリンクさせれば完了です。

Wi-FiとBluetoothの接続が必須です。購入したクロームキャストの手順通りに進めば、簡単に連携できます。

まとめ

クロームキャストは、スマートフォンの画面を大画面で楽しみたい方におすすめのデバイスです。

活用方法によって、映像・プレゼンテーションの共有が可能です。

今後、クロームキャストの導入を考えている方は、参考にしてください。

 

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