チーズリゾット生米レシピ!野菜が摂れる&食感良く仕上げるコツ
生米から作るそら豆のチーズリゾットレシピを、料理教室の主宰から料理本の執筆まで、食の分野で幅広く活躍する冷水希三子さんに教えていただきました。そら豆の彩りもきれいな一品です。
そら豆のリゾット
材料(1人分)
そら豆:3~4さや
タマネギ:1/4個
米:1/2カップ
水:600ml(※)
昆布:5cm角1枚(※)
時間があれば、昆布をひと晩水に浸けておく。
エキストラバージンオリーブオイル(なければオリーブオイルでもOK):大さじ1と1/2
塩:ふたつまみくらい
パルミジャーノレジャーノをすりおろしたもの(なければ粉チーズでもOK):12g
作り方
そら豆のさやをむいて実を取り出し、さらに薄皮を取り除く(薄皮は捨てずに取っておく)。
そら豆のむき方はコチラ
昆布と水を鍋に入れ、1の薄皮を加えて弱火にかけ温める。
おいしく作るコツ
薄皮からも香りと出汁が出ます。
2が沸いてきたらザルでこす(このタイミングで薄皮は捨てる)。
タマネギをみじん切りにする。
フライパンにエキストラバージンオリーブオイルを入れ、4を下の画像のように弱火で少し色づくまで炒める(濃い色がつくまで炒めると、仕上がりが茶色っぽくなってしまうため注意)。
鍋で2のスープを温め、塩を加える。
5のフライパンに米を加え表面に透明感が出てくるまで中火で炒める。
おいしく作るコツ
・米は洗うと水を吸ってしまうので洗わずに使います。
・米を先に炒めておくことで表面に脂の膜ができ、べったりとした炊き上がりになるのを防ぐことができます。
7に温めておいた6を米肌ギリギリまで加える。時々かき混ぜ、スープが減ったら玉じゃくし約1杯ずつ足して中火弱で炊いていく。5分ほど経ったらそら豆とスープを一緒に加えながら、さらに10分ほど炊く(スープはすべて入れる)。
おいしく作るコツ
・米の温度が下がるとでんぷん質が糊化して粘りが出てしまうので、スープを事前に温めておきます。
・かき混ぜすぎると米が割れたり、粘りが出やすくなったりするので注意しましょう。
8にパルミジャーノレジャーノを加えて混ぜ、塩で味を調えて皿に盛る。
最後に
生米からつくるそら豆のリゾットを作ってみてください。
冷水希三子/Kimiko Hiyamizu
料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰
レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
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[そら豆]栄養や保存、むき方や茹で方&茹で時間などまとめ
ふっくらした豆が特長のそら豆。スープや炒めものに入れるなど、さまざまな食べ方ができますが、旬の時期はさやのまま焼いて焼きそら豆にしたり、茹でたりして、風味豊かな素材の味を存分に味わいましょう。そら豆のおいしい時期は「3日」といわれるほど、とてもデリケートな野菜。鮮度が落ちやすいので、すぐに調理をするのが良いとされています。
最終更新:2024.05.13
文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ
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