『テプラ』のおしゃれな活用法!ラベリングで豊かな暮らしに

『テプラ』のおしゃれな活用法!ラベリングで豊かな暮らしに

ラベリングが手軽に楽しめる『テプラ』。主にファイル整理など事務作業で使うイメージがありますよね。しかし最近の機種は幅広いフォント、絵文字、フレームで、用途の可能性がぐんぐん広がっているのです。ここでは『テプラ』の具体的な活用法を紹介します。

『テプラ』とは

 

『テプラ』とは、KING JIMから発売されているラベルライターです。「テープ状で文字を簡単に印刷」「誰でも手軽に美しく作れる」のコンセプトで作られました。1988年11月の販売開始以来、バラエティ豊富な活用法で多くの支持を得ています。今や『ラベルライター』ジャンルの代表といっても過言ではありません。

 

1980年代当時、ファイル背見出しをはじめとするラベル関連は、手書きが一般的。そのつど紙とペンが必要で手間もかかったうえに、仕上がりも統一感がでませんでした。そこで、これまで事務用品の製造一筋だったKING JIMが、社運を賭けて電子機器にチャレンジした製品こそ『テプラ』なのです。

 

年月を経てバージョンアップを重ねながら、10種類を優に超える機種が取り揃えられています。オフィスや学校などでシンプルに使う目的であれば、使い勝手がよく見やすいフォントのハイスペックグレードの『PRO SR970』やスタンダードグレードの『PRO SR750』。家庭でオシャレにかわいらしくラベリングを楽しみたいならば、エントリーグレードの『PRO ネイビーSR370』、ホームグレードの『PRO SR-RK2キイ』が適しているでしょう。

 

最近はPCやスマホと連動させる専用機種も登場しています。ラベルの自由度が高く、デザインの追求も幅広くなりました。専用ソフトやアプリを用いて繊細に作り込めば、満足度の高いオリジナルのラベルが仕上がります。用途に応じた使い道も考えられますね。

 

文字入力はキーボードタイプなので、パソコンに慣れた方であれば操作は難しくありません。『テプラ』にテープ入りのカートリッジをセットして文字を入力。あとは印刷するだけでラベルの完成です。

 

専用のテープカートリッジ(別売り)もラインアップが盛りだくさん。無地はもちろん柄ものやキャラクター、マグネットタイプ、ラミネート加工、アイロン転写まで、各種取り揃っています。テープの太さは4mm~50mm。ただし機種によって対応テープ幅は異なるので注意してくださいね。

 

 

『テプラ』で子どもの持ち物をラベリングする活用法

 

子どもの入学・入園前は、衣類や文房具などにひとつひとつ記名する場合が多いですよね。特に色鉛筆やクレヨンといった持ち物は、細かい手作業となり大変です。しかし、そんなときに活躍するのが『テプラ』。ここでは具体的に、持ち物に応じてラベリングをする活用法を紹介します。

 

小さな持ち物の記名には細いテープで

学校や幼稚園・保育園で使う子どもの持ち物のなかには、小さくて細いものもありますよね。手書きのみだと「どうやって書くの?」と頭を抱えてしまいそうです。しかし『テプラ』だと、手軽かつ短時間で記名を終わらせられます。

 

『テプラ』のテープカートリッジは太さ4mmから揃っています。色鉛筆や箸などの細いものでも、印刷して貼るだけで記名が終了。子どもにお好みの色を選んでもらって一緒に貼れば、愛着がわいて大切に使ってくれるかもしれませんね。

 

基本的にラベルは色付きなので、テープの存在感が気になるかもしれません。その際は『透明ラベル』を試してみてください。下地の柄が隠れず、文字のみが見える優れものです。

 

衣類には『アイロンラベル』『アイロン転写テープ』

体操着や体操帽子をはじめとする布類に記名したいときは、2つのラベルがおすすめです。布にペンで書く作業はかなり手間がかかりますが、これらのラベルで面倒な名前付けも手軽に終わらせられますね。

 

『アイロンラベル』

『テプラ』で打った文字を、アイロンの熱で布に接着できるテープです。綿素材なので洗濯も可能ですし、肌触りも違和感がありません。ただしアイロンでしっかり圧をかけないと剥がれる恐れがあります。やけどにも注意しましょう。

 

『アイロン転写テープ』

ラベルが透明で、布に文字のみを転写できるテープです。ラベルを目立たせたくないときに重宝しますね。もちろん洗濯も問題ありません。ただし、通常印刷だと文字が反転で接着されてしまうので、反転印刷を忘れないようにしましょう。アイロンラベルと同様、アイロンの圧迫でしっかりと接着してください。やけどにも気をつけましょう。

 

 

『テプラ』で収納グッズにラベリングする活用法

 

家庭での整理収納の際、『テプラ』で収納場所を表す活用法もおすすめです。使い道に合わせたフォントやフレームで、見せる収納も楽しみとなるでしょう。収納場所がわかれば、子どもも片付けに興味を持つかもしれませんね。ここでは収納グッズや場所に応じた『テプラ』の活用法を紹介します。

 

衣類収納のラベリングは見やすさを心がけて

衣装ケースは同じかたちが多いうえ、経過とともに衣類をどこに収納したのか忘れてしまいがちです。衣替えのタイミングなどで『セーター』『Tシャツ』など、引き出しや蓋にはっきりとラベリングすれば、探す手間が省けます。PC・スマホを活用し、繊細なデザインのラベルで見せる収納を作れば、気分が上がる収納スペースとなりそうです。衣装ケースが布製で直接貼れない素材は、取っ手などに取り付けられるタグを用意してラベルテープを貼りましょう。

 

収納グッズにラベリングすることで、家族も片付けをしやすくなりますね。『テプラ』で好みのデザインを作成して、おしゃれな収納空間を楽しみましょう。

 

キッチンでのテプラ活用法

ごちゃごちゃしがちな調味料やスパイス。透明な容器に詰め替えて統一感のあるラベリングを施すと、見た目もおしゃれで統一感がでます。カラーバリエーションの多いカートリッジで、キッチンの雰囲気に合わせた色を使ってみましましょう。調味料などは詰め替えると日付を忘れがちなので、容器の裏に賞味期限を小さくラベリングしておく方法もおすすめします。

 

キッチンは磁石が活躍しやすい場所です。テプラの『マグネットテープラベル』で冷蔵庫に直接貼ったりホーロー素材の保存容器に貼ったり、利便性が高いといえますね。ただしラベルを過度に汚してしまうと、拭き上げる際に文字のインクも薄れてしまう恐れがあるので注意しましょう。

 

 

『テプラ』で手作りギフトを楽しむ活用法

 

『テプラ』には、かわいらしいデザインのフォントや絵文字に特化した『PRO SR-GL2』があります。また、PC・スマホと連動し、繊細はオリジナルデザインの印刷も可能。それらの特徴を活かし、『テプラ』で作ったアイテムを手作りギフトに活用できるのです。ここでは、プレミアム感あふれる手作りギフトのアイディアを紹介します。

 

オリジナルの『りぼん』を作ってラッピングに特別感を

メッセージが印刷できる布製の『りぼん』をご存知でしょうか?使い方は他のテープと同じ。メッセージや絵文字を打ち込んで出力するだけです。「Happy Birthday」「I Love You」その他オリジナルの言葉を等間隔で印刷すれば、気持ちがこもったリボンが完成します。

 

手作りギフトを準備する機会が多いクリスマスやバレンタイン。メッセージの入った自作のリボンをさりげなくあしらうと、お相手もきっと喜ばれるでしょう。

 

『マスキングテープラベル』でポップなギフトに

『りぼん』と同様、プレゼント作りに重宝するラベルが他にもあります。『マスキングテープ「mt」ラベル』はその名の通り、マスキングテープに文字を印刷できるカートリッジ。例えば小分けのお菓子にメッセージ付きのmtラベル使えば、ポップでオリジナリティ溢れるギフトに早変わりします。

 

ギフトの他にも手帳やノートに貼ってデコレーションしたり、爪楊枝の上部分に貼ってパーティ用のピックにしたり、マスキングテープの幅広い活用法はまだまだ可能性を秘めていますね。

 

 

おわりに

『テプラ』は事務用品のラベリング以外にも、暮らしを豊かにする活用法がいくつもありました。これからも進化し続けるであろう『テプラ』に、今後ますます期待が高まります。今回紹介した活用法を参考に、ぜひご家庭でも『テプラ』を使っておしゃれな空間を作ってみてくださいね。

 

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