知らないと損する!フローリングの傷はDIYで補修する方法

知らないと損する!フローリングの傷はDIYで補修する方法

フローリングの補修キットは、簡単に傷の補修ができる便利なアイテムです。いろいろなタイプの補修キットがあるので、選び方や、補修できる傷について説明します。フローリングの傷、へこみ、剥がれなどにお悩みの方は参考にしてください。

フローリングはなぜ傷ついてしまうのか?

 

フローリングは思っているより柔らかいので、家具やおもちゃの角などが当たると傷ついてしまいます。ダイニングテーブルの下や、キャスター付きのワゴンや椅子の下も、傷がつきやすい場所です。

 

椅子の足や、キャスター部分に、砂や食べカスなど硬い物が付着した状態で動かすと、小さな傷がついてしまいます。椅子の足や、キャスター部分の汚れを定期的に落としておくと、傷を防ぐことができます。

 

テーブルや机の下は、ラグやフローリングの保護マットを敷いておくと、フローリングを保護できるのでおすすめです。

 

とくにキャスター付きの椅子は加重が掛かった状態で動くので、フローリングが割れてしまったり、剥がれてしまったり、ダメージを受けやすくなります。補修しても、保護しないとまた傷ついてしまうので、傷対策も検討しておきましょう。

 

 

補修できるフローリングの傷は?

 

フローリングについた小さな傷は自分で補修できますが、大きな傷やへこみの補修は技術が必要になります。無理に補修すると、前より目立ってしまうこともあります。

 

大きな傷やへこみの場合は、プロに依頼するようにしましょう。また、無垢のフローリングも、今回紹介する補修キットは、あまり向いていません。

 

無垢のフローリングは、調湿作用で収縮と膨張を繰り返しています。へこみに埋め込んで補修しても、湿度によって木が変形するので、外れやすくなってしまいます。

 

無垢のフローリングはマットな質感のものが多いので、補修した部分がテカテカしてしまい、目立ってしまうこともあります。補修キットは、複合フローリングに向いている商品が多いので、無垢のフローリングの場合は注意しましょう。

 

 

フローリング補修アイテムの選び方

 

フローリングを簡単に補修できるキットがあります。どのタイプを使う場合でも、キレイに掃除してから使いましょう。ホコリや油分が残っているときれいに仕上がりません。しっかり掃除し、乾燥させてから作業しましょう。

 

浅い傷におすすめの補修キット

気が付くとフローリングにうっすらと傷が入っていることがあります。掃除機やかばんの金具など、日常生活でついてしまう浅い傷。

 

浅い傷は比較的簡単に補修できます。浅い傷におすすめなのが、ペンタイプの補修キットです。ペンやマニキュアなど商品によって呼び方は違いますが、傷に塗るだけなので簡単なタイプです。

 

ポイントは薄めの色から試すことです。いきなり濃い色を塗ってしまうと、補修する前より傷が目立ってしまうことがあります。フローリングの補修で一番難しいのが色合わせです。

 

単色よりも、複数の色がセットになっているほうが、色をあわせやすいのでおすすめです。フローリングだけでなく、家具やドアなどの傷の補修にも使えます。

 

ひっかき傷やへこみにおすすめの補修キット

重いものを落としてしまったへこみや、おもちゃなどでひっかいてできてしまった少し深めの傷の補修に便利なのが、クレヨンタイプや粘土タイプの補修キットです。

 

どちらも傷口に埋め込んで補修するもので、クレヨンタイプは傷を塗りつぶすこともできますし、溶かして流し込むこともできます。ひっかき傷は塗りつぶすと簡単に補修できます。

 

傷に対して直角に塗り込むのがポイントです。薄めの色から試して、濃い色をのせていく方が目立ちにくくなります。粘土タイプはよく練って、傷に埋めて使うので、細いひっかき傷には不向きですが、家具などの補修にも利用できます。

 

粘土タイプはパテとも呼ばれ、へこみなどの段差を埋めるのに使います。塗装もできるので、薄めの色で補修してから、他の補修キットを使って色を付けることも可能です。ささくれがある場合はカッターなどで取り、へこみの周りを養生しておくときれいに仕上がります。

 

剥がれてしまったフローリングの補修

キャスター付きの椅子を使っている場合や、フローリングが古くなると、よく通る部分は加重がかかり、剥がれてしまうことがあります。ささくれがあると、とげが刺さって危険なので早めの補修が必要です。

 

そんなときに使えるのがテープタイプやへこみの補修でも紹介した、クレヨンや粘土タイプです。テープタイプは貼るだけなので簡単に補修できますが、目立ちやすいのが難点です。

 

しかし、椅子の下などは補修だけでなく、ラグやフローリングの保護マットを使えばダメージを抑えられます。フローリングが隠れてしまう場合は、手間をかけずに、テープで補修しても気にならないのではないでしょうか。

 

もう一つの方法は、剥がれた部分を接着剤で貼り付け、欠けてしまった部分に補修キットを使う方法です。

 

欠けている部分が大きくなると目立ってしまいますが、フローリングのかけらが残っていれば補修部分が小さくなるので目立ちにくくなります。フローリングのかけらを接着剤で貼り付けてしまえば、補修の手順はへこみの補修と同じです。

 

 

おわりに

生活していると、どうしても傷ついてしまうのがフローリングです。手軽に補修できるキットがあるので、フローリングの補修に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

ホームセンターには、いろいろな種類の補修キットがそろっています。スマホでフローリングの写真を撮ってから行くと、色を選びやすくなるのでおすすめです。

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