電動ドライバーの寿命は?気になる処分方法を紹介

電動ドライバーの寿命は?気になる処分方法を紹介

電動ドライバーは便利ですが、いざ使おうとしたら動かない!なんてことはありませんか?特に寿命が短くなりやすい充電式の電動ドライバーを長持ちさせる方法や、処分のしかたを紹介しているので、参考にしてください。

電動ドライバーの寿命はどのくらい?

 

電動ドライバーには、コンセントに繋げて使うコード式と、コードレスタイプの充電式があります。寿命が長いのは、コード式になります。ほとんど室内で使用するなら、パワーが安定し、長寿命で低価格なコード式がおすすめです。

 

屋外での使用や、ウッドデッキのような広い範囲に使いたい場合は、充電式が向いています。充電式はバッテリーの種類や、使い方によって寿命がかわります。

 

バッテリーの種類

充電式の電動ドライバーで使われるバッテリーは、「ニッカドバッテリー」「ニッケル水素バッテリー」「リチウムイオンバッテリー」の3タイプになります。

 

基本的にリチウムイオンバッテリーが一番長寿命です。リチウムイオンバッテリーは、他のバッテリーより高価になりますが、最近はお手頃な初心者向けの電動ドライバーにも使われるようになってきました。

 

ニッカドバッテリーやニッケル水素バッテリーは使っていなくても放電してしまうので、使う前に充電する必要があります。

 

リチウムイオンバッテリーは放電が少ないので、充電しておけば使いたい時にすぐに使えるので便利です。また、他のバッテリーよりも長期保管に向いています。

 

ニッカドバッテリーは、電気を使い切ってから充電しないと、バッテリーの寿命を縮めてしまいますが、ニッケル水素バッテリーや、リチウムイオンバッテリーは、使い切る前に充電してもそれほど影響がありません。

 

リチウムイオンバッテリーは、他のバッテリーに比べて初心者でも扱いやすいので、これから購入する方や買い替えを検討している方は、リチウムイオンバッテリーの電動ドライバーがおすすめです。

 

バッテリーの寿命を長持ちさせる方法

バッテリーの寿命を長持ちさせるポイントはいくつかありますが、基本はバッテリーが熱くなっているときは、冷ましてから充電することです。バッテリーは熱に弱いので、熱くなったら少し休ませると劣化をおさえられます。

 

充電方法や保管方法はバッテリーのタイプによって変わります。充電方法や保管方法によって、バッテリーの寿命が変わってくるので、覚えておきましょう。

 

ニッカドバッテリー

動かなくなったら、充電するタイプのバッテリーです。保管するときも、充電を使い切った状態で保管します。長期保管する場合は、2、3ヶ月に1回、充電→放電することでバッテリーのダメージを抑えられます。

 

ニッケル水素バッテリー

パワーが落ちてきたら充電します。使い切る前に充電するのがポイントです。保管するときは充電してから保管します。長期保管する場合は、3〜6ヶ月に1回、再充電し、充電が0%にならないように注意しましょう。

 

リチウムイオンバッテリー

充電方法はニッケル水素バッテリーと同じで、パワーが落ちてきたら充電します。保管するときは、そのまま保管してOK。しかし、残量が少ない場合は、少し充電してから保管するのがおすすめです。

リチウムイオンバッテリーは、30%〜50%充電した状態で保管すると、ダメージを抑えられます。長期保管する場合、3〜6ヶ月に1回、再充電し、充電が0%にならないように注意しましょう。

 

電動ドライバーが動かない…バッテリーを交換する?それとも買い替える

電動ドライバーが動かなくなってしまった場合、買い替えるか、修理するか悩んでしまいます。特に充電式の電動ドライバーの場合、バッテリーを交換すれば使えるのか、気になるところです。

 

電動ドライバーにはグレードがあり、プロが使うような高額のものから、DIYでライトに使うものまでさまざまです。DIYでたまにしか使わないようなら、買い替えてもいいかもしれません。

 

特に古い充電式の電動ドライバーは、ニッカドバッテリーが使われていることが多く、長期保管には不向きです。電源が確保できる場所でしか使わない場合は、コード式の方がバッテリーの状態を気にする必要がないので、初心者にも扱いやすくなります。

 

充電式の電動ドライバーが必要な場合でも、リチウムイオンバッテリーの方が長期保管しやすく、初心者にも扱いやすいので、ニッカドバッテリーの電動ドライバーを使っているのなら、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

電動ドライバーを処分するには

 

電動ドライバーは、分別すれば家庭ごみとして出せます。自治体によって出し方が異なるので、確認してから処分しましょう。

 

しかし、充電式電動ドライバーのバッテリーは、家庭ごみとして処分できません。バッテリーは販売店で回収してもらうか、リサイクルボックスに出します。

 

リサイクルボックスは、ホームセンターや家電量販店などの回収協力店に設置されています。黄色いリサイクルボックスを目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

デジタルカメラやビデオカメラの小型充電式電池や、電動歯ブラシや充電式掃除機などのバッテリーも、このリサイクルボックスに出すことになるので、覚えておくと役立ちます。

 

リサイクルボックスに入れる前に、金属端子部分にビニールテープを貼って、絶縁しておきましょう。絶縁しないとリサイクルボックスの中で、他の端子と接触して発火する危険があります。

 

 

おわりに

引っ越しの後や、模様替えのときには便利な電動ドライバーですが、ある程度生活が整うとあまり使わなくなってしまうことが多いのではないでしょうか。

 

充電式の電動ドライバーは、長期間使用しないと寿命が短くなってしまいます。使っていなくても、定期的に充電することで、バッテリー寿命を延ばせるので、年に数回電動ドライバーの充電をおこないましょう。

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