デジタルツイン活用で大規模イベントのDXを!「三陸花火大会 2022」から取り組み開始
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株式会社ミライト(以下、ミライト)と花火を活用したイベントの運営サポートをおこなう FIREWORKS株式会社(以下、FIREWORKS)は、デジタルツインを活用して大規模イベントのDXを推進すると発表。
2022年4月29日(金)に開催される「三陸花火大会 2022」 を皮切りに、取り組みを開始します。
映像、音楽、光が一体となり空を彩る!三陸花火大会2022
「三陸花火」は、東日本大震災により津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市でおこなわれる花火大会です。
三陸から〝元気〟と〝笑顔〟を届けたいという思いから「みんなで夢を打ち上げよう。」を コンセプトに 、2020年より毎年開催。補助金などに頼らず、地域への負担が少ない民間主体の大会運営を目指しています。
「三陸花火大会 2022」は 、“花火+1コンテンツ”を テーマに、音楽とシンクロしたミュージックスターマインを中心にエンターテイメント性の高い内容を予定。映像、音楽、光が一体となり、大会会場である高田松原の空を彩る一大イベントになります。
花火の打ち上げ数は1万発以上(尺玉100発以上含む)。その規模の大きさも多くの人を魅了するはずです。
ミライトの「点群データ取得サービス」を活用
「三陸花火大会 2022」では、ミライトが「点群データ取得サービス」を提供。高精度据え置き型3Dレーザースキャナーやドローンなどを活用し大会会場の3D点群データを取得、デジタルツインを実現します。
デジタルツインとは、現実空間に存在する場所やモノをデジタル空間上に再現したもの。自由視点で打ち上げられる花火が客席からどのように見えるかの検証や、臨時設備の設置シミュレーションなど、さまざまな用途に活用することができるため、企画運営のDX、仮設設備設置のDX、観客向け利便性向上のDXなどにつなげることが可能です。
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デジタルツインを通じて、さまざまなDXに貢献
ミライトとFIREWORKSは、今後も大規模イベントにおいて、点群データ取得サービスを 活用したDXに取り組み、デジタルツインを通じて、施設設備の構築、維持管理、利活用といった3つのDXを推進予定。地方自治体へ推進することで、地方創生にも貢献したいとしています。
また、文化財の3Dデータ保存などの社会貢献のDX にも取り組んでいくとのことです。
(文・和泉ゆかり)
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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