iOS 15.4がリリース! マスクを着用時にもFace IDでのロック解除が可能に

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iOS 15.4がリリースされました。今回のアップデートでは、iPhone 12以降に待望の「マスクを着用した状態でのFace ID認証(Face IDでのロック解除)」機能が追加されました。今まではマスク着用の際、Face IDが作動すると繰り返し失敗してパスコード入力に移行するという、いつまで経ってもロック解除できないフラストレーションがありましたが、これが解決されるということで嬉しさもひとしおです。

早速アップデートを行います。

アップデートが完了したら、「設定」より「Face IDとパスコード」をタップします。

すると、項目の中に「マスク着用時にFace IDを使用」という項目が追加されています。こちらをスライドしてONにします。

「マスク着用時にFace IDを使用する」をタップすると、追加の設定が開始されます。

最初のセットアップでFace IDを設定したときのように、顔の向きを変えて様々な方向から顔を登録します。

最初のFace ID登録では2回顔をスキャンしますが、今回は1回で完了しました。

「完了」をタップすると設定は完了です。

そのままロックを解除しようとすると、マスクをした状態でも普通にロック解除されます。あまりにすんなり解除されるので、Face IDの認証がきちんと行われているか不安になるレベルです。

マスクを外した状態と比べてみても、全く同じようにロック解除されます。

新型コロナウィルス感染症が社会問題になり、マスクを着用するのが日常になって2年あまり、Apple Watchでの解除が可能になったのが2021年4月のiOS 14.5でした。今回、2022年3月にリリースの15.4でようやくマスク着用のままFace IDでの解除が可能になりました。

アップルなどアメリカの優良企業はコロナ禍ではリモートワークが浸透していて、マスク着用した状態でのロック解除のニーズがなかったのかもしれませんが、ワクチン摂取が進んだ今の状態でも、今後もしばらくはマスク着用しての生活が避けられないと判断されたのかもしれません。

コロナ禍が終焉を迎えても、花粉症など季節に応じてマスクが必須な状況はまだまだありますので、この機能が今後のバージョンでも受け継がれてゆくことを期待しています。

iPhone 12 以降でマスク着用時に Face ID を使う – Apple サポート (日本)
https://support.apple.com/ja-jp/HT213062

(執筆者: ipodstyle)

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