【第56回NFLスーパーボウル】ドクター・ドレー&スヌープ・ドッグ、ハーフタイム・ショーで故2パックをトリビュート

ドクター・ドレーとスヌープ・ドッグが、現地時間2022年2月13日に開催された【第56回NFLスーパーボウル】のハーフタイム・ショーで、ヒップホップ界の亡きブラザーである2パックに敬意を表した。今回、2012年の【コーチェラ・フェスティバル】での二人のヘッドライナー・セットのために制作され、ファンの間で賛否両論となった故2パックのホログラムは登場することはなかった。
ドクター・ドレーとスヌープ・ドッグはパフォーマンスの冒頭で、故2パックによる1995年のヒット曲「California Love」を披露した。ドクター・ドレーをフィーチャリングしたこの曲は、ケー・シー&ジョジョが参加した「How Do U Want It」との両A面シングルとしてリリースされ、いずれも米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位に輝いた。また、エミネムによる「Lose Yourself」のパフォーマンスの直後、ドクター・ドレーが故2パックの「I Ain’t Mad At Cha」のイントロをピアノでエモーショナルに奏でる一幕があった。
故2パックのホログラムがハーフタイム・ショーにも登場するのではないかという噂は、米アクセス・ハリウッドが人気ラジオ・パーソナリティーのスウェイ・キャロウェイと行った事前インタビューが発端となっていた。ハーフタイム・ショーのリハーサルを見学していたスウェイは、ホログラムに関する質問に「今回のハーフタイム・ショーでは、いくつかのサプライズが保証されている」と述べ、「ドクター・ドレーは様々な人と繋がっているからね」と意味深なコメントをしていた。
スウェイが予告した通り、逆さ吊りで登場した50セントが2003年のヒット「In Da Club」を披露したり、アンダーソン・パークが、のちに片膝をついたエミネムのセットで嬉しそうにドラムを叩いたりと、豪華ゲストがサプライズ出演した。他にも、全身シルバーの衣装をまとったメアリー・J.ブライジが「Family Affair」と「No More Drama」の煌びやかなパフォーマンスを行い、シックな黒い衣装のケンドリック・ラマーが「m.A.A.d. City」と「Alright」をパワフルにラップし、スタジアムを盛り上げた。
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