Daniel Arsham × Pokémon 第三弾「A Ripple in Time / 時の波紋 」


Daniel Arsham x Pokémon
Bronze Crystalized Pikachu 2020



NANZUKAは、アメリカ人アーティスト、ダニエル・アーシャムの展覧会プロジェクト「A Ripple in Time」(時の波紋)を開催。本展は、株式会社ポケモンとのコラボレーションによるアートプロジェクトとして、2020年6月から8月にかけて、NANZUKA及びパルコ・ミュージアム・トーキョーにおいて、2つの展覧会を連続開催された第一弾「Relics of Kanto Through Time」、2021年1月にNYのペロタンにおいて開催された個展「Time Dilation」に続く、第三弾の展覧会プロジェクトとなり、過去最大規模となる。本企画用にアーシャムは、合計20点以上の彫刻作品に加えて、アニメーション、ペインティング、ドローイングと多岐にわたる作品を制作。
NANZUKA の3つのギャラリー、(NANZUKA UNDERGROUND(神宮前)、NANZUKA 2G (渋谷パルコ)、3110NZ(中目黒))に加えて、六本木ヒルズ内 66 プラザ におけるパブリックアート展示、丹下健三が設計した草月会館1F にあるイサム・ノグチによる石庭を持つ草月プラザと、合計5つの展覧会会場をジャック。



Daniel Arsham x Pokémon
Bronze Crystalized Jigglypuff 2020



Daniel Arsham x Pokémon
Bronze Crystalized Charmander 2020



Daniel Arsham x Pokémon
Bronze Crystalized Mewtwo 2020




Daniel Arsham x Pokémon
Bronze Crystalized Trainer & Pikachu 2020


(1) Pokémon of Future Past / ポケモン : 未来の過去 (パブリックアート)
2022年2月5日(土) – 2月26日(土)
六本木ヒルズ 66 プラザ
〒106-0032 東京都港区六本木6丁目4
六本木ヒルズ、66プラザにおいて、総勢 6 体の大型ブロンズ製の作品が、期間限定のパブリックアートとして設置される。昨年渋谷パルコで発表したピカチュウに加えて、新たにプリン、ヒトカゲ、カラカラ、ミュウツー、そしてトレーナー&ピカチュウが登場。




Daniel Arsham

Bronze Crystalized Seated Pikachu 2021



(2) A Ripple in Time / 時の波紋 (ショートフィルム+立体作品)
2022年2月12日(土) – 3月27日(日)
NANZUKA UNDERGROUND
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目30−10
NANZUKA UNDERGROUND においては、97年放送のテレビアニメ「ポケットモンスター」から総監督を務め、現在もクリエイティブスーパーバイザーとして後進の取り組みを見守る湯山邦彦とダニエル・アーシャムのコラボレーションによって生まれたアート作品としてのショートアニメーション「“A Ripple in Time” by Pokémon x Daniel Arsham」を発表。本プロジェクトは、アーシャム本人の強い希望によって約2年の歳月をかけて制作された。プロット作成、場面設定、登場するポケモンやキャラクター、絵コンテから仕上げの過程まで、アーシャムと 湯山監督率いる制作チームは、オンライン上で幾度もコミュニケーションを図り、アートの歴史において前例を見ない作品を生み出した。また、今回のアニメーション作品の制作をきっかけに、アーシャムは彫刻作品に加えてぺインティングにも取り組んだ。巨大な洞窟の中で発見された結晶化したポケモンを描いた作品や、今回のアニメーションのカットから生まれた作品など、「混在した時間」をテーマとした多彩なぺインティングが発表される予定。
また、タイトルの「 A Ripple in Time 」は、新しく制作したアニメーション作品において最も重要な役割を担うセレビィに焦点を当てている。セレビィの時間を超える能力を通じて、アーシャムの美学がポケモンの世界の中で現実となる。




Daniel Arsham
Quartz Crystalized Pichu
2021


(3) Hidden within the Tall Grass / 草むらに潜む (立体作品)
2022年2月11日(金) – 2月20日(日)  
草月会館 草月プラザ
〒107-8505 東京都港区赤坂7丁目2−21
野生のポケモンは草むらに潜んでいる。ここ、イサムノグチによる傑作、花と石と水の広場『天国』を擁する草月プラザでは、特別なポケモンたちが、小島鉄平氏の盆栽の側で休み、自分たちの新しい発見者の到来を待っている。


Daniel Arsham
Rose Quartz Crystalized Mew Pokémon Trading Card
2021



(4) Ancient Power: Hidden in the Ruins
げんしのちから: 遺跡に潜む(立体作品)
2022年2月11日(金) – 3月6日( 日)
NANZUKA 2G
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15−1 渋谷PARCO
渋谷パルコ2F、NANZUKA 2Gでは、幻のポケモン、ミュウを中心とした新作を展開。げんしのちからはポケモンの技の名称でもであり、ダニエルの作品の中の「時間」という概念について暗示している。



Daniel Arsham x Pokémon
Study for Crystalized Trainer 2020


(5) Field Research / フィールド・リサーチ(ドローイング)
2022年2月08日(火) – 3月6日(日)
3110NZ by LDH kitchen
〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目18−7 カスタリア中目黒 1F
3110NZでは、結晶化したポケモンに関するアーシャムのフィールド・リサーチと、その記録を展示。



・ダニエルアーシャルのコメント
「フィクションとしての考古学という考えは、現代のオブジェを地質学的な素材に置き換えて未来に投影す るというものです。例えるなら、未来に行ったとして、自分の人生、あるいは自分の文明の遺跡を見るようなものなのです」


「僕はポケモンとともに育ったと言えるでしょうね、子供の頃にはポケモンカードを集めていました。それに ポケモンは僕の子供たちの子供時代にも存在しています。彼らもポケモンが大好きなのです。これはポケモンの普遍的な性質を物語っていて、ある意味本当に信じられないような想像の宇宙が、僕や僕の子供たちのためにつくられているように感じています」(アーシャム)


・Daniel Arsham
ダニエル・アーシャムは、1980年アメリカのオハイオ州生まれ、クーパーユニオンを卒業。現在は、NYを拠点に活動をしているアーティスト。その作品は、「FictionalArcheology」(フィクションとしての考古学)というコンセプトに基づいた立体作品、ペインティング、インスタレーション、そしてパフォーマ ンスなどと多岐にわたり、MoMA PS1 inNew York, The Museum of Contemporary Art in Miami, The Athens Biennale in Athens, Greece, The New Museum in New York, Mills College Art Museum in Oakland, California and Carré d’Art de Nîmes,France,How Art Museum in Shanghai など世界中の数多くの 美術館、国際展等で発表されている。

URL: https://www.danielarsham.com/

Instagram:@danielarsham


・Pokémon

URL:https://www.pokemon.co.jp/


・NANZUKA

URL: https://nanzuka.com/


©2021 Pokémon. TM, ® Nintendo. ©Daniel Arsham Courtesy the artist and Nanzuka.

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