Uber Eatsをロボットが届けてくれる未来は近い!? 米Serve Roboticsが開発
歩道を自動走行するデリバリーロボットを開発する米Serve Roboticsは、ウーバー・テクノロジーズや米国セブン・イレブンなどから1300万ドルの資金調達を実施したと発表しました。
数万回の非接触型配送を実施
2017年に設立されたServe Roboticsは、「配達をより手頃な価格で、持続可能で、誰もが利用できるようにする」ことを使命とするデリバリー企業です。
昨今は室内で過ごすことが多くなったため、Uber Eatsなどを利用する人も多いのではないでしょうか。Serve Roboticsが提供するデリバリーロボットは、注文した食べ物をユーザーの自宅まで届けてくれるというもの。実際に、米国の主要都市でこれまで数万回もの「非接触型配送」を行ってきたようです。
同社のウェブサイトには「ブリトー(メキシコ料理)を届けるのに、わざわざ2トンの車を使う必要がありますか? 私たちは、持続可能でありながら自動で配送できるロボットを開発しています」と記載されています。
ウーバーやセブン・イレブンから資金調達
「ウーバー・テクノロジーズとServe Roboticsは、利便性と信頼を勝ち取るために協力しています」と、北米Uber Eatsの副社長兼責任者であるSarfrazMaredia氏はコメント。 「私たちは、激しく変化する消費者と企業側のニーズを満たすことができる自動運転デリバリーテクノロジーの開発を推進できることに興奮しています」。
そんなServe Roboticsは、このたび追加でのシード資金として1300万ドルを調達。同ラウンドに投資したのは、既に業務提携を行っているウーバー・テクノロジーズをはじめ、米国セブン・イレブン、ドイツに本社を置くオンラインデリバリー企業のデリバリーヒーローなど錚々たる面々です。
調達した資金は、Serve Roboticsのチーム拡大とともに、事業をグローバル規模に展開させ、収益化を達成するために使われる予定。同社CEOのAli Kashani氏は、「今回の資金調達を嬉しく思っています。財政面だけではなく、事業における戦略的なサポートをしてもらうことで、より一層テクノロジーの進歩、チームの成長、プラットフォームの拡大を目指していきたい」と述べました。
(文・Takeuchi)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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