またまた文学界に進出した人気お笑い芸人・EXIT兼近大樹

お笑いコンビ・EXITの兼近大樹の初小説「むき出し」が、今月27日に発売されることを15日、出版元の文藝春秋が発表した。
小説を書くことが芸人になってからの一つの目標だったという兼近。初作品は主人公・石山に大きな影響をもたらした人々との出会い、そして成長してから自らの過去をどう受け入れるか、その過程が鮮烈な言葉で描かれているという。
発売に先駆け、兼近は自身のツイッターで《小説の発売が決定した。人に優しくなれる本になっていて、本を普段読まない人にも読んで欲しいし、本が好きな人はいろんな意図を読み取りながら、主人公の刹那的思想を脳にぶち込んでくだされ》とアピール。《こんな日が来る事を夢みて生きてました。生きとし生けるものに感謝》とつづった。
「チャラいキャラで売り出した兼近だが、趣味は読書。20歳の時に初めて読んだ本が芥川賞作家でもある事務所の先輩、ピースの又吉直樹のエッセー集『第2図書係補佐』で、これを契機に又吉に憧れて芸人を志したのだとか。又吉の推薦本は全て読んでおり、好きな作家として江國香織や穂村弘をあげている。定時制高校在学中から妹の学費を稼ぐために朝は新聞配達、昼は建設業のアルバイトをしていた苦労人。また、一部の報道で、なかなかの人生経験を積んできたことも知れ渡っているだけに、その内容が注目されるし、今後も作家活動を継続していってほしいもの」(芸能記者)
夢がまた1つかなった兼近だが、すでに知名度はあるだけに、作品が話題になって売れれば、いずれかの文学賞にノミネートされる可能性もありそう。作家デビューしたことで、あこがれの又吉に一歩ずつ近づくことになりそうだ。
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