隙間を活用!DIYでぴったりの隙間収納を作ろう

隙間を活用!DIYでぴったりの隙間収納を作ろう

隙間を上手く活用して収納スペースを増やしたいと思ったことはありませんか?なかなかぴったりサイズの収納アイテムを見つけるのは難しいですよね。そんな時はDIYがおすすめです。ホームセンターで購入できる材料で思い描いた通りの隙間収納を作ってみませんか?

いづみさん(@s.idumi)
独学でDIYを始め、自宅の家具のほとんどをDIYしているという木工女子のインスタグラマー。完成品の写真だけでなく作業工程を投稿してくれているので分かりやすい!と人気を集めています。
インスタグラム▶https://www.instagram.com/s.idumi/

魅力がいっぱい!隙間収納のDIY

スッキリと整った部屋にしたいと思ったとき、見直したいのが収納スペース。できるだけたくさんの収納スペースを確保することで整理整頓しやすくなりますよね。生活感の出やすいアイテムを上手く隠すことができれば、いまよりもっと快適でおしゃれなインテリアに近づくはずです。

 

収納スペースを増やしたいと思って家の中を見てみると、家具の間や冷蔵庫の横などに活用されていない隙間がありませんか?この隙間を活用できれば、グッと収納力がアップします。

 

ですが、隙間収納は限られた小さなスペースに合うサイズのアイテムを探さないといけないので大変ですよね。

 

なかなかぴったりの隙間収納が見つからない時は、思い切ってDIYしてみるのがおすすめ。自分で作るからもちろんぴったりサイズの隙間収納が作れるし、色や装飾などもインテリアに合わせられるので、とことんこだわることができますよ。さらに既製品に比べて安価で作れるのも嬉しいポイントです。

 

道具や材料はホームセンターで簡単に揃えることができます。またホームセンターでは木材を指定のサイズにカットしてくれるサービスなどもあるので、DIY初心者の方や女性でもチャレンジしやすいですよ。まずは気軽に覗いてみて、どんな隙間収納を作るかイメージを膨らませてみるのもいいかもしれません。

 

 

 

収納だけじゃない!部屋の仕切りにも使える隙間収納

お家時間が増えたことによってリモートワークなど、机での作業も増えましたよね。部屋の雰囲気を壊さないようにパソコンデスクではなく、おしゃれな机を使っているという方も多いのではないでしょうか?

 

ですが、インテリア性の高い机は引き出しなどの収納が少なくて困ることもありますよね。

 

そんな時は机の横の少しのスペースに置ける、隙間収納を兼ねた仕切り棚がおすすめ。よく使うペンやハサミなどの文房具を置いたりティッシュを置いたりできて便利です。観葉植物を飾って癒しをプラスするのも素敵ですよね。

 

また仕切り棚があることによって机に向かったときに、周りの景色が目に入りにくくなり、目の前の作業に集中しやすくなるといった嬉しい効果もあります。

 

さらにこの仕切り棚は隙間収納として活躍してくれるだけでなく、下半分はルーバーになっていて、コードなどでごちゃごちゃしがちな足元を上手く隠してくれる目隠しの機能もあるんですよ。

 

空いた隙間を上手く活用しつつ、部屋をスッキリと見せてくれるなんて優秀すぎるアイテムです!ぜひインテリアに取り入れてみてくださいね。

 

収納スペースにもなる仕切り棚

材料

1×1材 外枠と窓枠の必要分(取り付ける長さと幅やどこまでを窓枠にするか測ってサイズを決めてください)

ベニヤ板 ルーバーの必要分(取り付ける長さと幅、何枚取り付けるか測ってサイズを決めてください)

メジャー

鉛筆

電動ドライバー

ノコギリ

ネジ

サンディングペーパー

 

作り方

まずは広い場所で1×1材を並べてみて、ルーバー部分にあたる外枠に、ルーバーを取り付けるための線を引きます。(ベニヤ板の幅間隔で線を引いていき、その線と線を対角線で繋いだところが取り付け線になります)

外枠(左右上)と窓枠の中心板と下板の1×1材を電動ドライバーで固定します。(円の文字の形のようになります)

窓枠の十字に合わさる箇所に木材の厚み分の線を引き、厚みの半分まで彫るので、厚みの半分の線も引いておきます。

ノコギリで線の両内側をカットし、ノミで落とします。(細かくノコギリでカットした部分をペンチなどで取ってもかまいません)

すべての十字に合わさる部分をカットできたら一度組んでみて、ぴったり組めるように微調整してください。

サンディングペーパーで削げを取って窓枠を組みます。

ベニヤ板を用意して、1で引いた取り付け線に合わせてルーバーを電動ドライバーで固定していき、最後に外枠の下板を取り付けたら完成です。

 

少し工程が多く、難しいように感じてしまいますが、ひとつひとつの作業は簡単なのでゆっくり取り組むのがおすすめです。窓枠がぴったりとはまる感覚が爽快で、ついつい熱中してしまいますよ。

 

ルーバー部分はネジで固定するのが1番なのですが、どうしても難しいようなら接着剤で取り付けることもできます。その際は耐久性が落ちてしまうので注意してくださいね。

 

 

 

使わない時は片付けられる!折りたたみハンガーラック

普段よく着る洋服や帽子、ストールやバッグなど、サッと手に取りやすい収納があれば嬉しいですよね。いづみさんが紹介している折りたたみハンガーラックなら自分の好みの幅に広げて使うことができるので、リビングや寝室の隙間収納にぴったり。

 

使わない時は畳んで目立たない場所に隠しちゃいましょう。

 

また玄関に置いておいて、来客時にコートラックとして使うのも便利です。また全体的に小さめに作って子供が自分で洋服を選べるようにしてもかわいいと思います!他にもドライフラワーを吊るしたり、隙間収納としてだけでなくインテリアとして使用してもおしゃれですね。

 

折りたたみハンガーラック

材料

赤松 4本(40mm幅で1100mmの長さの物)

赤松 3本(40mm幅で360mmの長さの物)

丸棒 1本(28mmの太さで360mmの長さの物)

メジャー

鉛筆

電動ドライバー

ネジ

蝶番

 

作り方

1100mmの赤松4本の下から12cmの箇所に鉛筆で線をつけます。

1で引いた線の上に360mmの赤松を立てて置き、木材の厚み分(約2cm)線を引きます。

1と2の線の間に電動ドライバーで下穴を開けておきます。

そのうちの2本の板の頂点から360mmの赤松を立てて置き、木材の厚み分(約2cm)線を引きます。

残りの2本も板の頂点から360mmの赤松を立てて置き、木材の厚み分(約2cm)線を引きます。

5で引いた線のすぐ下に丸棒を取り付けるので、丸棒を真ん中になるように置いて鉛筆で形を取ったら中心に印を書いて、電動ドライバーで下穴を開けます。

丸棒の中心にも下穴を開けます。

1100mmの赤松4本に360mmの赤松を取り付けていきます。

1100mmを4の工程の木材と5の工程の木材の2本ずつをセットにして、それぞれ3で開けた下穴を使い360mmの赤松を1本電動ドライバーで固定します。

4の工程の木材を、4でつけた鉛筆の線に合わせて360mmの赤松を電動ドライバーで固定します。

5の工程の木材を6の下穴を使い丸棒を電動ドライバーで固定します。

それぞれ組み立てた木材を蝶番で固定したら完成です。

 

いづみさんは下の支えに板を通して、物を置けるようにするアイデアも紹介しています。そうすることでバッグを置くことができたり、使わない靴を置いたりしてディスプレイのように楽しむこともできますね。

 

部屋の雰囲気に合わせて好みの色にペイントしても素敵です。自分好みにアレンジできるのがDIYならではの魅力ですよね。 

 

 

おわりに

隙間を上手く活用した仕切り棚や折りたたみハンガーラックなどのDIY隙間収納アイテムをご紹介しました。インテリアの邪魔をしないおしゃれなデザインでしたね。失敗したって自分で使う物だから大丈夫!思い切って隙間収納のDIYに挑戦してみてくださいね。

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「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。

ウェブサイト: http://pacoma.jp/

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