手軽にイメチェン!収納の目隠しで居心地の良い空間をつくろう

手軽にイメチェン!収納の目隠しで居心地の良い空間をつくろう

部屋でくつろいでいても疲れが取れない、と感じていませんか?落ち着かない環境はストレスとなりますよね。そこで今回は、ほっと一息つける部屋に変えるべく、収納に目隠しするアイデアを紹介します。手軽な部屋のイメチェンで心穏やかに過ごしましょう。

収納を目隠ししてリラックス空間を

部屋が落ち着かない理由は、視覚から入る情報量の多さです。カラフルなインテリアや、数々の日用品が見えていると、脳が常に刺激されている状態となります。体は休めていても脳がリラックスしなければ休息になりません。また、部屋にモノが溢れることでホコリや湿気が溜まりやすく、衛生面でも心配です。雑然とした生活空間は、心身に悪影響を及ぼしかねません。

 

快適に過ごすためには、管理できる量までモノを減らすのが望ましいのです。しかし「面倒」「もったいない」「いつか使う」と、手放すには抵抗がありますよね。かといって無理にすべて捨ててしまうと、殺風景による寂しさからモノが増えるリバウンドも気がかりです。

 

そこで日用品や家具はそのままに、落ち着く空間の作り方があれば知りたくありませんか?

 

ラクに部屋を片付けて心も体もくつろぎたい!

簡単にできるおすすめの整理整頓術が、収納を目隠しする方法です。脳がリラックスできない部屋の原因を隠すことで、雑然としたイメージを改善できますよ。そのために使う物品の多くはホームセンターで揃うため、家具を購入する必要はありません。散らかっているように見えた部分も、少しの工夫で素早くスッキリとした印象に様変わりします。

 

おすすめしたい収納の目隠し方法

ここでは具体的に、収納を目隠しする方法を紹介します。片付けたい場所やモノに合わせた取り入れ方がポイントです。体と心を休める、心地よい空間を目指すためにぜひお試しくださいね。

 

リビング・居室編

【収納棚を隠して統一感を】

取り出しのアクションが少ないオープンタイプの収納棚や三段ボックスは、使い勝手が良いですよね。そのため日用品を置きたくなりますが、生活感がダイレクトに見えてしまいます。

 

実用性と見た目を兼ねるためには『突っ張り棒とカフェカーテン』で棚の見える部分を隠しましょう。収納棚の内側を簡単に隠せるうえに、カーテンの素材や柄によって好きな部屋のイメージに近づけますよ。季節や気分に合わせた模様替えも楽しめますね。

 

【ケーブル・コード類はまとめて目隠し】

どうしても散らばるケーブルやコード類。机や床にそのまま置くと場所が取られるうえに、床のコードに引っかかって転ぶ危険があります。電源タップも存在感が気になります。

 

ケーブルやコードのおすすめの目隠し方法は、左右に取っ手穴がある『プラスチックボックス』に電源タップごとまとめる方法です。片方の取っ手から電源タップのコンセントを出して電源を取り入れ、もう片方の取っ手から必要なケーブルやコードを出しましょう。蓋や布でボックスの上部を隠せば完璧。利便性とスタイリッシュを兼ね備えた収納術です。

 

【デッドスペースで収納をフル活用】

部屋が狭く、今の収納力ではどうしても隠しきれない日用品もありますよね。かといって安易に日用品を手放したら生活が快適ではなくなってしまいます。

 

そこで今一度、部屋のデッドスペースがないかを探してみましょう。たとえばソファの下は活用できませんか?ソファ下の高さに合わせた『プラスチック収納ケース』を用意すれば、目隠しを兼ねた立派な収納です。デッドスペースでの収納は、日用品のストックや季節の衣類など、頻繁に使わないモノの収納に適しています。ぜひ試してみてくださいね。

 

水回り編

【洗濯用品はボックス収納でスッキリ】

洗濯洗剤や洗濯物グッズをラックにそのまま置くと、見た目のまとまりがなく生活感が漂います。実用性とおしゃれを兼ねた目隠し方法を取り入れたいですよね。

 

そこで、書類をまとめる『縦型のファイルボックス』を活用しましょう。収納に必要な個数を設置し、洗濯洗剤や洗濯ネットなど分類して収納します。ファイルボックスにはアイコンシールや名前シールなどで、中身をわかりやすくしてくださいね。生活感を隠しながらも、使い勝手が良くなりますよ。

 

【隙間を使って掃除用具を目隠し収納】

掃除用具は大きさもさまざまで、収納に困りますよね。また、使ってすぐに引き出しやボックスに収納すると、湿気によるカビが心配です。

 

そんなときは、洗濯室や洗面所の隙間に注目しましょう。『吸盤付きフック』や『マグネットタイプのラック』が取り付けられる場所ならば、すぐに目隠し収納が完成しますよ。水回りの掃除一式をフックに引っかけることで、使い勝手良く衛生的に保管できます。ただし、水が滴らない程度に水切りをしてから収納してくださいね。

 

【トイレットペーパーは目隠しをしてからインテリアに】

トイレットペーパーを目につく場所に保管する際、パッケージのままだと生活感が気になりますよね。かといって少ない個数をそのつど購入するのは、あまり現実的ではありません。

 

解決策として、パッケージから出したトイレットペーパーを、好みの『デザインペーパー』でひとつひとつ巻きましょう。ペーパーナプキンでも代用可能です。目隠しによるひと工夫で、収納スペースを増やさずともおしゃれに収納できますよ。視界に入る個数だけ巻いても十分効果的です。

 

 

収納を目隠しするうえでのポイント

収納を目隠しする際の、気をつけたいポイントを確認しましょう。意識することで部屋が過ごしやすく、見た目もおしゃれになりますよ。

 

必要な物品を購入する前はサイズ確認を

インテリアショップやホームセンターで収納グッズを見ると、衝動買いしたくなるときがありますよね。しかし勢いで買っても、設置場所とのサイズが合わなければ使い勝手が良くありません。サイズが合わないインテリアは、視界も落ち着かなくなってしまいます。

 

【収納や目隠し用グッズを買う前のポイント】

なにを収納したいのか

部屋のどこに置きたいのか

部屋のどこを目隠ししたいのか

 

失敗を防ぐために、上記を考えてから買いましょう。冷静な判断により、サイズが合わないといったミスを防げますよ。

 

色や素材の統一で部屋のテーマをまとめる

収納を目隠しするグッズは、部屋のテーマや雰囲気に合わせて揃えましょう。全体の色や素材を統一すると、見た目が落ち着いてリラックスできますよ。あえて反対色や異素材でのポイント使いもおしゃれですが、組み合わせを間違えると違和感を与えかねないので注意しましょう。

 

部屋で使う色は、同系色の3色から4色に留めると心地よい空間を保ちやすくなります。

 

目隠しした場所は意識して掃除しよう

収納を目隠しすると内側が見えず、ホコリや汚れに気づきにくくなります。また、外側から見えない安心感も相まって、掃除を後回しにしかねません。衛生的に心配なので意識して掃除しましょう。

 

近くにハンディモップやウェットティッシュなど、サッと掃除ができるアイテムを設置しておくと、気づいたときにキレイにできますよ。

 

 

おわりに

手軽に取り入れられる収納の目隠し方法により、部屋の雑多な印象が改善されます。空間も広く見えるので、落ち着いた気分で過ごせますね。部屋の生活感をバランスよく隠して、居心地のよい毎日を過ごしましょう。

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