英語学習アプリ「booco」、TOEIC®対策など中級~上級者向けの3コース追加
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株式会社アルクは、英語学習アプリ「booco」を提供中。このたび「booco」に、中級~上級者向けコースとしてTOEIC®Listening & Reading(L&R)テスト対策およびビジネス英語の3つのコースが開講されました。なお同サービスは現在、法人・団体向けに限定して提供しています。
無理なく、無駄のない英語学習
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これまでは、TOEIC®L&Rテスト対策のコースとして、TOEIC® L&Rテスト400点未満の人を対象とした「超入門コース」、同テスト400~500点未満の人を対象とした「500点コース」、450~600点未満の人を対象とした「600点コース」を提供。ビジネス英語を学ぶコースとして、同テスト400点未満の人を対象とした「初級コース」と600点程度の人を対象とした「中級コース」を提供してきました。
新たに開講した3つのコース
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例えばTOEIC® L&Rテスト対策の「700点コース」では、「730点超の人は正解しているのに、600点前後の人は正解できない問題」や「730点を目標とする受験者が知っておくべき語句」などを学べる『改訂版 究極のビジネス英語リスニング Vol.3』などの書籍が採用されているようです。
「シャドーイング」と「速読」も
また、今回開講された3コースには「HARDモード」を搭載。英語を細部まで聞き取る力とスピーキング力を鍛える「シャドーイング」とリーディング力を鍛える「速読」で高い学習効果が期待できるといいます。
「シャドーイング」機能では、お手本音声の再生と、学習者の発話音声の録音が同時にでき、すぐに学習のフィードバックを確認可能。シャドーイングの評価には、アイード社が提供する英語スピーキング評価AI「CHIVOX」を採用し、「発音」「流暢さ」などさまざまな観点で学習者のスピーキングを評価します。また、AIの判定により正確に発話できなかった単語は英語のスクリプト上に赤色で表示されるので、弱点を視覚的に捉えることができるのもポイントでしょう。
「速読」機能では、リーディング力を高めることを目指して、あらかじめ決められた制限時間内に、ニュースやTOEIC問題の長文を読み、内容理解問題を解くという学習をします。「限られた時間内での内容理解力」を鍛えるため、各問題に設定された1分間に読む単語数(WPM)に合わせて英文が自動スクロールしたり、制限時間終了間近になると画面が赤くなったりするなど、「読む速度」を意識させる仕組みを搭載しているとのことです。
(文・Higuchi)
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