鈴木梨央『映画おしりたんてい スフーレ島のひみつ』でおてんば娘役に 「成長していく彼女の姿を感じてください」
見た目はおしり、推理はエクセレントな名探偵「おしりたんてい」が活躍する映画の第3作、『映画おしりたんてい スフーレ島のひみつ』が全国公開となります。本作に登場するおてんば娘のルル役を、人気俳優の鈴木梨央さんが好演しています。大人気シリーズの映画版へ参加した感想や、ルル役の感想、名探偵おしりたんていの魅力まで、この夏、映画が観たくなるようなお話をうかがいました。
■公式サイト:https://www.toei-mangamatsuri.jp/ [リンク]
●大人気シリーズの映画版ということで、出演が決まった時はいかがでしたか?
「おしりたんてい」という作品にわたしも携わることができるといううれしさと同時に、6歳くらいの頃に絵本を読んでいたので、すごく懐かしい気持ちにもなりました。当時は、まさか自分が「おしりたんてい」の世界に入れるなんて、夢にも思っていなかったので、すごくうれしかったです。
●今回声優として参加されて、改めて「おしりたいんてい」の魅力に気づきましたか?
主人公であるおしりたんていが相手に寄り添う気持ちが本当に素敵で、魅力的だなと思いました。小さい子でも記憶や印象に残るキャラクターの個性やインパクトをはじめ、ドキドキハラハラしますし、ユーモアもたっぷりですよね。おしりたんていがブラウンとともにいろいろと事件を解決していくところも魅力的です。
●おてんば娘のルルを演じられたわけですが、注目ポイントはどこでしょうか?
ルルちゃんは天真爛漫で活発な女の子で、本当に周囲にいる人たちを明るくできる子なんです。でも、陰では一生懸命努力している、そういう部分も観ていただきたいですね。あとはルルが間違った方向に行きそうになっても、みんなが正しい道に導いてくれて、成長していく彼女の姿を感じていただけたらと思います。
●鈴木さん自身、何か学びや発見はありましたか?
今回、アフレコをとおして、いろいろな人たちの見守ってくれる支えがあることを忘れてはいけないと改めて感じることができ、ルルとともに学べた部分なのかなと思いました。
●学びを経て成長するきっかけになったと思いますが、理想の自分、理想の将来像はありますか?
大きな役をつかみ取りたいのではなく、ひとつの作品でいかに自分が少しでも形を残せるかということを考えているんです。そのひとつひとつの作品で、いろいろな役をやらせてもらって、その作品を何かの形で観てくださる人の印象に残るようなお芝居をしたいと、いつも思っています。
●とても素敵な考え方ですね。
ひとりでも多くの方にこの作品は素敵だなと思ってもらえるようなお芝居をしたいなとずっと思っていて、そういう気持ちは小さい時から変わらず、大人になっても変わらず持ち続けています。これからもその気持ちは持ち続けていようと思っています。
●最後に映画を待っているファンの方々へメッセージをお願いいたします!
ルルがこの作品で学んだように、結果だけでなくひとつひとつの積み重ねだったり、たとえ失敗したあとでも、そのあとどういう行動をするのかが大事だとわたし自身も思いました。先ほども言ったのですが、それこそルルがちょっと違った道に行き始めた時に、周囲の支えで正しい方向に気付いていく。周りの人の支えがあることや、そういう時のルルの気持ちをみなさんにも感じてほしいです。なによりルル自身は魅力的なので、彼女のかわいらしくて天真爛漫なキャラクターにも注目してください!
■ストーリー
8月13日(金)より、『映画おしりたんてい スフーレ島のひみつ/深海のサバイバル!』が公開!
「おしりたんてい」とは
トロル作・絵の児童書で2012年よりポプラ社から刊行され、2021年8月現在、絵本7作、読み物11作、アニメコミック8作がある。シリーズ累計900万部を超える大ヒットシリーズで、幼児から小学校低学年の男女を中心に爆発的人気を得ている。
2018年12月にはNHK E テレでテレビアニメ放送がレギュラー化。見た目はおしりでも、推理はエクセレントな名探偵「おしりたんてい」がププッと事件を解決していく謎解き物語。「フーム、においますね。」が口グセで、助手のブラウンとともに難事件を解決する。インパクトのある見た目と紳士なふるまい、そして犯人をおいつめる「必殺技」で子どもたちに大人気。
『映画おしりたんてい スフーレ島のひみつ』
原作:トロル「おしりたんてい」シリーズ(ポプラ社)
監督:座古明史
脚本:高橋ナツコ 脚本協力:成田順
音楽:高木洋
制作:東映アニメーション
声の出演
三瓶由布子 齋藤彩夏 杉村憲司 池田鉄洋 小西克幸 中村まこと 櫻井孝宏 渡辺いっけい
鈴木梨央 千葉繁 神谷浩史 神谷明
(C) Troll/POPLAR
(C) 2021東映まんがまつり製作委員会
(執筆者: ときたたかし)
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