スタジオジブリ・宮崎駿氏のポルノ観がTwitterで話題に
(何だかこのHPもそういう目で観ると意味深に思えます)
http://www.ghibli-museum.jp/
ツイートは突然に
今や日本有数のクリエイターである宮崎駿氏が発言したとされる、ポルノについての言及が激しいとネットで話題になっております。元ネタはこの佐倉大(北久保弘之)氏のツイート。
ダディ宮崎監督から「何でビデ倫を通る様なポルノを創る ⁉ 観た人間が子女凌辱に走り販売出来なくて地下でブルーフィルムの上映会を開かざるを得ない作品を創ってこそのポルノだろうが ‼ 」と、商業作品を全く無視した言いがかりに近い説教をされる #エロアニメ出身演出家あるある
https://twitter.com/LawofGreen/status/315468710838145024
強烈ですね。
発言に信ぴょう性は?
本当かどうかは本人たちのみぞ知り得るとはいえ、本当に言ったのか、もしくは、言い得るのかについて、検証してみたいと思います。
まず、この発言をした北久保弘之氏について。
彼はアニメーターで、代表作は『機動戦士ガンダム』(動画)や『ジョジョの奇妙な冒険』(監督など)、『Blood the last vampire』(監督)などです。
ちなみに、今テレビ放送中の『ジョジョの奇妙な冒険』とは違います。OVA版です。
すなわち、氏はアニメ畑の中でもしっかりとした実績をお持ち。
宮崎駿氏とコンタクトをとる機会は大いにありえます。
また、その後、@J_Agent氏に「なにこれ?ホントの話?」とツイートされると、
@J_Agent 実話です。庵野秀明氏が同席してますので、証人付きです。
https://twitter.com/LawofGreen/status/315485461030260736
とツイート。
庵野秀明氏を持ち出されるとさらに信ぴょう性が高まるような…。
庵野秀明氏は昨年の『特撮展』で、宮崎アニメの『巨神兵』が登場する映画を作っていたくらいですからねぇ。
宮崎駿氏との交流は間違いないセンではあるのですが…。
過去にも宮崎駿氏についてのツイートしてます
思い返せば2年ほど前、氏は宮崎アニメについて辛辣なツイートをしていました。
北久保です。最も問われなければならないのはアニメーション監督としてでは無く、一人の人間としての倫理観です。プロデューサーである鈴木敏夫氏(彼は彼で、相当な問題者ですが)が、如何にジブリの後継者を作ろうとしても、ずぶの素人である宮崎 吾郎氏の監督指名を事実上許可した事です。続く。
事実上、完全な素人である吾郎氏の監督指名に関して「俺は認めていない」と公言している宮崎 駿が、一枚とは言えストーリーボードを描いている事。日本の映画興業収益を更新して来たジブリファン、宮崎 駿ファンに取っては同じ「宮崎アニメ」であり、本来、力づくでも止める責任は宮崎 駿に有る事。
しかも、原作が「ゲド戦記」である事(風の谷のナウシカに登場するユパのモデルがゲドである事は余にも有名)。さて、これだけの情報ダケから宮崎 駿の行動原理を類推すると、導き出せる心理は2パターンです。1:我が子可愛さから、これ迄応援してくれた宮崎ファンを見殺しにする「超」親バカ。
2:当然の如く出来上がる失敗作を観て「やっぱり俺がやるしか無いか」という、何回目かになる引退撤回に繋げる自分のモチベーションアップに我が子もファンも生贄にする人非人。わざわざNHKがドキュメンタリーを撮っている事を知りながら試写途中で席を立ち(カメラ回ってる中)続く。
togetter参照(http://togetter.com/li/52546)
この発言は、確か『借りぐらしのアリエッティ』がまだ劇場でやっていた時分でした。
『借りぐらしのアリエッティ』の前のジブリ映画が問題の『ゲド戦記』、宮崎駿氏の息子である宮崎吾朗氏が監督を務めた作品です。
宮崎吾朗氏は、『ゲド戦記』の企画段階ではジブリ美術館の館長でありましたが、映画監督としての実績は皆無。ところが紆余曲折を経て、傍からだと「宮崎駿の息子だから」以外に納得できる理由がないままに彼は監督に起用されたのです。
そりゃあ、アニメの現場で修行を積み、実力で監督まで上り詰めた北久保弘之氏としては面白くなかったでしょうね。
真相は藪の中にアリエッティ
とはいえ、言った証拠があるわけではありません。
上記のとおり、北久保弘之氏はダディ宮崎氏とサン宮崎氏に好感を持っているわけでも無さそうですから、多少の誇張があるやもしれません。
何よりTwitterですからね。つぶやきに過ぎないと考えたほうが良さそうです。
でもこの言葉。何か不思議な重みがあると思いませんか?けして実現してはならないとは思いますが。
「何でビデ倫を通る様なポルノを創る ⁉ 観た人間が子女凌辱に走り販売出来なくて地下でブルーフィルムの上映会を開かざるを得ない作品を創ってこそのポルノだろうが ‼ 」
※この記事はガジェ通ウェブライターの「写楽斎ジョニー」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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