こんな使い方ができるなんて!すのこ活用しておしゃれDIY
ホームセンターでも気軽に買えるすのこ。通気性の良さからクローゼットや玄関で「物をのせる」使い方が多いのではないでしょうか?でもすのこはただ物をのせるだけではもったいないくらい、さまざまな活用法があるんです。すのこを活用して暮らしを快適にしませんか?
Rさん(@r____stagrams)
いまの暮らしをもっと便利にするアイデアを投稿して人気を集めるインスタグラマー。分かりやすいアイテム紹介と真似したくなるおしゃれなインテリアで注目を集めています。
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すのこはDIYにぴったりの優秀アイテム
ホームセンターで簡単に手に入れることができるすのこ。比較的安価で購入できるのでいろいろなシーンで気軽に使えますよね。そんなすのこは軽くて丈夫で、DIYにはぴったりのアイテムなのを知っていますか?いくつかのすのこを組み合わせるだけでも、とてもすてきな家具や収納ツールが作れると人気を集めているんですよ。
すのこにはいくつかの木材の種類があります。どの木材も湿気に強いといった面では同じなのですが、それぞれの特徴があるので、使用する場所やシーンに合わせて、どの木材のすのこを使うか参考にしてみてくださいね。
杉
杉の特徴は「軽くて柔らかく安価」なことです。杉は日本で1番多く栽培されているため、ほかの木材と比べて安価で購入できるのが最大のメリット。また、軽くて柔らかい木材のため加工しやすくDIYにも向いています。どの木材にするか迷ったときは杉を選べば間違いないのではないでしょうか。
桐
桐の特徴は「とても軽く湿気に強い」ことです。桐の最大のメリットはその軽さ!杉と比べてもその軽さは群を抜いています。力のない女性でも扱いやすいので安心ですね。湿気にも非常に強いのでキッチンや洗面所など湿気が多くたまる場所に置くのにぴったりの木材です。
檜
檜の特徴は「水に強くて強度が高く防虫効果があるが高価」なことです。檜といえば高価なことで有名ですよね。ほかの木材と比べると手を出しにくく感じるかもしれませんが、優れた特徴を併せ持っているんです。檜は浴槽にも使われるくらい水に強い木材で、強度もあり防虫効果もあることから、ベランダなどの屋外での使用に向いています。防虫効果のある香りも私たちにとっては癒しの香りですよね。湿気の溜まりがちな玄関に置くのもいいかもしれません。ドアを開けるたびに檜の香りがふわっと広がるなんてすてきだと思いませんか?
パイン材
パイン材は松の木のことですが、その特徴は「柔らかく加工がしやすい」ことです。その柔らかさから、とても肌触りがよく人気の木材です。またいくつかの木をギュッと集めたような模様をしているので、色を塗ったりせずそのまま使用してもナチュラルな雰囲気でおしゃれに見えるのも嬉しいポイントです。
いかがですか?ひと言にすのこと言ってもこれだけ木材の性質によって異なる特徴を持つとは驚きですよね。色や模様、香りで好きなものを選ぶのも楽しいかもしれません。一度ホームセンターなどで実際に見比べてみてくださいね。
シンプルだからこそ使いやすい!すのこキッチンラック
RさんのInstagramにはすのこを使ったDIYアイテムがいくつか投稿されているのですが、そのどれもがおしゃれで、思わず真似したくなってしまいます。DIY初心者でも挑戦しやすいすのこアイテムの作り方をRさんに教えていただきました。
限られた狭い空間にたくさんのものがぎゅっと詰まったキッチンでもすのこが大活躍してくれるんです。Rさんの自宅では冷蔵庫の側面にすのこを使ったキッチンツールを作って収納スペースを増やしています。デッドスペースになりがちな冷蔵庫の側面をうまく使うことができたら嬉しいですよね。
材料
40cm×25cmのすのこ 4枚
マグネットフック 8個
木工用丸棒 1本
ロープフック
はてなフック
S字フック
お好みの塗料
木工用ボンド
作り方
すのこを横に2枚、縦に2枚並べ長方形にし、それぞれを木工用ボンドで貼り付けます。
お好みの塗料で色付けしてください。Rさんのように何も塗らなくてもナチュラルな雰囲気に仕上がってすてきですよ。
ボンドが完全に乾いたら、すのこ1枚につきマグネットフック2個で冷蔵庫に固定します。(4枚が隙間なく並ぶように調整しながらマグネットフックをつけてくださいね)
丸棒の長さを考慮して、すのこにロープフックを取り付けます。丸棒の両サイドに5cmほど残る位置に取り付けてくださいね。
丸棒にS字フックを引っ掛けて、4.で取り付けたロープフックにのせます。
収納したいキッチンツールの数や長さに合わせて好きな位置にはてなフックを取り付けて完成です。
よく使うキッチンツールに合わせてカスタムが可能なすのこキッチンラック。収納力が抜群で、見せる収納としてもおしゃれですよね。キッチンだけでなく、洗面スペースやメイクスペースにもぴったりです。
採寸不要で作れるすのこサイドテーブル
リビングで、寝室で、ちょっとしたサイドテーブルがあればいいのにな、と考えることありますよね。そんな時、既製品のサイドテーブルを購入するのはちょっと待ってください。せっかくならDIYでオリジナリティあふれるサイドテーブルを作りませんか?
RさんはすのこだけですっごくおしゃれなサイドテーブルをDIYしちゃったんです!既製品を購入するより大幅にコストが抑えられるだけでなく、お好みの色にペイントすることもできるので、部屋のアクセントにしたりとインテリアとして楽しむこともできちゃいます。
すのこサイドテーブルのいいところはおしゃれな見た目だけじゃないんです。サイドテーブルとしてだけでなく、中に雑誌などの雑貨を入れて収納ボックスとしても活躍してくれます。下にキャスターを取り付けることで移動もしやすく、日々のお掃除も楽になりますよ。
材料
50cm×33cmのすのこ 3枚
37cm×33cmのすのこ 2枚
キャスター 4個
お好みの塗料
ドライバー
ペンチ
モクネジ
作り方
大きいサイズのすのこを3枚使ってコの字に組み立てていきます。(すのこ板と、すのこのゲタ部分が接する位置にモクネジを止めてください)
小さいサイズのすのこ2枚を、すのこ板とゲタ部分に分解していきます。
すのこ板とゲタ部分にマイナスドライバーなどを差し込んで、ゆっくりとはがしてください。釘が残った場合にはペンチで取り除いてくださいね。
分解したすのこ板をコの字の両方の側面に固定していきます。(1.と同様にコの字のゲタ部分とすのこ板を止めてください)
お好みの塗料で色付けしてください。何も塗らなくてもナチュラルな雰囲気に仕上がってすてきですよ。
最後にキャスターを取り付けます。コの字のサイド面のどちらかにキャスターを取り付けてください。
ポイント
ゲタとはすのこ板を連結している木材部分のことです。
すのこを使用することで面倒なやすりがけや、ノコギリでカットする行程なくサクサクと作ることができるので作業時間がグッと短く済むのが嬉しいですよね。完成したサイドテーブルはすのこから作られていると思えないほどおしゃれで、部屋のいいアクセントになってくれること間違いなしです!
おわりに
ホームセンターで手軽に購入できるすのこの活用法をご紹介しました。特別な工具などを使わず、初心者でもチャレンジしやすいDIYでしたね。すのこを使って暮らしをより快適にレベルアップしてくださいね。
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