スマホに話しかけるだけで玄関ドアの開閉が可能に! LIXIL提供の「DOAC」に新機能
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株式会社LIXILは、自宅の玄関ドアを魔法のように簡単に「自動ドア」へ変えられる電動オープナーシステム「DOAC」に、スマートフォンやApple Watchでのタップ操作、音声操作にも対応する新機能を追加し、2021年9月1日より全国で発売します。
リモコンのボタンひとつで解錠できる
LIXILが展開する電動オープナーシステム「DOAC」は、さまざまなメーカーの玄関ドアへ簡単に後付けできるバリアフリー製品。リモコンのボタンひとつで鍵の施錠・解錠はもちろん自動開閉まで可能になるというスグレモノ。
リモコンがなくても、ドアを軽く動かすだけで開閉を自動的に行なってくれる「オートアシスト機能」もついています。例えば赤ちゃんを抱っこしていたり、たくさんの荷物を持っていて両手がふさがっている時なんかは大助かりですよね。
同社によると「2020年9月の発売以降、身体が不自由な障がい者や高齢者がいるご家庭、感染症対策としてタッチレスで玄関ドアを操作したいといったニーズの高まりを受けて多くの方にご愛用頂いています」とのこと。
「魔法の呪文を唱える」ような体験に
そしてこの度、「誰もが快適に暮らせるインクルーシブな世界」を目指して、「DOAC」がアップデートされました。同社は「魔法のようなハンズフリー体験」と表現しており、「『ひらけ、ゴマ!』と魔法の呪文を唱えるように、『ドアック、開けて』『ドアック、閉めて』とお手持ちのiPhoneやApple Watchに話しかけるだけで、鍵の解錠・施錠から玄関ドアの自動開閉まで操作」が可能に。
既にDOACを使用中のユーザーも、今回発売するBluetoothレシーバーを追加すれば、従来のリモコン操作に加えて、スマートフォンやApple Watchでのタップ操作、音声操作で玄関ドアの開閉ができるようになるそう。
万が一のケースを徹底的に考えた「フェール設計」を採用し、車椅子やご高齢の方でも安心して使えます。これは、住宅関連の専門企業ともいえるLIXILだからこそ提供できるソリューンションといえるでしょう。同社担当者は「LIXILでは今後も、「DOAC」の普及を通じて、誰もが願う豊かで快適な住まいの実現に向けて貢献していきます」と話しています。
(文・Takeuchi)
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