<ライブレポート>サンボマスターが5都市めぐるホールツアーを栃木県からスタート

<ライブレポート>サンボマスターが5都市めぐるホールツアーを栃木県からスタート

 サンボマスターが6月11日、東京・千葉・栃木・大阪・愛知の5都市をめぐるホールツアー【サンボマスター 真 感謝祭 ~ホール&レスポンス~】を小山市立文化センター・大ホール(栃木県)からスタートした。

 感染防止ガイドラインを遵守しソーシャルディスタンスを保ったうえで、多くの人にライブを届けたいという思いから行われた今回のツアー。バンドにとってもホールツアーは初の試みとなる。

 ライブは昨年発表された「忘れないで 忘れないで」からスタート。感染予防対策により声を出せない中ではあるが、あっという間に会場のボルテージが高まっていく。大音量のライブを待ちわびていたバンドと観客が、その思いを楽曲ごとに確かめ合うようにライブは進んでいく。

 序盤のハイライトは「まさか朝の情報番組のテーマを担当することになるなんてバンドやり始めた当時は思ってもみなかった」と新曲「ヒューマニティ!」を披露。楽曲のもつメッセージ性をしっかりと受け止めながらバンドが紡ぎだす一音一音をかみしめるようにフロアは揺れた。さらに19年末に障がい者スポーツ普及啓発映像『Be The HERO』のために書き下ろした楽曲「その景色を」も披露すると、立て続けての新曲披露に会場は大きく沸いた。

 栃木県といえばベース近藤洋一の生まれ故郷ということで、ふるさとエピソードも交えながら、その後も最新楽曲を中心にライブを展開。「花束」では、声を出せない状況下での奇跡的な観客とバンドのコール&レスポンスが行われ、どんな状況下でもロックを鳴らすサンボマスターの面目躍如の一夜となった。

 ぎっちりと詰まったライブハウスでの圧倒的な重量感のライブももちろん魅力だが、ホールだからこそ改めて体感できるサンボマスターの歌心と大音量サウンドに酔いしれた一夜であった。

 サンボマスターは今後も同ツアーを敢行していく。

photos by 浜野カズシ

◎ツアー情報
【サンボマスター 真 感謝祭 ~ホール&レスポンス~】
6月11日(金)小山市立文化センター・大ホール(栃木県)
6月13日(日)千葉県文化会館(千葉県)
6月18日(金)中野サンプラザ(東京都)
6月26日(土)名古屋市公会堂(愛知県)
7月24日(土)大阪城音楽堂(大阪府)

関連記事リンク(外部サイト)

サンボマスター、TBS『ラヴィット!』テーマソング「ヒューマニティ!」6月リリース
サンボマスター、5都市を巡るホールツアー開催
サンボマスター、“原点に戻った感じ”の配信ライブ【ラブ フロム サンボマスター at 横浜アリーナ】全22曲熱唱

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. <ライブレポート>サンボマスターが5都市めぐるホールツアーを栃木県からスタート

Billboard JAPAN

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!

ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。