BBQメニューはこれで決まり!事前準備のポイントも紹介

BBQメニューはこれで決まり!事前準備のポイントも紹介

BBQといえばメニューが肝心。食材の調達や調理方法により、楽しみ方も多岐にわたります。しかし事前準備や素材の選び方がわからずに悩んではいませんか?今回はBBQを楽しむための準備や具体的なメニュー、自宅でのBBQにおける注意点を紹介します。

BBQは食材の事前準備で効率的に

 

BBQはコンロ・調理器具・使用物品を配置後にようやく食材を焼き始めます。焼くまでに意外と時間を使うため、手際が悪いと空腹状態で1時間が経過している場合も珍しくありません。そこでカギとなるのが事前準備。時間を効率的に使えれば、スムーズで快適なBBQとなるでしょう。

 

 

BBQで使用する物品のチェック

前日までに使用物品の破損や紛失がないかを確認しておきましょう。特に当日の買い替え、代用が難しいものはチェックが必要。また、事前に物品を把握しておくと設営もスムーズです。調理器具や調味料の確認も忘れずに。

 

 

食材は前日までに調達

BBQは食材や飲み物の調達量が多くなるため、どうしても買い忘れが発生しがちです。当日は忘れたものを買い足す予備日にすると慌てずにすみますね。

 

 

肉や野菜は下準備しておく

肉はカットして下味を付け、事前にジップロックに入れましょう。野菜も洗っておくとすぐに使用可能。BBQ開始後に食材を焼くだけ・食べるだけの状態が理想です。下準備の際に生ゴミの多くを処分できるので、当日の後片付けの負担が少なくなります。

 

 

定番!肉・魚介類・野菜のBBQおすすめメニュー

 

BBQといえば肉、といっても過言ではありません。晴天の下で美味しい肉を食べられると思うと心が踊りますよね。ここでは用意する肉の量や種類についてまとめました。

 

おおよその目安として1人あたりの肉の量は、男性300g、女性と子どもが200gです。小さな子ども用にウインナーやベーコンなど、食べやすい食材を用意するのもよいですね。量が少ないと物足りないBBQとなってしまうので、家族の人数や子どもの年齢などを考慮して購入しましょう。

 

 

牛肉はサーロインやリブロース

厚切りのサーロインやリブロースはBBQにピッタリです。焼き網や鉄板で豪快に焼き上げると雰囲気満点。子どもは肉が大きいと食べにくい場合があるので、火が通ったら小さくカットしてくださいね。

 

豚肉はスペアリブやヒレ肉

BBQの王道といえばスペアリブやバラ肉。スペアリブは前日からタレに漬け込むと味が染み込み、当日は焼くだけ。骨付き肉は豪快にかぶりつくスタイルで。柔らかいヒレ肉は贅沢に厚切りで焼き上げましょう。

 

鶏肉は串焼きやタンドリーチキン

モモ肉は串焼き、むね肉は前日から漬け込んだタンドリーチキンがおすすめ。ヘルシーで柔らかいので、子どもでも食べやすい食材です。事前に包丁を入れて厚みを均一にすると焼き上がりのムラを防げます。外側はパリッ。中はジューシーに仕上げましょう。

 

 

魚介類

自宅のキッチンでは炭火焼きの海鮮料理はなかなか味わえませんよね。炭火の遠赤外線でじっくり火を通す海鮮メニューは絶品。シンプルに焼いて素材のうま味を活かすだけでも十分美味しいですが、少ない調味料で凝った料理が完成するのも海鮮料理の魅力です。

 

ここではBBQでも簡単に作れる海鮮メニューを紹介します。魚介類は生物で痛みやすいので、鮮度に注意しましょう。

 

 

海鮮のホイル焼き

どの種類の魚介類でもOK。濃いめの下味をつけた魚であれば焼く前の味付けはシンプルで構いません。きのこなどと一緒に調理すると、よりうま味がUPします。

 

アヒージョ

エビ・イカ・ホタテなど魚介類を、ニンニクの香りをつけたオリーブオイルで煮込む料理。スキレットがなくてもアルミ容器で代用可能です。魚介のうま味が溶けだしたオイルにパンをつけて食べると美味。

 

アクアパッツァ

内蔵を取り除いた白身魚を白ワインやトマト、水で煮込む料理。魚が丸々1匹入るダッチオーブンがあればBBQコンロでも調理可能。鯛に限らず他の白身魚でもOKです。

 

 

野菜

丸ごと焼ける野菜や下処理が簡単なものがおすすめです。火が通りにくい野菜は事前に小さく切ったり下茹でしたり、焼く手前までの下ごしらえでスムーズなBBQがたのしめます。

 

丸ごと焼けるおすすめの野菜

しいたけ(いしづきを取るのみ)

エリンギ(斜め切りでもOK)

ピーマン(オリーブオイルを塗って焼く)

アスパラガス(下半分はピーラーなどで皮をむく)

とうもろこし(皮つきの下茹でがおすすめ)

ナス(破裂防止にて2~3箇所穴をあける)

ししとう(へたも丸ごと焼く)

ミニトマト(串焼きの間に入れてもOK)

 


ホイル焼きでのおすすめ野菜

アルミホイルやアルミ容器を使用してくださいね。味付けはお好みで塩・コショウ・醤油など。

さつまいも(濡らした新聞紙のうえからアルミホイルでくるむ。炭火に直接投入)

玉ねぎ(十字に切って味付けを。焦げやすいのでアルミホイルは二重が無難)

にんにく(皮を向いて1片にしてからアルミホイルで包んで焼く)

 

 

箸休めに!前菜・炭水化物・果物のBBQおすすめメニュー

 

肉ばかりだと味が単調となり、特に子どもは飽きてしまう可能性があります。そこで忘れてならないのが前菜や炭水化物、果物。ここではメイン食材以外で楽しめるメニューを紹介します。

 

 

前菜

BBQではコンロの準備や火おこしなどで、焼き始めるまで時間がかかります。それまでにサッと作れるメニューがあると心強いですね。火を使わない前菜にすれば、事前に準備も可能です。

 

野菜スティック(お好みの野菜で。ディップもあると味に飽きない)

パーティサラダ(水分の出にくい野菜やゆで卵、ベーコンなどで豪華に)

きゅうりの漬物(前日に漬け込む。キャベツでも可)

 

 

炭水化物

肉や海鮮がメインのBBQでも、次第に炭水化物が食べたくなりますよね。炭火の効果で美味しさが増すので、ぜひ用意されることをおすすめします。

 

焼きおにぎり(濃いの味付けがおすすめ。固めに握って焼く)

焼きそば(鉄板を使い、持ち寄った具材と合わせて)

食パン(焦げやすいので目を離さずに)

 

 

果物

果物は火を通すことで酸味が抜け、甘みが引き立ちます。そのまま焼いても十分美味しいのですが、グラニュー糖やアイスクリームと合わせればいつもと一味違うデザートとなりますね。子どももきっと喜ぶでしょう。

 

りんご(ホイル焼きで。火力が弱まった炭火に直接投入し、じっくり焼く)

バナナ(皮ごと焼く。熱により甘みが増す)

パイナップル(皮と芯は取り除いて焼く。肉と合わせてもOK)

 

 

自宅BBQの注意点

 

新型コロナウイルスの影響で、自宅でBBQを楽しむ方も増えたと思います。しかし気になるのは近隣とのトラブル。キャンプ場とは異なる環境として考慮しなければ、近所迷惑となりかねません。そうした事態を避けるために、自宅でBBQを楽しむ際の注意点もまとめました。

 

時間や声量に配慮する

夜遅くのBBQは近隣住民への迷惑となるので避けましょう。周辺も静まる夜の時間帯は、普段気にかけないような物音・声量でも遠くまで通ります。

 

特に飲酒時はついつい声が大きくなる傾向。自分では騒いでいないつもりでも、周囲からはうるさく感じてしまうものです。

 

 

火の扱いに注意

場所は限らずBBQは火を扱うので、火事を発生させないよう細心の注意を払いましょう。火の周囲に燃えやすい物品を置かないことが重要です。

 

炭の燃え残りも火事の原因となります。短時間で安全に炭処理が可能な火消し壺がおすすめです。

 

 

炭や調理のにおいは残りやすい

BBQにおいて煙や炭のにおいは衣類などに付着するとなかなか取れません。そのため日中は近隣住宅で外干しされている洗濯物への配慮が必要です。

 

BBQのおすすめの時間帯は、洗濯物が取りこまれている可能性が高い夕方。トラブルを避けるため、事前にご近所へ挨拶されるとベストですね。

 

 

おわりに

BBQでは炭火で食材を焼くだけでも十分美味しいのですが、下ごしらえや調理法により幅広いメニューが楽しめるのも醍醐味ですね。自宅でBBQを実施する場合は、マナーを守って満喫しましょう。

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