屋外収納でDIY!選び方のおすすめポイントと収納術

屋外収納でDIY!選び方のおすすめポイントと収納術

ガーデニング道具をどこに置こうか、キャンプ道具をどこにしまおうかなどガーデニング道具やアウトドアグッズの置き場に困った時、屋外に収納があったらそのまましまえて便利ですよね。そこで今回は、屋外収納の選び方のポイントと収納術を紹介いたします。

屋外収納のサイズ選びと注意点

庭の大きさや設置場所によっても異なりますが、屋外収納はベランダ収納に比べると比較的広いスペースの収納場所がとられるため、「コンパクト な収納」がベランダ収納だとしたら、屋外収納は「スペースに合わせた収納」がサイズ選びのポイントです。

 

ただ最近は玄関脇などに置けて持ち運びにも便利な、場所を択ばないコンパクトなボックスタイプも人気です。

 

屋外収納のサイズ選びは必ず何を収納するのに使うのかをよく考えて、収納するものの大きさにあわせて購入したり、DIYするのがおすすめです。

 

とりあえず大きな収納ができるものとして収納サイズを選ぶと、スペースを無駄にしてしまうだけではなく、屋外インテリアの邪魔になってしまうこともあります。

 

屋外収納は、比較的大きな収納になりやすいので、設置後、後悔しないようにサイズ選びは慎重ぐらいが良いでしょう。DIYでの設置の場合には、作業スペースも必ず考慮して、周囲の空間に余裕をもたせた状態で屋外収納のサイズを決めましょう。

 

屋外収納の注意点として屋外収納を設置する際に、基礎を作ってから設置すると固定資産税がかかるため、必ず確認してから設置するようにしましょう。

 

また、大きな屋外収納の場合、通路の確保や出入口付近に物を置かないなど使い勝手のいい工夫をして、「開かずの屋外収納」にならないようにしましょう。

また、屋外収納は雨風にさらされることが多く、夏は湿気にも注意が必要です。DIYの際にも防水加工を忘れずに頭に入れて置くことが大切です。木製の屋外収納でも防水加工をしていないと、木が腐りやすかったり壊れやすくなったりすることも多く、メンテナンスに時間も費用も労力もかかってしまいます。撥水加工があるとさらに掃除も簡単です。

 

また雨風ということで考えると、密閉具合も注意すべき点です。金属製は密閉がしっかりしているので、雨などで中がびしょ濡れにならないばかりか、砂やホコリの侵入も防げます。

 

 

屋外収納は何を収納?

屋外収納するものは、屋外で使うものを置いておくのがおすすめポイントです。

 

屋外で置くべきもの

屋外収納に屋内で使うものを置いておくと動線が長くて、屋外収納までとりに行くのが面倒になり、結局屋外収納に戻さず、収納が無駄になってしまいます。このようなことが起きないように、できるだけ庭や玄関先で使うようなものをえらびましょう。

次に屋外収納で収納すると便利なおすすめを3つに分けて紹介します。

 

1 DIY工具

外で使う割合が多く、庭でDIYする際に屋外収納に工具があると、家の中にとりに行かなくてもすぐ使えるので便利です。いざ使おうと思った時に使う工具が近くになければメンテナンスが滞る恐れさえあるのです。

 

2 ガーデニング用具やアウトドアグッズ

動線も短く、汚れても家の中に持ち込まずに済むのも屋外収納の良いポイントです。特にガーデニングのあとは、土やホコリが付いているので屋外に収納すべきものとしては最適でしょう。アウトドアグッズも外で遊んだ後の収納なので、できたら外の収納が良いでしょう。

 

3 タイヤの保管

タイヤの保管は最適で、タイヤの汚れは簡単には落ちないし、タイヤ自体も重いので屋内に収納するのが困難なモノの1つです。屋外収納をすれば雨風も防げて、タイヤ交換の時期までキレイな状態を維持できます。

 

屋外収納には普段使う頻度が低いものを選んで収納するものを決めましょう。普段使わないためそこまで動線も気にする必要がありません。

 

逆に屋外収納に不向きなものもあります。家の中で使用頻度の高いものは、動線が長くて不向きです。不便なため生活スタイルに悪影響を及ぼすことにつながるでしょう。

 

他にも不向きなものは、食品・衣類・書類などが該当します。屋外収納には断熱性がないので、夏場は特に食品は腐敗のリスクがあります。

 

衣類や書類が不向きな理由は、結露で湿気がたまりやすくカビが発生しやすいためです。キャンプ用品の寝袋なども布製のため家の中での保管が適切でしょう。

 

 

素材・扉選びのポイントと注意点

屋外収納を選ぶには素材・扉のタイプなどポイントがあります。それぞれについて解説いたします。まず素材ですが、大きく分けて金属製・木製・ポリプロピレン製の3種類があります。

 

金属製

防水・耐久性・強度に優れています。組み立て式が多いのも特徴です。密閉性にも優れていて、デザイン性の高いものもあります。ただし長年の使用で錆びることもあります。錆止めを行うのをおすすめします。

 

木製

庭のガーデニングが趣味の方にとても人気があり、庭の景観を損ないません。温かみもありデザイン性が高く、屋外収納をインテリアとしても使用できます。しかしどうしても劣化が激しく、メンテナンス頻度は高くなります。DIYの際は防水加工処理をしてあるものを忘れずに選びましょう。

 

ポリプロピレン製

プラスチックの一種で、軽くて耐久性にも強度にも優れています。ただし、紫外線に弱いのがデメリットです。劣化やひび割れが起こることもあります。紫外線対策のしたものを選びましょう。

 

次に扉のタイプですが、引き戸・開き戸・シャッタータイプがあります。

 

引き戸タイプ

スリムに屋外収納を使いたい方におすすめです。前方に扉を開け閉めしないので、物の出し入れがスムーズです。2枚扉の場合は、中央のものが取り出しづらいのがデメリットです。

 

開き戸タイプ

全面オープンになり中のものが見やすいのが特徴です。頻繁に出し入れする物を入れておく方には開き戸タイプが良いでしょう。ただし、スペースが少ない場所では、中のものが取り出しづらくなってしまうので注意が必要です。

 

シャッタータイプ

扉スペースの心配がいりません。特に屋外収納の両サイドのスペースがあまりとれない場合に最適です。シャッターの重さ・滑りで使いやすさが変わってくるので注意が必要です。

また、防犯用として鍵付きの錠を忘れずに設置しましょう。屋外収納は外にありますので、盗難などがないとも限りません。鍵付きの錠がついているタイプもありますが、付いていない場合は別売りでの購入をおすすめします。

 

おすすめの屋外収納術

DIYなどで設置した屋外収納も収納が雑になったり、なんでも入れていってしまうと最終的には、開けられない・必要な時に取り出せないという状態になってしまいます。そこで屋外収納のおすすめ収納術を紹介いたします。

 

収納術のポイントはおおきく3つあります。1つ目は中に入れるものの置く場所を決めルール―を作ることです。外で使うようなものを置くのがメインになる場合定位置を決めて、「使ったら元の位置に戻す」というルール1つを必ず守るようにすればごちゃごちゃしたり取り出せない状態にはなりません。

 

2つ目は屋外収納の壁面に棚板やフック掛けを設置して、空間を区切って有効活用することです。中の壁面にDIYで棚を設置したり、フック掛けでつるしたりすることによって置き場所が有効利用できます。

 

タイヤやテントなどの大きなものは直置きして、棚にはガーデニングで使う植木鉢やプランター、手袋などを置き、突っ張り棒にフック掛けしてジョウロ・スコップ・ホウキなどをつるすと見つけやすく、次に使うとき取り出しやすいだけでなく、整理されたキレイな屋外収納になります。

 

棚を高い場所に設置して子供の手が届かない棚で除草剤などの危険物を保管すれば、安全な屋外収納にもなります。

 

3つ目は屋外収納するものを定期的に見直すことです。不要なものがないかを確認し不要なものは処分することも必要です。収納するものばかり増えて、置き場所がなくなってしまうためです。屋外収納はいらないものを置いておく場所ではないので注意が必要です。

 

おわりに

今回は屋外収納選びのおすすめポイントと収納術について紹介いたしました。屋外収納は「どこに保管したらいいか困る」ものを置いておく場所ですが、ルールや収納術がなければ「開かずの屋外収納」となってしまう危険性があります。屋外収納をDIYして素材の防水にも注意しながら、上手に活用してみてください。

 

 

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