ポテチ姉貴退学問題について考える 一体誰が悪いのか

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ポテチ姉貴退学問題について考える 一体誰が悪いのか

ツイッターのトレンドに入ったのが謎のワード「ポテチ姉貴退学に抗議します」。

問題は単純でバカッターの要素とかなり似ています。

・プリクラを高校生3人で撮りました。1人男子、2人女子。
・そのカッコが性的表現でした
・ポテチを食べている女子がいました
・この3人のインスタを浪人生が発見、拡散
・結果、3人退学、通報・拡散により退学になりました(が、ネット情報のみ)
といった流れです。

いやー、高校生が悪ふざけで、しかも自分たちの世界で性的表現(下着とかは露出していない)のはよくある事ではないですかね。いちいち、拡散しなくても良いと思いました。確かに、この女子高生のインスタはではより、性的表現をしている写メがさらにいくつか出てきているようです。

確かにこれは恥ずかしい。が、このご時世、ありますよ。TikTokもミニスカの女子高生がダンスをしている時下着がチラ見するシーンをとらえてタイトルも「右の子ヤバい」とか出していますが、こっちも同様でしょう(踊っている子は何の罪もありません)。

要するに僕は、この「タイトルを付けて投稿する人間」に問題アリだと考えています。

因みに「ポテチ姉貴」は最初の写メでポテチを食べていた姿が写っていたからな訳ですが、バカッターの類だと捉えています。かと言って、イジメの要素もないので学校は処分しにくいのでしょうが、決め手は学校が特定され現在、Wikiでいじられまくっている所です。

学校にも当然、イタズラも含めて抗議の電話が行ったと思われます。高校生の悪ふざけは思春期には誰でもあります。特に、僕は明大中野というバブル後期で渋谷、新宿、六本木で遊んでいた同級生にはかなり知られたヤンチャ高校でしたので、これに似たイタズラは結構ありました。ただ、校則が厳しかったりので退学になった人間も何人かいました。私立ですし、こればかりは致し方がないのかも知れません。

この学校の偏差値を見ると60くらいなので、まあまあ上位の学校だと思われます。
拡散さえされなければ……。今ころ該当高校生3人と親御さんは悔やんでいるか、恨んでいるかと思われます。

インスタやfacebook、ツイッターを見て思うのが意外と個人情報をさらしている人が多い事です。自分の子供。どこで食事しているのか。窓の外の風景、電信柱の住所等々。もちろん車のナンバーなどもっての他です。
これらは特定厨にかかれば一発で判明してしまいます。因みに、僕も「古民家つわ改造して熟女キャバクラ営業」というツイートを発見し、写真を拡大などし電信柱の住所や単語を検索しまくり、そこの熟女キャバクラの場所を特定しました。場所は愛知県だったのですが、車を飛ばして取材してきました。

閑話休題。
ですからSNSに載せる時は「覚悟を持って」アップする事が大事です。「誰にでも知られる」「特定される」「拡散される」。この3つの流れがSNSの基本です。これを止めるには「自分の身内をアップさせない」「食事した日時をずらして投稿」「店の名前を出さない(家の近くならなおさら)」と言った用心が不可欠です。
ポテチ姉貴が退学になったのかは不明で、謹慎あたりで許してあげればいいのにとも思いますが僕の母校明大中野だったら退学だろうな。(文・久田将義)


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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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