「関東全体がイタリアより上」「鳥取だけでモンゴルより大きいの!?」 47都道府県のGDPを各国と比較したデータに海外から驚愕の声

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日本の国内総生産(GDP)は2010年に中華人民共和国に抜かれて世界第3位に転落。2018年の時点では4兆7910億ドルとなっていますが、ジープラスメディアが運営する外国人入居者・投資家・不動産向け英語メディア『REAL ESTATE JAPAN』が、47都道府県のGDFと各国のGDFを比較した記事を掲載。関東(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京県・神奈川県・山梨県・長野県)が約2兆9700億ドル(2016年)で、世界第8位のイタリアのGDPを上回るということに、Facebookなどでは驚きの声が上がっています。

『REAL ESTATE JAPAN』の記事によると東京都のGDPは9760億ドルで、スペイン(1兆419億ドル)より下でオランダ(9137億ドル)より上。中部地方は7916億ドルで、サウジアラビア(7865億ドル)を上回っています。また、近畿地方は7863億ドルでトルコ(7714億ドル)より上になっており、北海道・東北地方が5798億ドルでスゥエーデン(5561億ドル)を超えています。なお、47都道府県で一番少ない鳥取県が174億ドルで、ジャマイカ(151億ドル)やモンゴル(131億ドル)などよりも高くなっています。

これには「関東はブラジルのサンパウロ都市圏の大きさだけど それでもアメリカと同じ広さのブラジルよりもGDPが上なのかよ」「大阪(3644億ドル)だけでフィリピン全体(3309億ドル)より豊か」「鳥取単独でモンゴル全体のGDPより大きいの!?」と比較する声が寄せられていたほか、「さすがは日本」「東京の経済規模は異次元」という反応も多数上がっていました。

各国のデータと都道府県の数値の調査時期にばらつきがあり、1人あたりのGDPを考慮すると一概には言えないようには感じますが、データを比べることが「かなり興味深かった」「単純に面白い」という声も寄せられてみました。いずれにしても、海外からは日本が未だに「豊かな国」という印象が強いことは確かなようです。

If Tokyo were a country…Comparing the GDP of Japan’s 47 Prefectures to International GDPs
https://resources.realestate.co.jp/living/if-tokyo-were-a-country-comparing-the-gdp-of-japans-47-prefectures-to-international-gdps/?fbclid=IwAR1UkAu3BQcISqD1JiVcT2b8o9kf7nVryaKf6kfkF98EYQlQgVwmXTcbNxk [リンク]

※画像はACより

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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