“リモート製作”で完成 映像美が話題の『ラーヤと龍の王国』を作り上げた豪華スタッフたちとは

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『アナと雪の女王』『モアナと伝説の海』のディズニー・アニメーションから、全世界待望の最新作が誕生!“龍の王国”を舞台に繰り広げられる少女ラーヤの戦いと成長を描く壮大なスペクタクル・ファンタジー『ラーヤと龍の王国』が現在公開中です。人と集まることが困難な状況下、400名以上ものスタッフが結集し、“リモート製作”という新たな試みで完成された本作は、“信じる心”の大切さを描いた作品。人との繋がりが問いただされる今こそ世界から求められているメッセージが描かれているとして、公開直後から、「まさにいま観るべき作品」とのコメントが続々。大手映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも96%(日本時間:3月10日(水)時点)の高評価を獲得し、世界中で注目を集めています。

そこで今回は、慣れない環境の中、この作品を誕生させた超豪華フィルムメーカーたちをご紹介します!

本作で監督を務めたドン・ホール監督といえば、『ベイマックス』の生みの親。壮大なスケールで描かれるふたりの心温まる絆の物語と、ディズニー史上いまだかつてない優しすぎるロボット像が世界中を誕生させ、第87回アカデミー賞® W受賞(長編・短編アニメーション賞)の獲得に導いた実力者。これまでディズニー映画に多く携わってきた彼にとって、ディズニー・アニメーションならではの、人々の背中を押す力強いメッセージを訴求するストーリー構築と、世界中から愛され続ける魅力的なキャラクター像を生み出すことは慣れたもの。最新作でも、新ヒロイン・ラーヤほか、個性豊かなキャラクターたちを生み出し、観る人の心に強く語りかけるようなストーリーを作り上げています。

彼とタッグを組んだカルロス・ロペス・エストラーダ監督は、人種の違いや貧富の差がある者が混在することによって起こる問題を描いた『ブラインドスポッティング』で世に知られた存在。ディズニー・アニメーション作品への参加が初めてとなる彼は、インディーズの実写映画出身という、他の製作陣とは一味違うバックグラウンドを持っています。そんな彼だからこそ、最新作でも、まるで実写かのような美しい自然や、アニメーションの領域を超えるほど迫力満点なアクションシーン、キャラクターたちの微妙な表情の変化を描くことが出来た。まさに“実写並み”ともいえる本作の完成には、彼の存在はなくてはならないものでした。

製作は、美しい海とその海に選ばれ愛されたひとりの少女の心の成長を圧巻の歌と映像で描いた感動のファンタジー・アドベンチャー『モアナと伝説の海』でプロデューサーを務め、この作品を第89回アカデミー賞 長編アニメ映画賞のノミネートに導いたオスナット・シューラーと、2013年に公開された『アナと雪の女王』でプロデューサーを務め、この作品を第86回アカデミー賞 長編アニメ映画賞受賞に導いた『アナと雪の女王』シリーズのヒットメーカー、ピーター・デル・ヴェッコが担当。

名だたる作品を手掛けてきた製作陣が夢の集結を果たし、まるでラーヤが王国を再び一つにするべく仲間と団結したように、大勢のスタッフたちが並々ならぬ情熱を注いで完成させたのが本作といえます。ドン・ホール監督は、この渾身の最新作について、「僕らは何度も映画を見たが、今もまだ感動するよ。慣れてしまったというのはない。いつ見ても、すごく心が動かされる。巨大なスケールの映画で、細やかな人の心を描くという難しいことを、自分たちは達成できたんだと思うよ」と自画自賛。偉大な製作陣たちと共に作り上げた最新作『ラーヤと龍の王国を、自信をもって世に贈り出せるものだと太鼓判を押しています。

すでに鑑賞した観客たちからは、「アニメらしからぬ迫力のアクションシーンかっこよすぎ」「街並みとか風景とか綺麗すぎてほぼ実写」「人物の心情表現も繊細」「ディズニー最高傑作と言っても過言ではない」「今後、これ観てない者にディズニーを語る資格なし」と絶賛の声が続々。新ヒロイン・ラーヤを始めとしたキャラクター勢の圧倒的存在感と圧巻の映像美で、観る人を夢中にさせてくれる本作は、ディズニー・アニメーションを代表する新たな一作となること間違いなしです。

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藤本エリ

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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