「いっけなーい、遅刻遅刻!」をリアルに再現! 鞭職人考案の食パン少女口枷が「天才すぎる」と話題

「いっけなーい、遅刻遅刻!」とトーストをかじったまま走って登校……というのはマンガやアニメではお約束といえる展開ですが、鞭職人で札幌のSMをメインとしたフェティッシュバー『QUEENS BAR REY』の「影のオーナー」でもある初代 桃太郎氏(@momowhips)がトーストを咥えた様子を再現できる口枷の試作品をTwitterで公開。『QUEENS BAR REY』のM女・叶愛さん(@kaname_rey)がモデルの画像には「ほしい」「圧倒的発想力」といった絶賛の声が国内外から寄せられています。

桃太郎氏に製作した理由を尋ねると「日本の伝統文化である食パン少女を現実のものにしたい」というだけでなく、「猿轡をされた女の子と、美味しそうにご飯を食べる女の子が好きという個人的な趣向と欲求が融合して生まれました」と語ります。また、「国民的アニメの鬼になってしまった妹の影響で、今後は口枷・猿轡の需要増や供給不足が予測されるため、猿轡業界に参入するべく、なにか画期的なデザインをと考えていました」という事情もあったと話します。

素材は食パン、ベルト共に塩化ビニール樹脂。とりわけ食パンは「急いでる時は何もつけていないトーストだろ?」という選択に加えて、「金具の取り付け位置をずらしてパンの対角線が若干斜めになるようにしてあります」とより“食パン少女”になりきれるアイテムになっているといいます。

「発想が素晴らしい!」「天才すぎる」という反応が多数上がっていただけでなく、海外からは「これはコスプレアイテムなの!?」「今までなかったのが不思議」という声も上がっていたトースト口枷。桃太郎氏は「国内はもちろんですが、海外の方からとても多くの好意的な反応を頂戴しました。やはり食パン少女は愛される日本文化なのだと痛感しております」と話してくれました。

桃太郎氏によると、この『いっけなーい、遅刻遅刻!口枷』は「当面の間は『Queens Bar REY』で発売していく予定です」といいます。また、試作第二弾として『熱々おでん召し上がれ♪口枷』も公開されています。

コロナ禍によってススキノの店舗にも甚大な影響が出ており、夜のショービスも全国的に活動の場を失っている現状ではありますが、こういったアイテムを生み出すことによって、活路が開ける端緒になることを期待したいところです。

桃鞭.com(鞭匠 初代 桃太郎 公式サイト)
http://momomuti.com/ [リンク]

札幌SMバー Queens Bar Rey
http://bar-rey.com/ [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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