「10万円再給付ない」麻生大臣発言を許すべからず “会えばいい人”は今不要

「10万円再給付ない」麻生大臣発言を許すべからず “会えばいい人”は今不要

「半径5メートル以内の政治家」とも言われている政治家、麻生太郎財務相。「一律10万円の給付金再給付はない」という切って捨てたような発言が炎上しています。

問題なのは「無しか有りか」という議論さえせずに、独自判断で麻生大臣が発言したことにあるでしょう。

元々、麻生大臣は問題発言が多いものの、議員辞職などさほど重い処分を得ていない、あるいは判断しないのは彼が、「身近の人間」には受けが良いとされているからという要因があります。

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この手の人は政治家には多く、石原慎太郎元東京都知事もこの類の人だとされています。すなわち、テレビ、ネット上では憎たらしい発言、上から目線のコメントをするものの、直接話しをしたり、飲んだりすると「意外といい人」という評価を得るのです。いわゆる懐に飛び込むと、違って見える人。

「麻生太郎という人はそこが魅力なんですよ。親分肌であるし。一度会うと印象が違うと思いますよ」(自民党関係者)

という党内の意見もあります。確かに、こういう人はいます。政界だけでなく皆さんの身の回りにもいるかも知れません。職場、友人関係、部活等々。常識外れの発言をしても、1周回って許されてしまうような人。

が、政界において特に現在のような、国難においてこういった発言をする閣僚がいて、国民の為になるのでしょうか。

平時ならまだ、「しょうがないな」と思う国民もいるかも知れません。しかし、現在は約1年ほど、生活・商売などを締め付けられストレスが溜まっています。正に生活に困窮している人の声が、市中で少し話を聞けば耳に入ってくるはずです。

国民は政治家が、どういう発言をするのか、耳を傾けています。それは血税を収めているからであり、期待もしているからです。それが切って捨てる感のある言葉を吐く菅政権の要人。これをどう国民が受け取るのか、想像力の欠如はこの時期、政権にとって命とりになりかねません。

麻生大臣は、もう「会えばいい人」で許されてはいけないのではないでしょうか。(文◎編集部)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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