【大阪府堺市】印刷会社が立ち上げるラーメン＆つけそば専門店 「THE NOODLE FACTORY 麺ノ響」OPEN

大型印刷を手掛けるキングプリンティングは、「THE NOODLE FACTORY 麺ノ響(めんのひびき)」を、大阪府堺市堺区の工場跡地に5月30日(金)グランドオープンする。

印刷会社が立ち上げる飲食事業

コロナ禍以降、多くの飲食店が経営の見直しを迫られる中、ラーメン業界でも後継者不足や職人の高齢化、人材の流動性が大きな課題となっている。

また、こだわりの詰まった製麺や仕込みといった職人的工程においては、ノウハウ継承の難しさも顕在化してきているという。

そんな中、同社が新規事業として取り組む今回のラーメンプロジェクトは、印刷業という異業種から“食”の現場に踏み込み、セカンドキャリアと若手育成の両輪で行う新しい試みだ。

製麺を担当するのは、かつて堺工場の現場を支えてきた元工場長。「現役時代に培った“精密な仕事”へのこだわりを、製麺にも活かす」という思いから、定年後のセカンドライフとして製麺技術を一から学び直し、“食”という新しいフィールドで第二の挑戦をスタートさせる。

店長には、近畿大学の学内ラーメン店「近大をすすらんか。」で、3代目店長を務めた新卒の前田凜多朗氏を抜擢。現場経験と情熱を持った若手が、地域に根ざした店づくりに挑むことで、飲食業界の“人材の未来”を拓くモデルとなることを目指している。

メニュー紹介

「THE NOODLE FACTORY 麺ノ響」では、鶏白湯そば・中華そば・昆布水つけそばから好きな味を選べる。

鶏白湯そばは、高火力で乳化させた鶏ガラと丸鶏のスープに、鯖節・鰯節・うるめ節の三種類の節から抽出した魚介出汁をブレンドした濃厚な鶏白湯そばだ。口当たりはクリーミーながら、奥行きのある重層的な味わい。

中華そばは、地元・堺の老舗が仕込んだ本醸造醤油をベースに、豚ガラ・鶏ガラ・丸鶏・鶏ミンチの旨味を引き出したスープと、煮干しから低温で丁寧に取った出汁を重ねた、キレとコクが際立つ中華そば。「黒」はコク深く濃厚な味わい、「金」はすっきり上品な味わいに仕上げられている。

昆布水つけそばは、国産小麦粉を使用した特製の自家製麺を、旨みが凝縮された昆布水に浸して提供。昆布水のやさしい旨味が麺本来の香りや味わいを一層引き立て、しなやかな弾力と、つるりとした滑らかな喉ごしを楽しめる。つけ汁は、濃厚な鶏白湯と深いコクのある醤油の2種類だ。

オープニングキャンペーン実施

グランドオープン日の5月30日(金)は、鶏白湯そば、中華そば、昆布水つけそばを50％オフの価格で提供。

「THE NOODLE FACTORY 麺ノ響」は、和モダンな空間でゆったりとラーメンを楽しめる店だ。一杯一杯にこだわり、麺は自家製で提供する。その一杯が来店者の心に深く響くことを目指し、まるで音楽のように、心地よい余韻を感じてもらえる体験を届ける考えだ。

新たにオープンする「THE NOODLE FACTORY 麺ノ響」に足を運んでみては。

■THE NOODLE FACTORY 麺ノ響
住所：大阪府堺市堺区神明町西3–1–22
営業時間：11:00～22:00(L.O 21:30予定)
定休日：不定休
駐車場：5台
席数：30席
公式HP(5月29日公開)：https://menno-hibiki.com
公式Instagram：https://www.instagram.com/menno_hibiki.official

(さえきそうすけ)

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