「米ぬかパウダー」は最強のダイエットサプリ!? 好きなものを食べてOKなダイエット法とは?
体重を効果的に減らすには、食事に気をつけることが重要。分かってはいるけれど、なかなか我慢できずダイエットを挫折してしまった方も少なくないでしょう。しかし、白飯やパスタ、ピザ、アイスクリーム、ケーキなど好きなものを食べても痩せられる、そんな夢のようなダイエット法があるとしたら?
そんなダイエットを提案しているのが、イシハラクリニック副院長・石原新菜さんの著書『腸スッキリ! 米ぬか毒だしダイエット』です。
米ぬかとは、玄米を精白する際に出る種皮や胚芽などのことで、実は玄米の栄養の約95%は米ぬかにあり、食物繊維、ビタミンB1やビタミンE、ミネラル、ポリフェノールなど驚くほど多くの栄養が含まれています。これらの栄養は、体の不調改善にたいへん効果的です。
食物繊維を摂取すると腸内環境が整い、体外に老廃物が排出されやすくなります。また、腸内の善玉菌のエサとなり、脂肪の蓄積を防いだり、代謝を促進して太りにくい体質になったりする効果が期待できるといいます。
さらには抗酸化作用のあるフェルラ酸やGABA(γ-アミノ酪酸)、ビタミンB、イノシトールなどは、コレステロールや中性脂肪を低下させるなど生活習慣病の予防に力を発揮します。
同じくGABAやビタミンB群には、自律神経を整えたりストレスを解消したりする働きも。このほか、米ぬかの持つパワーとして、美肌やアンチエイジング、貧血予防、薄毛予防などが挙げられており、その健康効果にビックリしてしまいます。
「超毒だしと超ビタミンミネラルチャージが同時にかなう、天然のダイエットサプリ」と石原さんが表現するとおり、米ぬかはまさにいいことづくめです。
とはいえ、生活に取り入れるのが難しければ長く続けるのは難しいと考える方もいるかもしれません。しかし、「米ぬか毒だしダイエット」は取り入れ方も簡単。通販でも手に入る、生の米ぬかを乾煎りした「米ぬかパウダー」を「普段の食事にかけるだけ」です。ごはんに混ぜるもよし、サラダやスープ、おかずにふりかけるもよし。目安は1日大さじ1~3杯。味はきな粉のような香ばしさとやさしい甘さで食べやすいそうです。
本書では米ぬかパウダーを使った基本レシピも紹介。「チキンと根菜の腸スッキリカレー」や「ふわふわ米ぬかチヂミ」、「えびとアスパラときのこの米ぬかグラタン」、「れんこん米ぬかハンバーグ」など、どれもおいしそうで作ってみたくなります。
もちろん、テイクアウトしたりコンビニで買ったりした食事にかけるのもOK。小袋やびんなどに米ぬかパウダーを入れて携帯すれば、外出先や会社でも毎日取り入れることができます。そして、なんといっても安価で手軽に始められるのがうれしいポイントです。
コロナ時代を生き抜くためには、病気にかかりにくい体を作ることが大切。理想体型になるための無理なダイエットではなく、健康のためのストレスフリーなダイエットや免疫力アップのために、米ぬかパウダーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・鷺ノ宮やよい]
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