掃除が苦手な人の特徴とは?克服法もご紹介!
「部屋を掃除したいけどやる気が起きない」「掃除そのものが苦手」そんな風に思っている方は多いことでしょう。「いつかは掃除したいけど手につかない」そんな苦手意識を克服しませんか?掃除が苦手な人の特徴とその克服法をご紹介します。
掃除が苦手な人には特徴がある!克服法は?
掃除に対して苦手意識を持つ人は意外と多いものです。掃除をしようとしても、手をつける前から理由をつけて、掃除そのものを避けてしまっていませんか?
実はそんな風に掃除に対して苦手意識を持つ人には、ある共通した特徴があるのです。そしてその特徴を理解すれば、掃除への苦手意識を克服する道もみえてきます。掃除が苦手な人の特徴とその克服法を調べてまとめてみました。掃除嫌いを克服したいという方は必見です!
掃除が苦手な人の特徴
掃除が苦手な人には共通した特徴があります。その特徴にはいくつかのタイプがあり、まずは自分がどんなタイプかを理解することが大切です。掃除が苦手な人を特徴別に分けてみました。
面倒くさい
掃除する場所によって道具を使い分けたり手順が違ったりと、そもそもやること自体が面倒に感じてしまうのがこのタイプの人の特徴です。こまめにやっていればあっという間に終わる掃除も、まとめてやることになるため時間も労力もはるかに必要になります。
その結果、掃除は時間と労力を必要とする重労働というイメージが強くなり、さらに面倒に感じるという悪循環に陥りやすいのです。さらにこのタイプの人の特徴として「完璧主義」なところがあり、掃除に対しての心理的ハードルが高いケースもあります。
家の中で掃除するのが自分だけ
せっかく掃除しても、すぐに子供が散らかしてしまったり、ほかの家族から「部屋が汚れている」と愚痴をいわれるだけで手伝ってくれなかったりで、掃除することがしんどくなってしまうのがこのタイプの人の特徴です。
家族の理解が得られないまま1人で頑張っているように感じてしまい、掃除が苦痛になってしまうのもよくある理由といえます。
掃除する場所を決められない
掃除を始めるときに、掃除したい場所が何か所もあってなかなか決められず、考えているうちに時間だけがすぎてしまったり、全てに中途半端になってしまったりするのがこのタイプの人の特徴です。
掃除を始めるまでに時間がかかりやすく、気合いを入れないと始められないことも多くあります。考えるだけで疲れてしまうため、掃除のことを考えただけで苦手意識を感じるようになりかねません。
物が多い
物を捨てられずに「いつか使うかも」「せっかく買ったのだから」と取っておく癖が災いし、物が多くなりすぎて整理するのも大変になってしまうのがこのタイプの人の特徴です。
片付けないと掃除ができず、かといってどこから手をつけてよいのかわからなくなってしまいます。物を移動しただけで時間だけがすぎてしまい、結局何も変わらないまま掃除に苦手意識だけを持ってしまう悪循環に陥りやすいです。
手順がわからない
キレイに掃除したくても、そもそも掃除そのものの手順がよくわかっていないというのがこのタイプの人の特徴です。どうすればキレイになるのかわからないため、とりあえず気合いを入れてやってみる。
それで形になればよいのですが、思ったように片付かないとますます掃除に苦手意識を感じるようになり、掃除そのものが嫌いになっていくという悪循環に陥りやすいです。
掃除が苦手な人は実はキレイ好き?
掃除が苦手なのを何とかしたいと悩んでいる人は、裏を返せばキレイな環境ですごしたいと思っている人です。つまり本当はキレイ好きな人ということになります。もしどうでもよいのであれば、掃除のことで悩んだりはしません。
ではなぜキレイ好きなのに掃除が苦手になってしまうのでしょうか?それは先ほどの掃除が苦手な人の特徴を思い返してもらえばみえてくるはずです。
実際に掃除に関してのアンケートを取ると、出てくる意見は「キレイにしたそばから汚れる」「時間が必要」「汚れた場所を触りたくない」「体がしんどい」などの意見が出やすいといわれます。
キレイにしても維持できる時間はとても短く、すぐに同じことを繰り返さなければならないのは確かに億劫です。でもやっぱりキレイな方が気持ちがよいから悩むのではないでしょうか?
掃除嫌いでもできること
掃除への苦手意識から嫌いになってしまっても、やっぱりキレイな家にしたいという人は、きっかけ作りから始めてみてはいかがでしょうか?まずはお手軽にできることをみつけることです。掃除嫌いを克服するきっかけになることをご紹介します。
物を捨てる
真っ先にできることが「物を捨てる」ことです。掃除のときに移動させるものが減るだけでもかなりの時間を短縮し、体の負担を減らすことができます。作業もシンプルにできるので、掃除が格段にはかどるようになります。
特に衣服などは「1年間放置したままのものはこの先も使わないもの」です。たとえ購入当時は高価だったものでも、思い切って捨ててしまいましょう。思い出の品や捨てがたいものは、普段使う物にリメイクするのもおすすめです。
まとめてやるより少しずつ
掃除は一気にやろうとすると重労働ですが、その日に家に持ち込んだものは所定の位置に片付ける、今日はここが目立つからここだけ目立たなくなる程度に掃除しよう、といった具合に、疲れない程度に少しずつやるのも立派な克服法です。
掃除が苦手な人ほど完璧に掃除することを目指す特徴があるといわれています。そのためダメな部分が目に付きやすく、自分で自分を追い立ててしまう傾向があるのです。「今日1日で全部やる」ではなく、「今日はここ、残りはまた明日」と肩の力を抜いてやりましょう。
便利グッズに頼るのもあり
「掃除が面倒くさい」「時間が足らない」という人は、掃除ロボットやお出かけ前に浸け置きしておくなど、放置したままでもキレイにできる手段を取り入れてみましょう。ほかのことをしている間にキレイにしてくれる便利グッズは案外多いものです。
お風呂場は浴槽に残ったお湯を使って、手桶や蓋、湯船そのものまでまとめて浸け置きするだけ、床は排水溝をふさいでから薄く水を張り、こちらも浸け置きしておけば勝手にピカピカになります。
洗剤も浸け置き用の優れたものが増えているので、油汚れも水垢も吹き付けて放置しておくだけですむものも多いです。モップの機能が付いたスリッパで歩くだけでも全然違います。手を抜けるところはとことん手を抜くことも大切です。
年に1度はプロのハウスクリーニングで徹底的にキレイにしてもらうのも、手のかかる汚れを一掃する手段として有効といえます。エアコンや換気扇の寿命まで伸ばせるので、プロの手を借りるのも立派な克服法です。
道具からそろえる
最近の掃除道具はインテリア性の高いものも多く売り出されています。お気に入りのデザインの道具をそろえて、気分を盛り上げてみませんか?近くに置いておけば目に付いたときにササッと掃除できるので、苦手でも汚れがたまりにくくなります。
わざと高価な掃除道具を買って、「使わないともったいない」と自分に感じさせるのもよいでしょう。自分の性格にあわせて掃除道具を選ぶところから始めるのも、苦手意識克服に効果があります。
家族を上手に巻き込む
「いつも掃除するのが自分ばかり」と思っている人は、上手に家族を巻き込んでみましょう。小さい子供でも、ただ箱に出したものを入れるだけならば片付けも簡単です。優しく「片づけてね」とお願いし、いうことを聞いてくれたらちゃんと「ありがとう」といえば、子供は喜んで手伝ってくれます。
ほかの家族も同様です。どこに何を置けばよいのか情報を共有していればお願いもしやすく、頼まれた方も動きやすいので一石二鳥です。家族と一度話し合ってみると意外と気付かされることも多いので、自分だけで抱え込まずに思い切って打ち明けてみるとよいでしょう。
片付けと掃除は別?
片付けと掃除をよく混同してしまいますが、「片づけ」は物を整理したり収納しなおすことを指し、「掃除」は汚れの除去を意味します。つまり片付けと掃除は別物です。両方をいっぺんにこなそうとすれば、当然作業は大変になり、時間もかかります。
そこでおすすめなのが、まずは片付けから始めることです。散らかったものがなくなってスッキリすれば、掃除も邪魔するものなく楽にできます。片付けと掃除を別々にやるのも、掃除嫌い克服に効果的です。
ルーティンにしてみるのもおすすめ
「曜日ごとにここだけ掃除する」「何かのついでにチャチャッと掃除する」、そんな風に掃除をルーティン化するのも、気負わずできて簡単です。お風呂の後についでに浴室全体をすすいでしまう、夜の洗いものの後に洗剤をスプレーしておく、それだけで掃除はずっと楽になります。
ついでで掃除をしていれば汚れがたまらないため、大掃除のときも楽です。気負う必要もないので、精神的にも楽に掃除ができるようになります。普段忙しい人ほど効果的な克服法です。
正しい掃除方法を知ってやってみよう
掃除が苦手な人の特徴に、正しい掃除方法を知らない場合があることをご紹介しました。確かに掃除方法がわからなければ、キレイにするのに手間がかかったり、思った通りに片付かなかったりで、ますます掃除が嫌いになってしまいます。
そこで正しい掃除方法を調べて、まずは試してみましょう。正しい掃除方法を知ることは、余計な手間をかけずに効率よく汚れを落とせることにつながります。掃除が終わった後の達成感や気持ちよさを味わうことも、大切な克服法です。
掃除の喜びをみつけるコツ
正しい掃除方法を身に付ければ掃除しただけキレイになり、気分もスッキリすることでしょう。しかし、いきなり欲張って広いスペースを掃除することはありません。まずは狭い場所やちょっとしたスペースから始めるのがおすすめです。もう終わったと思うくらいがちょうどです。
さらにそこが人目につく場所ならば、誰かが気付いてくれることでしょう。褒めてもらえるのは誰でも嬉しいものです。やる気アップにもつながります。家族がよく利用する場所から始めてみるのもおすすめです。
そして最も大切なのは「しんどい」と感じないことです。そのため「自分でもできそう」と感じる中でも、最も簡単そうなところから始めましょう。やりやすそうなことから始めれば、苦手に感じていることでも手を出しやすいです。
おわりに
掃除に苦手意識を持っている人には特徴があり、それぞれに適した克服法があります。周りの汚れが気になるのはキレイな環境ですごしたいからです。自分の特徴を見極めれば対処法も見つかります。後はあなたにあった掃除方法から始めてみてください!
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