“納豆方式”で焼肉店にユッケCome Back !
今回は日本食糧新聞社さんのブログ『食@新製品』からご寄稿いただきました。
※この記事は2013年01月08日に書かれたものです。
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“納豆方式”で焼肉店にユッケCome Back !
謹んで新春のお慶びを申し上げます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さぁ、「お慶び」つながりで新年第1弾はめでたい「ユッケ」のお話です。
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11年4月に発生した、O157菌による「ユッケ集団食中毒事件」以来、焼肉店で食べられなくなったユッケ。
しかし新たに、納豆のような「個食パック方式」の提供スタイルを全国焼肉協会らが開発し、キビシイ衛生管理の基準もクリアして、再び焼肉店でユッケが楽しめることになったそう!
\( ^ o ^ )/わーい めでたぁーい!
『外食レストラン新聞』2013年1月7日号 記事より抜粋
ユッケ復活!生肉文化堅守
納豆方式で衛生管理基準をクリア全国焼肉協会は、全国の焼肉店1900店が加盟する組織。
「牛肉の生食文化を守ろう」と、事件発生直後から事態収拾に積極的に乗り出し、1年半の歳月を掛け試行錯誤を繰り返して、ついに、厚生労働省の厳しい基準をクリアするユッケ提供システムを協賛会員の協力を得て開発。
これにより、会員店でのユッケ提供が可能となり、“牛肉の生食文化”を盛り上げる気運が高まっている。「ユッケ復活!生肉文化堅守」 2013年1月7日 『外食レストラン新聞』
http://news.nissyoku.co.jp/ForPrint/Contents.aspx?pid=urn:newsml:nissyoku.co.jp:20130107:TANAKAK20130107024813134:1
「個食パック方式」のユッケ
▲写真手前「黒毛和牛ユッケ」(エスフーズ)と「鹿児島黒毛和牛ユッケ」(カミチク)
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http://px1img.getnews.jp/img/archives/393.jpg
「個食パック方式」のユッケは、パックに入ったまま客席に提供され、お客さんが自分で調味液を混ぜる。
まさに納豆方式です。
生肉については加工処理、調理基準ともに、焼肉店にとっては高いハードルが設けられています。
全国に約2万店ある焼肉店のうち、保健所の許可を得られる加工、調理システムを有す店は極めて少なく、今後も個々の焼肉店が許可を得ることは難しいそう。
昨今は、肉に限らず、ビールやチョコまでも「生食」信仰、「鮮度」志向が見られ、一部行き過ぎの感も、無きにしもあらず。
ですが、失われかけた「ユッケ」食文化が業界の努力と智恵で守られることは ほんと、慶ばしいニュースですよね。
詳しい記事はこちら ↓
「焼肉特集2013:メニュートレンド=ユッケ復活!生肉文化堅守」 2013年01月07日 『日本食糧新聞 電子版』
http://news.nissyoku.co.jp/ForPrint/Contents.aspx?pid=urn:newsml:nissyoku.co.jp:20130107:TANAKAK20130107024813134:1
執筆: この記事は日本食糧新聞社さんのブログ『食@新製品』からご寄稿いただきました。
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