アイドル卒業から2週間でデビューしたセクシー女優 「落ち」という言葉に反論し賛否渦巻く セクシー女優の社会的地位は向上しないのか

アイドル卒業から2週間でデビューしたセクシー女優 「落ち」という言葉に反論し賛否渦巻く セクシー女優の社会的地位は向上しないのか

アイドルグループ卒業から、わずか2週間でセクシー女優デビューしたと話題となっている八乙女ななさんが、「AV落ち」と言われることへの反論をツイート。これに対し賛否両論が巻き起こっています。

参考記事:元アイドル、グループ卒業後わずか2週間でセクシー女優デビューし話題に 「卒業前には撮影済みでしょ」(アダルト関係者)

八乙女さんは、11月19日に自身のTwitterに東京・渋谷スクランブルスクエアの屋上からビル群の夜景を見下ろしている後ろ姿の写真とともに「世間は、AV”落ち”という。落ちたつもりは1ミリもないのに」とコメントを投稿。

このツイートに対する返信には

「落ちたのではなく降臨である」

「AVでしっかり抜くくせにセックスワーク見下すような言い方する人はダサいよね」

「この、AV落ちと呼ぶ風潮は消え去ってもらいたい」

「AV”転向”が正しい言い方ですよね。仕事する舞台を変えただけなのですから」

などといった同意する声があがっています。しかし、その一方では

「マジレスすると、花街や遊郭に行く人は普通に売買されていたので、「堕ちる」と言われていた。あと、昔のポルノ女優は実際いわく付きや女優として使えない人が演じていた。その名残で『堕ちる』(こっちが正解?)そう言われているんでしょ?」

「思うのは自由。語るのも自由。社会的評価がそれなだけ」

「落ちてないと錯覚しているだけやで」

「AV女優とかいう社会の地の底に落ちているので正解なんだよなぁ」

などといった否定的なコメントも多数上っています。

八乙女さんのこのツイートは、3.3万件のいいね、2760件のリツイート、917件の引用ツイート(11月23日現在)があるほど。

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八乙女さんはその後、「AV落ち」に関するツイートの否定的な返信に対し「人生かけてセックスしてんねんで。おもろくない??」「私もエロに真剣です!!!」などとコメント。

さらに11月22日には、

「誇れる誇れないって、なにをやったかじゃなくて、なにをどれだけ真剣にやったかだと思う。私はね?」とツイートするなど、セクシー女優の仕事を前向きに肯定するようなコメントをしています。

「AV落ち」という言葉については、過去にもセクシー女優の紗倉まなさんが2016年に「『AV落ち』って言葉が嫌い。AV女優も歴とした職業だし、落ちるところじゃない。」とツイートしたことが話題となり、当時も今回と同様にセクシー女優の社会的地位などについて賛否の声があがっていました。

「職業に貴賤なし」とはいうものの、今回のように「AV落ち」という言葉が使われるなど、世間はセックスワーカーに対する偏見がまだまだ根強く残っているのが現状と言えるでしょう。しかしながら、自身で道を選んだ八乙女さんには誇りを持って仕事に臨みファンを喜ばせてもらいたいものです。(文◎デューク・テルゴ)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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