今行きたいパワースポット、彌彦神社。弥彦公園や温泉、パンダ焼きも!

今行きたいパワースポット、彌彦神社。弥彦公園や温泉、パンダ焼きも!

こんにちは!
新潟在住、水戸悠夏子と申します。
本職は洋服屋。他にもスタイリストをしたり、たまに被写体になったり、こんな風に記事を書かせてもらったり。

今回は、私の地元・新潟のパワースポット、弥彦へ行ってまいりました。

小さい頃には初詣などで何度か訪れた事があるけれど、大人になってゆっくりと旅するのは初めてです。それでは行ってきます!

東京駅

のんびりのどかな弥彦線

東京都内から向かう場合は、JR東京駅から上越新幹線で約2時間、JR燕三条駅で弥彦線に乗り換えて約30分、終点のJR弥彦駅まで向かいます。

弥彦線 吉田駅から弥彦駅の区間

弥彦線の車窓から見える田園風景はどこまでものどか。こういう景色、ローカル線の魅力ですよね。

弥彦駅

彌彦神社を模した寺社造りの駅舎

弥彦駅に到着しました。彌彦神社を模した朱色の寺社造りの駅舎、かわいらしい!

弥彦駅

釜めし弥彦

こだわりの釜めしはとにかく贅沢!

さて、旅の始まりはまずは腹ごしらえ! という事で、弥彦駅から徒歩6分ほどの「釜めし弥彦」さんへ直行です。

開運特上釜めし

私が頼んだのは「開運特上釜めし」。

開運特上釜めし

見てください、この贅沢な具材たち……。十数種類の具材が、おこげがついたほかほかのご飯の上で輝き、口の中が幸せなことに。茶碗蒸しや小鉢も付いて結構なボリュームなのですが、夢中で食べていつの間にかペロリでした。チーズがとろけた「釜めしドリア」なる気になるメニューもあり、次回は是非こちらも食べてみたいです。

越後一宮 彌彦神社

新潟随一のパワースポットへ!

お腹が満たされたあとは店から徒歩10分ほどの「越後一宮 彌彦神社」へ。

彌彦神社

朱色の鳥居をくぐると、ワアッと広がる杉や欅に囲まれた参道。この道を歩くだけでもなんだかパワーをもらえる気がします。この日はまだまだ真夏日(33℃)でしたが、境内に一歩入った途端に暑さがスッと和らぐ、凛とした空気に包まれたようでした。

彌彦神社 参道

彌彦神社は万葉集にも詠われた、創建から2400年以上経つ歴史ある神社で、古くから「おやひこさま」と呼ばれ親しまれています。

越後の国を開拓した天香山命(あめのかごやまのみこと)という神様が祀られており、万能の神様として多くのご利益を得る事ができますが、中でも最近話題なのは縁結びのご利益。

弥彦山の山頂の御神廟に、天香山命(あめのかごやまのみこと)と、妃神様(奥さま)が夫婦仲良く並んで祀られていることから縁結び、恋愛成就のご利益があると言われているそう。しっかりお詣りしなくては……!

彌彦神社

そしてゆっくりと参道を進み、随神門(ずいしんもん)をくぐると、

拝殿

拝殿

弥彦山を背に建つ、美しく荘厳な御本殿・拝殿が。雰囲気に圧倒され、つい見入ってしまうこの景色。境内は静かで、お詣りする人たちの手を叩く音だけが響きわたります。

ちなみに彌彦神社の参拝方法は二礼四拍手一礼です。私もあれやこれやとしーっかり、お詣りさせてもらいました。おやひこさま、よろしくお願いします。

そしてこれからの季節、境内で開催されるおすすめイベントがひとつ。毎年開催される「弥彦菊まつり」です。県内外の愛好家が丹精込めて育てあげた菊花が一堂に揃う大展覧会で、境内が満開の菊で埋め尽くされ、これまた圧巻の景色だそう。こちらも是非、タイミングを合わせて訪れたいなと思いました。(例年は11月1日〜24日開催)

弥彦菊まつり

弥彦菊まつりの様子(写真提供:彌彦神社)

お宿 だいろく

美肌効果のある温泉をゆっくり堪能

本日のお宿は彌彦神社から徒歩11分ほどの「お宿 だいろく」さん。着いたらすぐに検温と消毒です。新型コロナウイルス感染症対策バッチリ。

客室

思わずゴロンと寝っ転がりたくなってしまう、広々とした畳の客室。

客室からの風景

窓から見える景色は、青空と山と民家。畳に寝っ転がりながらぼーっと窓の外を眺めていれば、時間がゆっくりと流れる感覚に。なんだか贅沢な時間。気がついたらひと眠りしてしまっていました。笑

ハッと起きたらもうお夕食の時間。
だいろくさんのお料理は海の幸をふんだんに使った、京風会席料理。

夕食

旬の海の幸を、さまざまなお料理でいただきます。弥彦の日本酒「彌彦愛國」も少しいただき大満足!

ひと休みしたら、お次は温泉。
だいろくさんには男女それぞれの大浴場に加えて……

大浴場

なんと無料の貸切り露天風呂もあるのです。

貸切り露天風呂

だいろくさんのお湯は弥彦温泉の「湯神社温泉」。
アルカリ性単純温泉で美肌効果もありながら、お湯が柔らかく、刺激の少ない優しい泉質。大浴場と露天風呂をはしごして、気がつけばお肌はツルツルスベスベ。

お部屋に戻り早めの就寝。パワーチャージしたせいでしょうか、この日はびっくりするくらい良く眠れました。

お宿 だいろく

朝のお楽しみ 朝食と朝風呂

おはようございます。
旅館に泊まって、朝一番のお楽しみは朝食。

だいろくさんの朝食は一人ずつにお膳+ミニバイキング。

朝食

中でも気に入ったのは、自分で焼きながら食べる自家製干物。この日はアジと鮭でした。私の後ろで食べてらっしゃったお客さんは、干物を5枚くらいお代わりしていました。気持ち分かります、とても美味しかったです。

温泉は朝も絶対に入りたい派なので、朝食後ひと休みしてからまた大浴場へ。夜とは違った、朝日がキラキラと差し込むお風呂は気持ちいいですよね〜。
特に朝の貸切り露天風呂、眺めといい、開放感といい、最高でした……!

チェックアウトをしたら、近くの「上諏訪神社」でお祭りをやっているよ〜とのことで、お宿の仲居さんが一緒に歩いて連れて行ってくださいました。たわいもない話をしながら、なんだか心がほっこり。こういう旅先でのコミュニケーションにもまた、パワーを貰えたりしますよね。だいろくさん、とっても親しみやすい癒しのお宿でした。

弥彦公園

自然のパワーをたっぷりチャージ!

仲居さんと別れ徒歩5分ほど歩いて、広大な敷地の弥彦公園へ到着します。

よろずや狩谷

(向かう道中、弥彦公園で食べようと思い名物のイカメンチを買いに「よろずや狩谷」さんへ寄ったのですが、お休みでした。残念、また次回!)

園内をゆっくりと散策。前日に引き続き暑い日でしたが、緑に囲まれた園内はとにかくとても気持ちが良くて、暑さなんて忘れてしまうほど。たくさん深呼吸しました。

弥彦公園

散策していると、雰囲気あるトンネルが現れました。
ここを抜けると……

もみじ谷

紅葉の名所として有名な「もみじ谷」に到着です。青々とした景色もとても綺麗でしたが、秋になってこの緑が全て真っ赤に染まるのかと思うと……! 少しゾクっとしてしまうくらい、圧巻の景色ですよね。シーズン中の夜にはライトアップされた紅葉も見られるそう。これは見てみたい……。彌彦神社の菊まつりと合わせて、秋が深まったらまた再来しようと決めました。

もみじ谷

写真提供:弥彦観光協会

そして、自然あふれる弥彦公園は、春は桜の名所として、さらに夏にはホタルの名所としても知られています。ホタルが生息出来るのは水が綺麗な場所。弥彦公園の自然がいかに豊かなのかが良く分かります。ここでも自然のパワー、沢山チャージしました。

お宿よこやま

開運弥彦カリーをランチに

そうこうしているうちにお昼の時間。
お目当ては弥彦公園から歩いて15分ほど、「お宿よこやま」さんでいただく開運弥彦カリーです。(要予約)

開運弥彦カリー

さっそく、店主の横山さんお手製の開運弥彦カリーを頂きます! 出汁から具材から全て地元弥彦産のお野菜を使った野菜カリー。そこに越後豚を使ったさくっと柔らかいカツが載っており、ボリューム満点です。サラダのドレッシングは弥彦産のパッションフルーツを使った自家製ドレッシングだそうで、デザートもフローズンパッションフルーツでした。まさか弥彦でパッションフルーツが栽培されているとは……。まだまだ奥が深い弥彦です。

分水堂菓子舗

弥彦の定番パンダ焼きをお土産に

さて、そろそろ旅も終盤。
駅に戻りながらお土産を買おうと、お宿よこやまから徒歩15分ほどの「分水堂菓子舗」さんへ。弥彦のおやつといえばこちら、パンダ焼きです。

パンダ焼き

モチモチとした生地の中に餡が入っています。中身は弥彦の名産でもある弥彦むすめ餡(枝豆餡)や、あんこ、カスタードなど数種類。

自分用とお土産用に購入し、まだまだ帰りたくないなと後ろ髪ひかれながら徒歩3分ほどの弥彦駅へ。

弥彦駅

駅前広場 「湯のわ」の足湯

そして旅の締めくくりは、弥彦駅前の足湯スポット「湯のわ」で沢山歩いた脚をしっかり癒し、ツルツルスベスベに。こちらの施設も隣同士の間隔を開けるなどして、しっかりとコロナ対策を行なっていました。

足湯「湯のわ」

ありがとう弥彦〜! ありがとう弥彦の皆さん〜! ありがとうおやひこさま!

筆者 弥彦駅

帰りの列車はなんだかとっても穏やかな気持ち。ゆっくりとした時間軸のなかで、彌彦神社はもちろん、自然やご飯、人、弥彦のさまざまなところから沢山のパワーと癒しを貰いました。明日からまた頑張れそうだし、なんだかいいことありそうな予感がしてなりません。
皆さんも新潟のパワースポット・弥彦へ是非!

東京駅

掲載情報は2020年10月26日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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