【衝撃】今後ディズニーは劇場公開を前提として映画を撮らない / 映画館で観られなくなる可能性「ムーラン商法か!」
あまりにも衝撃的かつ悲観的ともいえるニュースが物議を醸している。なんと、マーベルやピクサーなど複数の映画作品を抱えているディズニーが、今後、映画館で上映することを前提として映画を撮らない可能性があるというのである。
・マーベル作品も映画館で観られなくなる!?
近い将来、映画館でディズニー作品が見られなくなるのだろうか? ということは、アイアンマンやスパイダーマンなどのマーベル作品も映画館で観られなくなる!? このニュースを報じているのは海外ニュースメディア「IndieWire」で、その記事では以下のようなコメントを掲載している。
・ディズニー記事の一部引用 / 意訳
「マーベル、スター・ウォーズ、ピクサーを所有し、国内興行収入で圧倒的な強さを誇るディズニーは、劇場公開を前提とした映画をいっさい製作しなくなる。代わりに、今後のマーベル・シネマティック・ユニバース作品は、ディズニープラスで独占的に配信されたり、30ドルのレンタルで鑑賞可能になる可能性がある。実際にそうなるかどうかは、新たな方向性を模索するディズニーの「判断」により決定する。おそらく判断の結果「ストリーミング配信」という選択肢を選ぶだろう」
「Disney, which owns Marvel, Star Wars, Pixar, and is the dominant force at the domestic box office, will no longer produce any film with the assumption that it will get a theatrical release. Instead, the next MCU installment could be exclusive to Disney+, or available for $30 rental. It depends on what the newly reorganized Disney decides is best, and often the answer will be “streaming.”」
・可能性としてはありえる話
記事はあくまで可能性のひとつとして「映画館での上映を前提とした作品は作らない」としているため、現時点で確定した情報というわけではない。しかしディズニーの実写映画「ムーラン」が約3000円という価格でインターネット配信された前例があるため、可能性としてはありえる話だ。
・3000円払ってでも今すぐ観たい!!
また、映画館での上映を前提として撮影しないだけで、インターネット配信と劇場公開の同時公開の可能性もあるだろう。劇場に行かなくてよいぶん、自宅でのインターネット鑑賞はムーランと同様に劇場チケットより高額になるかもしれない。アイアンマンやマイティソー、そしてディズニーの新たなアニメーション作品などは「3000円払ってでも今すぐ観たい!!」という人は多いと考えられる。
ムーラン配信の際は、ディズニープラス会費を払っている人が追加料金を支払って視聴する流れだった。報道が事実となれば、今後ディズニーの映画作品を自宅で観たい場合は、鑑賞料のほかに会費を支払う必要があるかもしれず、もしそうであれば、ディズニーファン以外のハードルが高くなるのは確かだ。
・映画館とインターネット配信のダブル同時公開か
ディズニーとしても、突然に映画館での公開を取りやめることはないと考えられる。まずは映画館とインターネット配信のダブル同時公開を実行し、じょじょに、インターネット配信のみの公開へとフェーズを映していくのではないだろうか。
・この先生きのこることはできるのか?
自宅で最新の映画が見られることは非常に嬉しいが、映画館の巨大スクリーンで迫力ある映像を楽しみたい人も多くいるはずだ。特に音響クオリティは自宅と映画館では大きく違う。
はたしてディズニーはどの方向へと進んでいくのか? このまま映画館公開を続けてくれるのか? この先生きのこることはできるのか? 世界中の映画ファンがディズニーの動向に注目している。
もっと詳しく読む: ディズニーは劇場公開を前提として映画を撮らない / 映画館で観られなくなる可能性「ムーラン商法か!」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/10/13/disney-pivots-to-streaming-news/
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