見逃し危険!電気毛布の寿命のサイトとお手入れ方法
電気毛布の寿命を知っていますか?電気毛布は、壊れにくい家電の一つでもあり、かなり長く使っているというご家庭も多いでしょう。でも、家電ですから、電気毛布にも寿命はあります。一般的な寿命と、そのサイン、お手入れと壊れたときの処分の方法を紹介します。
電気毛布の寿命は何年?
電気毛布は、故障に気が付かず使い続けてしまうと、発熱や発火といった取り返しの点かないトラブルを招いてしまう可能性があります。
主な家電メーカーでは、3年~5年での交換を推奨しています。
電気毛布は、特に故障を疑うような現象がなければ、使い続けているのが普通でしょう。それは、寿命のサインが分かりづらいことにも起因しています。
電気毛布の寿命のサインを紹介します。
電気毛布の寿命のサインとは
電気毛布の寿命のサインは3つあります。
突然温まらなくなった
徐々に温度が上がらなくなる
毛布の一部に温まらないところがある
突然温まらなくなった
昨夜は普通に使えていたのに、今夜突然温度が全然上がらなくなったということがあります。まずはコンセントがしっかり挿入されているか、またコントローラーとコードの接続部やコントローラーの温度設定を確認しましょう。
どこにも異常が無ければ、機械的な故障かもしれません。保証期間を設定してあり、その期間内であれば、修理を依頼してみても良いでしょう。
徐々に温度が上がらなくなる
使い続けている電気毛布の寿命のサインで、一番多いのが温まらないという事象です。経年劣化で少しずつ温度が低くなり、最後にはコントローラーの設定を最大にしても全くダメという状況が起こります。
これは寿命ですから、買い替えをおすすめします。
毛布の一部に温まらないところがある
電気毛布の一部だけ温度が上がらないという現象は、一番危険な状況です。毛布の中の配線が、断線している可能性があります。火災や火傷などのトラブルを招かないよう、即刻買い替えをおすすめします。
電気毛布を買い替える際の壊れた電気毛布の処分方法
電気毛布は、一見不燃ごみでも良いように思われますが、殆どの自治体では粗大ごみとして扱われています。粗大ごみとして処分するには、2つの方法があります。
お住まいの自治体の処分方法に準じて廃棄する
回収業者に依頼して処分する
家電量販店での引き取りは、実施していない店舗が多いようです。
お住まいの自治体の処分方法に準じて廃棄する
自治体によって、電気毛布の処分方法は違います。まずはホームページや電話などで確認してみましょう。粗大ごみか不燃ごみかも、自治体の取り決めによります。また、それによって、当然捨て方も違いますので注意してください。
回収業者に処分を依頼する
他に捨てるものが大量にあるのであれば、回収業者にお願いして、電気毛布を引き取ってもらうという方法もあります。電気毛布だけの引き取りは、高額になってしまいますし、依頼を受けては貰えない可能性があります。
街中をアナウンスしながら流している回収業者の中には、悪質な業者も少なくありません。不法投棄などを助長してしまうかもしれません。また高額な廃棄量を請求されるという被害もありますから、注意してください。
丁寧なお手入れで電気毛布の寿命を延ばそう
電気毛布の寿命を長持ちさせるお手入れの方法を紹介します。最近は自宅で洗える電気毛布が当たり前になってきました。そこで洗う際の注意点と、日頃のお手入れについて解説します。
電気毛布の日頃のお手入れ
洗濯ができる電気毛布といえど、洗濯は配線などを傷め、電気毛布の寿命を短くしてしまうことが考えらえます。洗う回数を減らすためには、日頃のお手入れが大切です。
小まめに陰干しをする
布団クリーナーで埃を取る
長期間使わないときは防虫防ダニ必須
寝ている間の汗を、電気毛布も吸収してしまいます。そのため、小まめな陰干しをして、水分を発散させましょう。
布団クリーナーがあれば、埃などを吸引し、常に清潔な状態をキープしておきましょう。
オフシーズンには、防虫防ダニを徹底し、圧縮袋などの密閉できるものに入れてしまっておいてください。しまう際も、押入れの湿気の多い場所などは避けるようにしましょう。
電気毛布を洗濯する際の注意点
洗える電気毛布でも、間違った洗い方をしてしまうと故障の原因になってしまうかもしれません。電気毛布を洗う際は、次のことに注意してください。
ドラム式洗濯機は使わない
コントローラーは必ずはずす
コネクター受け口は、毛布の中に入るようにたたむ
洗濯ネットを使用する
脱水は短時間で済ませる
乾燥機は使用しない
電気毛布についたタグで、自宅で洗濯が可能かどうか、必ず最初に確認してください。可能であれば、上記注意事項を守りながら洗濯をしましょう。
洗濯機のコースに手洗いコースがあれば、それが一番最適です。
自宅の洗濯機がドラム式の場合は、手洗いしか選択肢がありません。バスタブなどで押し洗い後、すすぎは水が透明になるまで十分行ってください。
脱水はバスタブの淵にかけておくと、比較的簡単にできますが、それなりに時間が必要です。
洗濯機で洗った後も、手洗いの場合も、洗った後は、陰干しでしっかり乾かしてください。
おわりに
電気毛布の寿命が、想像以上に短いことに驚きました。しかし使用環境やお手入れで、その寿命には大きな差がでそうです。お手入れのしやすい電気毛布を選んだり、大きさを慎重に決めたりするのも、長持ちのポイントかもしれません。
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