ベトナム戦争前後まとめてみた【中編】
アメリカが本格的にインドシナ戦争に介入したところから、続き。
北べ「アメリカとの本格的な戦いのために、巨大補給線(ホーチミンルート)作ったった」
南ベトナム国内では、北ベトナムが本気で統一を考えだしていることや
ゴ・ディン・ジエム政権による政権腐敗や仏教弾圧により、政府への不満がつのっていた。
NFL「アメリカとその手先のゴ・ディン・ジエムはマジ許せんので南側でも反政府組織NFL(南ベトナム解放民族戦線)を結成した!」
北べ(フヒヒ、実際には俺らの工作員が扇動してるんだけどなv)
米 「あ、そんなゲリラ組織作っちゃうの?^^ プッ 好きにすれば?」
(ヤベーよ、中ソ刺激しすぎると全面戦争だからな……なるべく穏便に)
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NFL「ヒャハーー! 食い物がなくてもテロ活動はできるぜ!」
ゴ・ディン・ジエム「ベトコン(ベトナムの共産主義者)どもめ!」
中ソ(北だけでなくNFLにもじゃんじゃん武器や政治顧問を送ったるwwwうぇww
どうせアメリカは俺らに文句つけることはできないからなwwwうはwww))
↓
NFL「ヒャハーーー!! アメリカの軍事顧問つきの南ベトナム軍に勝っちまったぜ!!
汚物は消毒だーーーーッッ!!」
↓
米 「クソ……中ソを刺激しないようにおっかなびっくりじゃ、ゲリラにも勝てねえ……」
ゴ・ディン・ジエム
「アメリカさんよ、あんた大したことできねーくせにちょっといい加減ウザいんっすけど……」
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;y=ー( ゜д゜)・∵. ターン
米 「おお、なんということだ! ゴ・ディン・ジエムがあんさつされた………いったいだれのしわざなんだ!?(棒」
(クッソー……中ソが邪魔で堂々と戦争もできないし、かといって手を引くわけにもいかないし
どうもはっきりしねーな……何かいいきっかけねーかな……)
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トンキン湾事件
北べ「お、あんなところに南ベトナム軍の軍艦が! 魚雷をくらえ!!」
米 「ぐわー!」
北べ「ヤベ、あれ米軍の軍艦だったわ」
米 「あいつらふざけやがって……あ、コレだわ。この手があった」
??「魚雷ドーンwww ドーンドーンwww」
米 「ぐわーー!! またぎょらいこうげきをうけたー! いちどならずにどまでも、もうゆるさんぞー!(迫真)」
米国民「卑劣なベトナム人め! イエスウィーキャン!」
米 (プププwww自作自演で大義名分を得たwww俺って天才かもwww)
このへんから本格的にベトナム戦争
NFL「ヒャハー!! 米軍基地を消毒してやったぜー!!」
米 「ナメやがって! 北ベトナムを戦略爆撃してやる!! 地上部隊も送り込むわ!!」
ソ連「どうも^^ いま北ベトナムの重要施設をソ連の顧問団が視察してます^^」
米 「うおおおい!! ソ連人殺したらまずいから、重要施設への爆撃禁止!!」
北べ・NFL「プークスクスwww これからは重要な港には常にソ連の船入れておこうずwww」
米 「」
空海軍「北ベトナムの空軍基地からソ連製の戦闘機が迎撃に上がってきた! 離陸前に爆撃するわ!」
米 「ダメーーー全然ダメー!! ソ連製機の離着陸狙っちゃダメーー!!」
ソ連(プークスクスwww戦闘機がソ連製などころか、ソ連軍人が乗ってるんですけどねwww)
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米 「こんな戦い方じゃダメだわ……もう四の五の言ってらんねー。本気でやるしかねーわ」
北爆(北部ベトナムへの爆撃)本格開始
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韓国「韓国もベトナム行くニダ! 景気悪いから戦争で儲けたいニダ!」
米 「お、行ってくれる? 助かるわ(誰だっけこいつ)」
韓国「特需ウハウハニダwww 女は老いも若きも犯してから殺すニダ! 男は全員殺すニダ!!」
米 「本気出したら楽勝w 骨と皮だけのグークはよく燃えるわw そろそろ勝っちゃうぜー!」
ベトナム人「あいつら悪魔だ……女子供が共産ゲリラなわけないじゃないか……!」
「私の家族や村の人間は全員レイプされて殺された! 復讐したい!!」
「俺も共産ゲリラに参加してあいつらを1人でも殺してやる!」
米 「なんかベトコン減らないんだけどwww 何で?」
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米 「そろそろテト(旧正月)か、北も南もベトナム人はテトはお休みだからなw」
北べ「……からのー?」
テト攻勢
米 「なんかスゲー攻撃してきたんだけど!?」
北べ「米軍が油断してる隙にアメリカ大使館占拠したぞ!」
NFL 「南ベトナム政府の要人は射殺しろ!」
ジャーナリスト「特ダネだーーー! 全世界に報道しろーーー!」
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米国民「え……これマジなん? アメリカ楽勝とか言ってたけど嘘やん」
米 「ヤベーヤベー、すぐ取り返すわw だから安心してwww
でもどれがゲリラでどれが一般人かわかんねーwww 適当にナパーム爆弾やクラスター爆弾落として皆殺しにするわw」
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米国民「ちょ、何あの爆撃!? あんな滅茶苦茶な爆撃してんの!?」
グエン・ゴク・ロアンによる射殺シーン
南ベトナム警察庁長官 グエン・ゴク・ロアンが、ベトコンの士官を路上で射殺するシーン。
当時は「無抵抗な北ベトナムの青年を南ベトナムの幹部が虐殺する場面」としてクローズアップされた。
実際にはこの男はテト攻勢に参加し、ロアンの部下やその子供を含む家族を数十人も殺害する作戦の指揮を執っており
しかも一般人を装っている兵士(ゲリラ兵)というのは、本来は戦争ルール違反。
この写真でピューリッツァー賞を受賞した写真家、エディ・アダムズは
「あの暑い日のあの時あの場所で、あなたが将軍(グエン・ゴク・ロアン)ならどうしただろう?
捕まえたのはいわゆる悪党で、奴は一人か二人か三人の米兵をぶっ殺した後だった」
という言葉を残している。
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米国民「何だこの映像は!! アメリカはこんな酷い事をしているのか!」
米国民「ジーザス! 同じアメリカ人として恥ずかしい!」
ジョン・レノン「なぁ……イマジンしようや……」
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米軍人「俺らなんのために戦ってんの……正直だいぶギリギリ」
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米 「いくら殺してもゲリラ減らねぇ……マジあいつらウジ虫だわ。枯葉剤使ってみるか。これならウジ虫どもを炙り出せるだろ」
ベトナム人「あばばばっぱしへろんだだだdっだすっべべあばb」
米 「あっひゃっひゃwww 見ろwwwベトナム人がゴミのようだwww」
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キング牧師「ないわ」
ジョンレノン「ないわ」
米国内「ないわ」
世界「ないわ」
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米 「俺が正義なのに、やればやるほど嫌われる……
これ以上国内外から嫌われるといろいろとまずいな……」
キング牧師暗殺
ロバート・ケネディ(弟のほう)暗殺
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米 「反戦運動ヤバすぎ治安悪化しすぎ。しゃーねーから北爆やめるわ……」
ジョンソン政権終了。ジョンソンはベトナム関連でいろいろやらかしたり国内に混乱を招いたことを受け
次期大統領選挙に出馬しないことを自ら表明。以後、ニクソン政権に。
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米「ちょっとずつ陸上戦力を帰国させます。だからみんな落ち着こう、まだあわてる時間じゃない」
ニクソン(キッシンジャー、こっそり中国、北ベトナムと和平交渉やっといて)
キッシンジャー(無茶振り乙)
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この頃の中ソ対立構造について少し説明。
ベトナム戦争よりうんと前の1956年からひっそり始まっていた内ゲバだったが
ニクソンが大統領に就任した直後、中ソの軍事衝突が発生するレベルにまでエスカレート。
中ソ対立ってどういうことなの、というと
中ソ『巨乳エロキャラは排除せよ! ツンデレこそが正義!』
中国「お、気が合うでござるねwww」
ソ連「ちなみに嫁は誰でござる?」
中ソ『せーの』
中国「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールちゃんでござるwww」
ソ連「涼宮ハルヒたそでござるwww」
中ソ『え……?』
中国「おい……ハルヒとか……w ただのキチガイじゃ……w」
ソ連「プw ルイズとか、ただのロリコン御用達淫乱ピンクじゃw」
中ソ『あ?』
中国「久々にキレちまったよ……」
ソ連「屋上に行こうぜ……」
こういうこと。
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しかしさすがに両軍合わせて15万人規模の軍事的緊張関係はまずいと思ったソ連のブレジネフ。
ソ連「や……っべー、いや全然やばくねーけど、ねーけどアメリカとちょっと仲直りしたいわ」
中国「え」
米 「うーん……w まあソ連がどうしてもって言うなら……是非お願いするわ(真顔」
これにより冷戦の緊張緩和(デタント)の時代到来
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米 「ベトナム戦争、正直もうやめたい。カンボジア国王のシアヌークはホーチミンルートの
容認どころか、自ら支援もしている。消すしかない(短絡的」
ロン・ノル「太平洋の彼方から電波を受信したのでカンボジアでクーデター起こしました」
クメール共和国成立
シアヌーク「ぐぬぬ……中国に助けを求めて北京に亡命するわ」
ポル・ポト「ロン・ノル、資本主義の豚め! われわれクメール・ルージュは中国の支援を受け
カンボジア国内で共産主義活動を推進する!」
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米 「この隙にカンボジア国内に侵攻して一気に北ベトナムの拠点を壊滅させた。
でもまだホーチミンルートは健在……ならばマジックカード発動!さらに北爆も再開!」
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ラインバッカー(?・?)作戦
米 「大都市や軍事施設はもちろん、水や電力のインフラまで根こそぎぶっ壊してやる!
港は機雷で海上封鎖済みだ馬鹿め! これでもう海からの補給は無いぞ!」
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世界「またあんな爆撃を! ベトナム人がどれだけ死んでると思ってる!」
米 「はいはい、やめますよっと」
北ベ「弾薬や軍設備はもちろん、インフラも破壊されて、もう戦争どころじゃない」
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米 「おい中国」
中国「なにアルか」
米 「俺は巨乳が好きだが、最近貧乳ツンデレも悪くないと思い始めた」
中国「フン、今更何言ってるアル」
米 「ルイズちゃんのピンクブロンドの髪クンカクンカ! 髪髪モフモフきゅんきゅんきゅい!!」
中国「!?」
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ニクソン大統領の訪中。米中関係緩和。
北ベ「は!? 中国マジクソだわ、これからはソ連についていく」
ソ連「中国のロリペド野郎め……覚えとけよ……」
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米 「ここらでやめにしとかんか、北ベトナムよ」
北ベ「悔しいっ……でも中国にも裏切られたし、これ以上アメリカと戦争しても意味がないか……」
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パリ協定
米 「キッシンジャーが一晩でやってくれました」
※このパリ協定に参加したのは、アメリカ政府、南ベトナム政府、北ベトナム政府、南ベトナム共和国臨時革命政府という
受験生が聞いたら発狂するレベルでカオスな四カ国。
中編ここまで。
残りは南北ベトナム統一からポルポト政権まで。
※この記事はGAGAZINEさんよりご寄稿いただいたものです
ウェブサイト: http://gaagle.jp/gagazine/
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