【検証】冷たい(Cold)・甘い(Sweet)・歯ごたえがある(Texture)の“C・S・T おやつハック”で人はジェダイになれるのか
ディズニーによるルーカス・フィルム買収で新作『エピソード7』に期待が集まっている『スター・ウォーズ』シリーズ。男の子なら一度は「理力」と訳された“フォース”を使いこなすジェダイの騎士にあこがれましたよね。そんな「ジェダイになりたい」欲がムクムクと再燃してきたガジェット通信編集部スタッフたち。ある情報をヒントに、ジェダイへの道にチャレンジしてみることにしました。その情報とは、おやつを効果的に摂取して脳を活発に動かす“おやつハック”というもの。“おやつハック”とは一体何なのでしょうか?
「C・S・T」でフォースを出そう
“おやつハック”とは、森永乳業のアイスバー『チェリオ』が提唱する、オフィスでの効果的なおやつの摂取方法のこと。3か条の第一にこうあります。
ビジネスタイムのおやつは「C・S・T」。
「冷たい(Cold)」「甘い(Sweet)」「歯ごたえがある(Texture)」物を選ぶべし。
クールダウンと糖分補給、さらに噛(か)むことで判断や記憶をつかさどる“前頭前野”を刺激、これにより脳を活発に動かせるそうです。これだ! フォースはきっと脳が活発に動けばバンバン出てくるはず。そこで、いろいろなおやつを摂取してみて、フォースがどれぐらい出せるのかを実験して調べることにしました。
4条件でフォースの出方を調べる
フォースが出ているかどうかは、人の脳波でボールを浮揚させるおもちゃ『スターウォーズ フォーストレーナー』を使って検証します。『エピソード4』でルークがこんな機械を使っているシーンがありましたよね。こちらは集中しているときに出る脳波のベータ波をヘッドセットで検出、ベータ波の量に応じて本体にあるファンを動かしてボールを浮かせるという仕組み。フォースが出ているかどうかはともかく、おやつを効果的に摂取することで集中力を高められるかどうかが調べられるわけです。
次の4条件でフォースがどれぐらい出るかを調べます。同じ条件になるように実験は4日間、18時ごろに実施しました。
・おやつなし
・チョコレート
・スナック菓子
・『チェリオ』
ちなみにこの記事はフォースの存在を肯定するものではなく、おやつの摂取とフォースに相関関係があるかどうかはまったくの不明です。どうか笑って読んでやってください。
おやつを摂取しない場合
まずは、おやつを摂取しない場合。お昼を食べてから時間が経ち、そろそろ小腹が空いてきたころ。「力が出ないよ……」と被験者のwosa記者。かわいそうですが何も食べずにフォースを出してもらいます。
頑張ってボールを浮かせるwosa記者。ジェダイの素質があるようで、すぐに最高レベルのレベル3までボールを浮かせることに成功しますが、集中状態が続かないようで、ボールはすぐ落ちてしまいました。
チョコレートを摂取した場合
続いてチョコレートを摂取した場合。「甘くてエネルギーが出そう!」とwosa記者。脳の活動に必要なブドウ糖を摂取して、よい結果が期待できそうです。
レベル3までボールが上がりました! 持続時間はおやつを摂取しない場合と比べて長くなっています。おやつの摂取で集中力がアップする効果はありそうですね。
スナック菓子を摂取した場合
次はスナック菓子を摂取した場合。甘さはありませんが、歯ごたえで前頭前野を刺激する効果が期待できます。「お腹空いてたからちょうどいいよ!」とwosa記者。
レベル3まで軽々とボールを上げるwosa記者。最高レベルまで行ったのですが、レベル3の少し下の方で安定しています。ベータ波の量はチョコレート摂取時の方が多かったのかもしれません。
『チェリオ』を摂取した場合
最後に真打ち、『チェリオ』の登場。アイスの中に板チョコが入り、さらにチョコレートでコーティングされた『チェリオ』は、C・S・Tの3条件がそろったキング・オブ・おやつです。
「うまい! うまいよ!」「歯ごたえがあるしヒンヤリ冷たいし、頭がシャキっとしてきたかも」と絶賛するwosa記者。これは結果が楽しみです。
なんかもう目つきが違います。相当集中できているようで、レベル3の最高レベルをらくらくキープ。それだけでなく、レベル2やレベル1の任意のレベルにフォースをコントロールするという芸当まで披露します。これはスゴい!
“おやつハック”で効果的におやつを摂取しよう
以上の結果、いかがだったでしょうか。若干演出が入っていることは認めますが、おやつを効果的に摂取するとエネルギーが補給でき、集中力がアップすることは間違いなさそうです。最後に、“おやつハック”3か条のすべてを引用しておきます。皆さんもオフィスでおやつを摂取するときの参考にしてみてください。
一、ビジネスタイムのおやつは「C・S・T」。
「冷たい(Cold)」「甘い(Sweet)」「歯ごたえがある(Texture)」物を選ぶべし。二、ここぞ! という、エネルギーを使う作業前に食べるべし。
三、食べる場所は、仕事の流れを考慮して選ぶべし。
『おやつHacksプロジェクト』のサイトには、ほかにも脳科学者の澤口俊之先生による脳とおやつに関する詳しい解説、家入一真氏、常見陽平氏、中川淳一郎氏が実践する“おやつハック”など情報が盛りだくさん。ジェダイを目指すパダワンもビジネスパーソンも、“おやつハック”でさらなるステップアップを目指しましょう。
チェリオ おやつHacks(ハック)プロジェクト
http://www.cheerio-oyatsu-hacks.jp/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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