ハリウッドで最もホラーを撮っている? 撮影監督マキシム・アレクサンドルの最新恐怖映像
全米ティーンの間で話題となり、2019 年秋の全米映画興行界を席巻しスマッシュ・ヒットを記録した映画『カウントダウン』が現在公開中。撮影監督マキシム・アレクサンドルが撮影を指揮した、本作の恐怖シーンが解禁となりました。
【動画】ハリウッドで最もホラーを撮影している?! マキシム・アレクサンドルの最新恐怖映像
https://www.youtube.com/watch?v=Fm70zNcuRE8 [リンク]
海外のホラー映画では音や映像に迫力がある恐怖シーンも多いですが、この度解禁される映像は、日本の静かな恐さのホラー映画を彷彿とさせる演出に。 少年の足のみが映し出され、トイレの壁を何枚もすり抜け、本来では考えられない方向に足が曲がり変形するというもの。音無しでも怖さを体感できるこだわりの映像を是非ご覧ください!
【マキシム・アレクサンドルとは】
義理の父親が監督する短編映画のセットで撮影に対する情熱に目覚め、1980 年代後半にパリへ移住し、コマーシャルの仕事をしながら、イタリアのトニーノ・デリ・コリやフランコ・ディ・ジャコモなどの撮影監督や、ダリウス・コンジやジャン=イヴ・ エスコフィエ、ピエール・ロム、ヴィルコ・フィラチのような偉大な撮影監督たちから学び、撮影チームでのキャリアをスター ト。2001年、彼は、アレクサンドル・アジャの父親であるアレクサンドル・アルカデが監督を、アレクサンドル・アジャとグレゴリー・ルヴァスールが脚本を担当した作品『Break of Dawn(原題)』のセカンド・ユニットを担当した際に、アジャやルヴ ァスールと出会った。2 年後、3人は、アジャの初監督作品である『ハイテンション』で、フランス映画におけるホラーのニューウェーブの始まりと絶賛される作品を作り上げた。マキシムとルヴァスールは『ヒルズ・ハブ・アイズ』の 2006年のリメイクや、2008 年の『ミラーズ』でも再びタッグを組み。『ヒルズ・ハブ・アイズ』の撮影時には、ウェス・クレイヴン監督と出会い、『パリ、ジュテーム』で彼と共に働いた。この映画は、カンヌ映画祭のある視点で上映された。2006年、マキシムはヴァラ エティ誌によって“観るべき10人の撮影監督”の内の一人に選出された。
その後、初長編監督作品となる『Holy Money(原題)』で監督デビューを飾る。監督としての2作目である『Christopher Roth (原題)』は、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭や、ローマ・インディペンデント映画祭、ブラジルのシネファンタジー映画祭など世界各国の映画祭で大絶賛された。その後、初めて3D撮影監督に就任した『サイレントヒル:リベレーション 3D』。2012 年には、カンヌ映画祭でプレミア上映されたイライジャ・ウッド主演の『マニアック』で撮影監督を務めた。そして、2016年、『死霊館』シリーズで大成功した映画『アナベル死霊人形の誕生』、『死霊館のシスター』、ザカリー・リーヴァイが出演する 2019年のスーパーヒーロー映画『シャザム!』、2019年には『クロール-凶暴領域-』があり、ホラー映画の撮影監 督の代名詞的な存在となる。
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