【話題】キミオアライブ恵口公生先生が死去 / 編集部から打ち切り提案された実録漫画の掲載日に緊急入院「彼女は作品から元気くれた」
月刊少年マガジンで連載中の漫画「キミオアライブ」の作者として知られている恵口公生先生(23歳)が、2020年8月17日(月)に緊急入院し、2日後の8月19日(水)に死去した。
「みずから命を絶ったのではないか」などの憶測が錯綜しているが、人気漫画家の他界というだけでなく、23歳の若さでこの世を去ったことに対し、多くの人たちとが悲しみの声をあげている。ファンのひとりは「彼女は作品から元気くれた」と語っている。
・恵口公生先生は抜き差しならない苦境
あまりにも突然の他界に、この現実を受け入れられないファンが多くいる状態だ。どうして恵口公生先生がこの世を去らなくてはならなかったのか、その原因は公表されておらず不明なままだが、ここ最近、恵口公生先生は抜き差しならない苦境な状況に立たされていたようだ。
・生きるのが嫌になった人の漫画
恵口公生先生は緊急入院をする当日、Twitterのプライベートアカウントで、編集者から連載を終えるよう提案されていたことを実録漫画として描いて投稿し、明かしている。また、その2日前には「生きるのが嫌になった人の漫画」と題する漫画も投稿している。
【再掲】コロナによる緊急事態宣言下で、新人漫画家が単行本1巻を出した話 pic.twitter.com/ztgUm34T2Q
— 恵口公生@キミオアライブ/PEYO@ボーイミーツマリア (@igo_eguchi) August 17, 2020
【再掲】生きるのが嫌になった人の漫画 1/4 pic.twitter.com/3W2qHEh6gq
— 恵口公生@キミオアライブ/PEYO@ボーイミーツマリア (@igo_eguchi) August 16, 2020
— 恵口公生@キミオアライブ/PEYO@ボーイミーツマリア (@igo_eguchi) August 16, 2020
— 恵口公生@キミオアライブ/PEYO@ボーイミーツマリア (@igo_eguchi) August 16, 2020
— 恵口公生@キミオアライブ/PEYO@ボーイミーツマリア (@igo_eguchi) August 16, 2020
・人に元気を与える漫画を描く作家
恵口公生先生は、自身が「打ち切り」という苦境に立たされながらも誰に対しても「恨み節」を書かず、自分自身の力で苦境を乗り切ろうとしているのが、Twitterの投稿から知ることができる。恵口公生先生の真面目で前向きな性格は、Twitterだけでなく漫画作品「キミオアライブ」からも知ることができ、人に元気を与える漫画を描く作家であることもわかる。
・編集部がコメントを発表
恵口公生先生に関係するTwitterアカウントは2個あり、ひとつは恵口公生先生のプライベートアカウント。もうひとつは恵口公生先生の担当編集者が管理するキミオアライブアカウントだ。今回の恵口公生先生の他界に関して、編集部がキミオアライブアカウントにてコメントを発表している。
・コメント
「漫画家 恵口公生先生が令和2年8月17日に緊急入院され、その2日後に逝去されました。先生のあまりにも早すぎる訃報に接し、深い悲しみを禁じえません。心よりご冥福をお祈りいたします。読者の皆様には、これまでのご愛顧に深く感謝を申し上げると共に、謹んでご逝去のご報告を申し上げます」
漫画家 恵口公生先生が令和2年8月17日に緊急入院され、その2日後に逝去されました。先生のあまりにも早すぎる訃報に接し、深い悲しみを禁じえません。心よりご冥福をお祈りいたします。
読者の皆様には、これまでのご愛顧に深く感謝を申し上げると共に、謹んでご逝去のご報告を申し上げます。 pic.twitter.com/IDF6bysA4E— 【公式】恵口公生「キミオアライブ」 (@eguchi_tantou) August 29, 2020
・他人には計り知れないほど苦悩か
恵口公生先生は、心が優しく非常にまじめな性格だったと考えられる。そして、自分に厳しい人のようにも思える。それゆえ、作品の打ち切りや、単行本の販売数が少ないことに対し、他人には計り知れないほど苦悩していたのかもしれない。
・これからも人々に元気と希望を与え続ける
恵口公生先生のファンのひとりは「まだ読んだことがない人には今すぐデジタルでもいいので読んでほしい。元気出ますよ。彼女は作品から元気くれた」と語っていた。
恵口公生先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
先生の近況漫画を拝読して、漫画界の悪習が気になったので書かせていただきます。
打ち切りを告知する時に「大事な事だから」と直接会ってから言う、と言うのは昭和な感覚なのでもうやめませんか。
まずはメールで「良くない話である」と前置きを。 pic.twitter.com/UnlsrE3TGN— 完結17巻 金魚屋古書店 芳崎せいむ (@yseimu) August 29, 2020
恵口公生先生の別名義作品の、PEYO先生『ボーイミーツマリア』もっとたくさんの人に読んで欲しいです。
ジャンルはBLですが、性別を超えたやさしい愛のお話なのでBL読んだことない方も抵抗なく読めると思います。
映画を1本見たあとのように心が満たされます ほんとうに好きだった… pic.twitter.com/FSa8XjP3oE— ᴀᴍᴀɪᴄᴏ☀︎ (@amaico_co) August 29, 2020
YouTuberを目指す高校生の青春ドラマを描いた『キミオアライブ』の作者、恵口公生先生が逝去。YouTuberを題材にしているのだけれど、描いていたのはやりたいこと、夢をかなえることの大切さで、絵も好きで『キミオアライブ』はもちろん、その先の作品も読みたかった。享年23歳。あまりに若すぎる。 https://t.co/B6WBrVTWKv
— 徳重辰典(編集者、ライター) (@tatsunoritoku) August 29, 2020
この漫画、リツイートで回ってきて読んだ時に試験1ヶ月前位で気持ちが弱ってたのもあってすごく泣けて、つらいけど頑張ろう、と励まされた。
作家の恵口公生さん23歳でお亡くなりになったそうです。ショック。 https://t.co/CvqPuCZiND
— 茶太郎 (@chata_0609) August 30, 2020
・これからも人々に元気と希望を与え続ける
人に元気と希望を与え続けてきた恵口公生先生。そんな恵口公生先生が23歳という若さで旅だったことは悲しいことだが、今まで残してきた作品は、これからも人々に元気と希望を与え続けるのは確かだ。
いま、多くのファンから「キミオアライブを絶版(販売中止)にしないで」などの声があがっている。
もっと詳しく読む: キミオアライブ漫画家・恵口公生先生が死去 / 編集者から打ち切り提案された実録漫画の掲載日に緊急入院(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/08/30/kimioalive-manga-news/
知らなかった!がそこにある「速報ニュース バズプラス」。世界の情報を集め、気になるニュースをお届けします。
ウェブサイト: http://buzz-plus.com/
TwitterID: buzzplus_news
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。