扇子にUSBメモリーが仕込まれた!?『扇子のUSBメモリー』

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一目見たとき、時代劇などで杖のなかに刀が仕込まれている“仕込み杖”を思い出しました。アクテブライズから、今度は扇子の中にUSBメモリーが仕込まれた『扇子のUSBメモリー』が発売されました。ふだんは何のヘンテツもない上品な扇子なのですが、いざというときに秘密の(?)ボタンをスライドさせるとUSBメモリーが飛び出してくるんです。

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『扇子のUSBメモリー』は、木でできた扇子の親骨に精密な木工細工を施してUSBメモリーを内蔵。大きさも見た目もまったく普通の扇子なのですが、扇子の親骨にあるボタンをスライドさせると先端からUSBメモリーのコネクターが飛び出してくるというしくみです。パソコンへの接続はケーブルを使います。

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風神雷神が描かれた扇面の素材には風合いよく耐久性の高いデニム風の生地、中骨には黒染めの竹を使用。親骨の表面には漆を5層以上も塗り重ねて時間をかけてていねいに仕上げられています。組み立てはすべて国内で手間ひまをかけて行われています。

これは知らなければ、USBメモリーが入っているなんて気づかないと思います。パタパタあおいでいた扇子をぴたりと閉じて「あ、じゃあデータをここに……」なんて言われるとビビリますよね。完全受注生産で注文から納品までは約3週間、お値段は少し高めで2万1000円(税込み)です。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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