編集部だより 2008年12月23日(火曜日)版

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アジア圏におけるインターネットの用途についてまとめてみようと思う。サイト閲覧やメール送受信のためにインターネットを使用するのはどこの国も同じなのだが、他の用途となると国により顕著な違いが出てくる。

たとえば、中国ではチベット自治区を含む全地域にて、オンラインゲームを楽しむためにインターネットを使用する10代が多く、20代後半からそれ以上の人たちは、特にこれといった特徴のある使い方はしていないようだ。インターネットカフェは存在するが、その多くがオンラインゲームをする客層に対して店舗展開しており、それなりのハイスペックパソコンが設置されている。

タイにおいては、とにかく異性との出会いの機会を得ようとインターネットを使用している20代が多く、『Hi5』(ハイファイブ)というSNSが爆発的人気を誇っており、出会いの場と化している。『Hi5』で知り合ったあとは、『MSNメッセンジャー』や『Skype』(スカイプ)などのコミュニケーションツールでお気に入りの相手とチャットをするという流れが定石となっている。なので、夢中になってパソコンに向かっているレストランやホテルの店員がいると思って覗いてみると、だいたいの場合はチャットをしている。

台湾ではここ最近、ブログとあわせて動画共有サイトが人気のようだ。ブログ運営会社が動画共有サイトも兼ねている場合が多く、その人気がうかがえる。また、『ニコニコ動画』の進出で注目を浴びている台湾には “2ちゃんねるの台湾版” ともいわれている『PTT』がある。『PTT』は「Professional Technology Temple」の略で、もとはといえば台湾大学の学生たちが情報交換のために使用していたもの。人気が高まり一般人にも開放され、多くの台湾人が使用している。そしてこの話には、特にオチはない。頓首。
 
 
参考: livedoor トレビアンニュース、Yahoo!奇摩

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