藤岡みなみ|思い立ったがDIY吉日 <vol.46>
タレントの藤岡みなみさんが、モノづくりに対してのあれこれをつづるコラム連載!題字ももちろん本人。可愛くもシュールな世界観には、思わず引き込まれちゃいます。今回は、Pacoma発プロジェクト「Pacoma工作室」のマスコットキャラクター”パーくん”公募の作品制作にチャレンジ!2020年9月9日まで作品募集中です!
藤岡みなみタレント、エッセイスト。タイムトラベル専門書店 utouto店主。縄文時代と四川料理が好き。やってみたがり。
ブログ:藤岡みなみ 熊猫百貨店
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DIYハンドパワー!
現在、Pacoma発のInstagramアカウント「Pacoma工作室」で、手をテーマにしたマスコットキャラクター“パーくん”を公募している。
私もパーくん制作に挑戦してみた。
手をテーマに、工作のひらめきや喜びが伝わってくるものがいい。
素材はどうしよう、色はなにがいいかな。
いくら考えても、なかなかピンとくるアイデアが浮かばない。
そんなときに私がすることはひとつだ。
考えるのをやめる。レッツゴー見切り発車。
目的なく集めていた素材の出番。
粘土をこねると、眠っていたDIYパワーが目覚める気がする。
パーくん制作の素材として粘土がふさわしいと思ったからではなく、粘土をこねたい気分だから粘土を用意した。
家にあったのは茶色の粘土。
テーマは手か……と考えていたら自然と自分の手と同じ大きさの手を作っていた。
2020年安直オブザイヤー受賞の瞬間である。
その粘土の手を見ていたら、こんどはなにかを埋め込みたい衝動に駆られた。
DIYグッズが入っている棚をガサゴソやると、以前集めていた海外のかわいいボタンがでてきた。
これをぎゅうぎゅう粘土に押し付けたら楽しかろう。
ちょっと勿体無い気もするが、やってみたい、が勝った。
本能のままに粘土にボタンを押し込む31歳。
没頭すると1歳になれる。
アイデアはてのひらのなかにある!
完成したのは、手にアイデアがいっぱいあるみたいな手。
だって頭使ってないもんな、と妙に納得した。
アイデアが頭に浮かばなくても、とりあえず動かした手がひらめきを連れてくることがある。
創作のアイデアがないからDIYに挑戦しない、というのはもったいない。
本当は逆で、DIYをするからアイデアが浮かぶ。
私の両手にいるパーくんは頼もしい。
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