解散発表のステレオポニー、11月発売ベスト盤に幻のメジャー初音源収録
先日に解散を発表した沖縄発の3ピース・ガールズ・ロック・バンド、ステレオポニー。11月21日にリリースされる彼女たちのベスト・アルバム『BEST of STEREOPONY』の詳細があきらかとなった。
左から、ステレオポニー 『BEST of STEREOPONY』初回限定盤、通常盤ジャケット画像
本作には、デビューから解散まで約4年のあいだに発表された楽曲のなかから、メンバー自身がセレクトした計19曲を収録。“ヒトヒラのハナビラ”“泪のムコウ”“小さな魔法”といったシングル曲や、YUIとコラボレートした“I do it”に加え、彼女たちがメジャー・レーベル所属後に初めてレコーディングし、未発表のままになっていた楽曲“さよならの季節”も収められており、ファン必携のアイテムと言えそう。初回限定盤は、今春に実施されたUSツアーのライヴ映像を中心に、過去4年間のオフショットの映像などが約70分に渡って楽しめるDVD付き仕様に。さらに未使用写真などを収めたブックレットも付属する。トラックリストは以下の通り。
ステレオポニーは12月27日(木)に東京・赤坂BLITZでラスト・ライヴを行う予定。3人の勇姿を目に焼き付けたい人は、ぜひ会場に足を運ぼう。
ステレオポニー AIMI、NOHANA、SHIHO コメント
さよならの季節
「さよなら」を感じる時は決して 卒業シーズンの春ではなくて
その卒業を意識し始めた時、お互い何かに進むことに決意した時に思う事だと思います。
楽しかった夏が終わり、秋の匂いを感じ始めた時、急に焦って、不安になって、
信用できなくなって、、そんな時に限って思ってもない事を口にしてしまったりとか。
そんな時に、大切な人を思いやったりする感情が芽生え、自分に嘘をついたりして
「さよなら」を意識するのだと思います。
この曲がデビューシングルにならずに、解散することを決意した
この秋にみなさんに届けることになることは予想しておりませんでしたが
この曲を制作している時の事や 唄の内容を考えると運命のような気がしています。
デビュー当時の私たちは大人に言いくるめられないようにといつも防御線を張り、常に身体に力を入れていました。
でもどこかでもっと私のことをわかってほしいとも。そんな事を思っていました。
本当に傷ついているとき
雨はきっと止むから…
なんて言われても、今降っているこの雨はどうするのよって思う事がある。
時間が解決する出来事はたくさんある。
でも、その雨が止むまでの時間こそが辛く苦しい事を わかってほしい。
きっと今の若い子たちも、こう思っているんじゃないかなと思います。
でもきっと近くに信用できる人はいると伝えてあげたい。私たちにもいたから。
この曲は私たちが 初めてメジャーレーベルに来てレコーディングした楽曲です。
まだ右も左もわからないまま がむしゃらに演奏して唄いました。
私たちが最初に音源にして、最後にみなさんに届ける 大事な大切な音源です。
この季節にいろいろな決断をしている皆さんの背中を、少しでも押せるような曲になれば良いと思います。
本当にいままでありがとうございました。
〈ステレオポニー 『BEST of STEREOPONY』収録曲〉
1. さよならの季節
2. ヒトヒラのハナビラ
3. 泪のムコウ
4. I do it
5. 青春に、その涙が必要だ!
6. スマイライフ
7. ツキアカリのミチシルベ
8. はんぶんこ
9. OVER DRIVE
10. Everything OK!!!
11. 小さな魔法
12. たとえば唄えなくなったら
13. ありがとう
14. スーパーガール
15. ビバラ・ビバラ
16. 星屑カンテラ
17. stand by me
18. ステレオポニーの旅はつづく
19. 青空Very good days!!
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