落ち込んだ時は橋の真ん中で叫ぶ! デート日にダメダメだった相手を元気づける百合マンガにキュンキュンが止まらない
百合姫コミックスから『ふたごわずらい』第一巻が2020年7月17日に刊行された桜野いつきさん(@itsuki_sakurano)が、Twitterにマンガ『デートで思いっきり叫ぶ話』を公開。アリサと沙絢の百合カップルがデートに行くのですが、アリサが何もかも上手くいかずに自己嫌悪に陥るところからストーリーがはじまっています。
【創作百合】デートで思いっきり叫ぶ話 (1/3) pic.twitter.com/UMn5LSCIUs— 桜野いつき*単行本①巻発売中!! (@itsuki_sakurano) July 22, 2020
(3/3) pic.twitter.com/YTocatPwFg— 桜野いつき*単行本①巻発売中!! (@itsuki_sakurano) July 22, 2020
とびっきりのおしゃれをするのですが、足をぶつけたり、ヘアアイロンが故障してしまって時間ギリギリになったアリサ。車が通って跳ねた泥にジャンパースカートが汚れてしまい、作ったサンドイッチも家に忘れてしまってました。
「ごめんなさい、遅刻しちゃって。あと、サンドイッチも…せっかく…」というアリサに、沙絢は着ていたジャケットを被せて「ヨシヨシ」となぐさめて、「いいとこ連れてってあげる」と言います。そこは橋の真ん中。「嫌なことあった時とか、よくここに来るんだ。そんで思いっきり叫ぶの」と語り、「アリサもやってみて」と促します。
「私、何をやってもダメダメで、今日だって遅刻して…、勝手に落ち込んで…沙絢に迷惑かけちゃうし…こんな私なんて大嫌い」と海に向かって吐き出します。それを見て沙絢は「ダメダメ、全然なってない。お手本見せてあげる。見てて」と言い、「私は、アリサが大っっ好き!!」と叫び、アリサの良いところを羅列。それに恥ずかしくなって止めるのですが……。最後にとびっきりの「大好き」を伝えて、アリサは気持ちが晴れるのでした。
「あまりに素晴らしすぎる」「めちゃくちゃキュンキュンした」という反応のほか、「普通の恋愛漫画と違う特別な感情が湧く」という声もあったこのマンガ。百合作品が苦手だという人からも「泣けた」「尊い」という声も上がっており、沙絢のかっこよさに心を動かされた人が多い様子でした。性別関わらず、気持ちを吐き出して認めてあげるということの大切さが伝わる好作品といえるのではないでしょうか。
※画像はTwitterより
https://twitter.com/itsuki_sakurano [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
ウェブサイト: https://note.com/parsleymood
TwitterID: ryofujii_gn
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。