[切り干し大根は栄養の宝庫]なんとカルシウムは大根の20倍!

[切り干し大根は栄養の宝庫]なんとカルシウムは大根の20倍!

大根を細切りにして乾燥させたのが「切り干し大根」。乾燥させることで甘みが増し、うま味と栄養価が凝縮します。食物繊維が多く含まれ、保存にも優れた切り干し大根の栄養価や保存方法、戻し方を紹介します。

切り干し大根と生の大根の栄養価の比較

カルシウム、カリウムなどは大根の根より切り干し大根のほうが多い

皮付き大根の根(生)にはカルシウム24mg、カリウム230mg、葉酸34μg(マイクログラム)食物繊維1.4gなどの栄養があります(可食部100g当たり)。一方、同じ重量の切り干し大根の栄養素を見ると、カルシウム500mg、カリウム3500mg、葉酸210μg、食物繊維21.3gと、根(生)より多く含まれていることがわかります。

皮付き大根の根(生)と切り干し大根に含まれる栄養価の比較のグラフ

切り干し大根の保存法

長期間常温保存すると茶色く変色するので、密閉容器などに入れて涼しい場所で保存します。冷蔵庫の冷蔵室で保存するとよいでしょう。

切り干し大根は密閉容器に入れて涼しい場所で保存

切り干し大根の戻し方

1~2回ほど水を替えながら、軽くもむようにして汚れや臭いを洗い流します。

たっぷりの水(切り干し大根の分量の3倍程度)の水に浸けて戻します。

汚れや臭いを洗い流してからたっぷりの水に浸けて戻す

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切り干し大根を水で戻すと、約4倍の量になります。

戻し汁にも栄養が含まれているので、捨てずに煮汁や味噌汁などに使うとよいでしょう。

最後に

保存もきき、何かと重宝する切り干し大根をさまざまな料理に利用してみましょう。

切り干し大根のアレンジ&リメイクレシピはコチラ

[大根]栄養や選び方、鮮度を保つ保存、下ごしらえ、切り方など

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ほぼ一年中出回っていますが、旬は晩秋から初冬。旬の時期にはたっぷり味わいたい野菜です。大根にはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの酵素も含まれています。

最終更新:2022.12.25

文:アーク・コミュニケーションズ
写真:清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ

出典:
厚生労働省e-ヘルスネット(食物繊維の必要性と健康)
日本食品標準成分表2015年版(七訂)野菜類
日本スポーツ振興センター(切り干し大根の特徴)
札幌市子ども未来局「切り干し大根をもっと食べましょう」(切り干し大根の戻し方、保存)

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