6月19日は父の日!母の日はカーネーションというように定番の贈る花はあるの?【毎年6月の第3日曜日は父の日】
2022年の『父の日』は、6月19日(日)です。母の日と同じように、ぜひとも父の日にも花を贈りたいところですね!
ところで、母の日といえばカーネーションですが、父の日は何を贈れば良いのでしょう?定番の花はあるのでしょうか?
そこで、ここでは父の日に贈るべき定番の花は何か調べてみました。
定番の花以外にも、自分の思いを込められる花言葉のある花を贈りたいという方向けに、父の日らしい花もチョイスしたのでご紹介しますね。
父の日とは
父の日とは、そもそもどんな日なのでしょうか?
これは国によって違うのですが、日本では単純に「父親に感謝する日」として認識されています。
まずはそんな父の日について深く知りましょう!
父の日は何月何日?
日本の『父の日』は、6月の第3日曜日とされています。
したがって、2022年の場合は6月19日が父の日ということになります。
これはアメリカやカナダ、イギリスなどと一緒ですが、実は国によっては別の日に『父の日』が催されることもあります。それら別日の父の日に関しては後述しますね。
父の日が始まった由来
初めて『父の日』が祝われたのは、1910年6月19日のことです。
ドッド夫人という人が、人生のパートナーを失いながらも男手一つで育ててくれた父親への感謝を込めて、父の誕生日にイベントを実施しようと考えたのが始まりといわれています。
もともと母の日はあったものの、父への感謝を伝える記念日がなかったことに疑問を抱き、「父を労わる日があるべき」だと考えてのことだったそうです。
記念すべき最初の父の日のイベントが6月19日に開催され、予想以上に反響を呼び多くの人の心を動かしました。
このイベントが全米に広がり、1966年からは6月の第3日曜日にお祝いをするようになったのです。
そして1972年にアメリカでは正式に父の日として定めることになりました。
ヨーロッパや日本にも広がり、アメリカに倣って6月の第3日曜日が父の日となったのです。
ちなみに、アメリカで最初の母の日とされる催しが行われたのは1907年と同時期ですが、記念日となったのは1914年のことだったので、50年ほど早く記念日に制定されていたようです。
国によって違う父の日
ドッド夫人が始めた父の日とは別に、父の日と同じような記念日がある国もあります。
ここからはいくつかの国ごとに父の日を紹介します。
台湾
台湾では6月の第三日曜日ではなく、8月8日を父の日としています。
これは「88」がパパと読めることからなんだとか。
韓国
韓国では5月8日が「両親の日(オボイナル)」となっており、父だけではなく母にも感謝を伝える日となっています。
日本と同じように花を贈ることもあれば、家具家電のような高価なものを贈ることもあります。
ドイツ
ドイツでは、復活したイエス・キリストが天に昇っていったことを祝う記念日「昇天祭」に合わせて、父の日に似た日となっています。
この「昇天祭」は、イースターと呼ばれる「復活祭」の39日後に催されるので、大体4月末~6月頭と毎年開催日は変わります。
ただし、日本やアメリカの父の日ように父に感謝する日というよりも、各家庭の父親が仲間と集まって羽を伸ばすという認識の1日となっているそうです。
つまり、父親たちが飲んだくれていい日ということですね。
イタリア
イタリアでは3月19日が「サン・ジュゼッペの祝日」とされており、この日が父の日とされています。
「サン・ジュゼッペ」とは、聖母マリアの夫、つまりイエス・キリストの養父です。
神の子イエス・キリストを育てた聖人「サン・ジュゼッペ」の祝日ということから、各家庭で父親に感謝を伝える日となったわけです。
ロシア
ロシアの2月23日は「祖国防衛の日」として、父の日に近い記念日になっています。旧ソ連赤軍がドイツとの戦争に勝ったことに由来します。
このような由来から元々は軍人を称える日とされていましたが、現在は父親を含めた男性にプレゼントを贈る日とされています。
父の日に贈る定番の花は?
前置きが長くなりましたが、それでは父の日にはどのような花を贈るのが良いのでしょうか?
ここからは実際に父の日に贈りたい、定番の花についてご紹介します。
父の日には”黄色いバラ”を贈ろう!
母の日にはカーネーションを贈るのが定番ですが、父の日の定番の花は”黄色いバラ“となっています。
黄色いバラを贈るのは日本独自
父の日にバラを贈る風習は、父の日提唱者のドッド夫人が起源とされています。
ドット夫人が父親の墓前に白いバラを供えたという話に由来しています。
そこから、生きているなら赤いバラを、亡くなっている際は白いバラを贈るようになったんだとか。
その風習が日本に伝わりましたが、現在の日本では父の日に黄色のバラを贈るのが定番となっています。
白や赤のバラではなく、黄色いバラに変化した理由は、1981年に設立した日本ファーザーズデイ委員会が関係しているとされています。
同委員会はアメリカでは黄色いリボンが「愛する人の無事を願うもの」ということで、父の日に黄色いリボンを贈る「父の日 黄色いリボンキャンペーン」を開催しました。
このキャンペーンの影響を受け、黄色いバラを贈るのが定番になったと考えられています。
黄色いバラではなくとも、父の日にピッタリな花言葉を持つ花
もちろん父の日に贈る花は、黄色いバラでないといけないなんてことはありません。
父親に感謝を伝え、労うための日なので、贈るのに最適な意味がある花をご紹介します。
感謝の花言葉を持つ花
日頃から頑張ってくれている父親に「ありがとう」の気持ちを込めて贈るのにこちらの花が最適です。
カスミソウ
トルコキキョウ
カンパニュラ
ピンクのバラ
尊敬の花言葉を持つ花
「尊敬してる」なんて言いにくいかもしれませんが、いつも家族を守ってくれる父に向けて贈ってみるのもいいかもしれません。
アブチロン
サルビア
ゼラニウム
白いバラ
紫のバラ
愛情の花言葉を持つ花
バラといえば愛情の意味を持つ花の代表格です。
黄色いバラと一緒に、燃えるような赤いバラや大人な雰囲気のある黒いバラを贈るのもいいかもしれませんね。
バラ全般
赤いバラ
黒いバラ
カーネーション
朝顔
マリーゴールド
ブルースター
桔梗
母の日のイメージの強いカーネーションや朝顔、ヒット曲のタイトルでもあるマリーゴールドなども愛情の花言葉があります。
まとめ
6月19日(日)は、父親への感謝を伝える『父の日』です。
父親にプレゼントを贈ることに慣れていない人もいるかと思いますが、労いや感謝の気持ちを込めて、黄色いバラを贈ってみてはいかがでしょうか?
黄色いバラ以外にも、「感謝」「尊敬」「愛情」などの意味を持つ花を贈るのもおすすめです。ぜひ、素敵な父の日にしてあげてくださいね。
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