正解はシーズンオフ！2025年に年俸が爆上がりしそうな選手セリーグ編

2025年に大活躍し、オフに年俸が爆上がりしそうな注目選手をピックアップ。

前回のパリーグ編に続いて今回はセリーグ編だ！！！　※年俸は推定

【パリーグ編の記事はこちら】

門脇誠（内野手）／読売ジャイアンツ／年俸4500万円

2024年の年俸爆上がりしそうベストナインでも選んだ門脇誠選手。2025年の年俸は1400万円アップの4500万円となった。大型戦力補強でV2を目指す巨人のショートを1年間守り抜き、攻守ともに活躍できれば1億円に近い大幅アップも期待できそう。そのためにはまず、2024年に課題となった守備（2024年は16失策）のレベルアップが必要不可欠だ！

湯浅京己（投手）／阪神タイガース／年俸3700万円

阪神からは2022年の最優秀中継ぎ投手を獲得した経験のある元セットアッパー・湯浅京己投手を選出。黄色靱帯骨化症という国指定の難病を患い、2024年8月に手術を敢行。2024年は1軍登板無しに終わってしまった。しかし現在はブルペン投球も再会するなど順調に回復しており、藤川新政権で再び絶対的なリリーバーとして復活できる可能性は大！下がった年俸を1年で取り戻せるか期待がかかる。

蝦名達夫（外野手）／横浜DeNAベイスターズ／年俸2700万円

下剋上日本一を達成した横浜からは、シーズン序盤では1番として活躍した蝦名達夫選手を選出。2024年はキャリアハイの1年。76試合に出場、打率2割5分6厘、3本塁打、17打点、57安打とすべてがキャリアハイ。レギュラーとして定着しかけていたが、6月に太ももの故障で離脱。怪我無く1年活躍できれば、今年もキャリアハイだらけの1年にできるのではないか。

鈴木健矢（投手）／広島東洋カープ／年俸2700万円

広島からは現役ドラフトでファイターズから移籍した鈴木健矢投手を推したい！

エスコンフィールド北海道初の勝ち投手となり、2023年にブレイクした北のサブマリンだったが、2024年は8登板で終わってしまった。現役ドラフトで新天地に移籍しての2025年シーズンは、球速アップをかかげてオフのトレーニングに打ち込んでいる。屋外球場を本拠地とする広島に移籍し、一気に化ける可能性もあるかもしれない。

塩見泰隆（外野手）／東京ヤクルトスワローズ／年俸5700万円

ヤクルトからは塩見泰隆選手を選出。5月に左膝の前十字靭帯と半月板を損傷するという大怪我を負い、離脱したままシーズンを終了。2年連続で故障に泣き、31試合出場と思うような成績を残せなかった。ヤクルト低迷の要因のひとつにもなってしまった塩見選手の離脱。来季はシーズン完走でチームを上位に導けるか注目。活躍次第では失った年俸を簡単に取り返せる！！！

金丸夢斗（投手）／中日ドラゴンズ／年俸1600万円

中日からは期待の黄金ルーキー・金丸夢斗投手を選出。2024年3月には大学生ながら侍ジャパンに選出されるなど、“アマチュアナンバーワン左腕”と称された逸材。ドラフトでは中日、DeNA、阪神、巨人との4球団が競合し、中日が交渉権を獲得した。中日は若手野手が育ってきており、今季は援護も見込めそう。最速154キロのストレートを武器に、1年目から2ケタ勝利も夢ではないかもしれない。

（Written by　大井川鉄朗）