やさしく徹底解説 なぜ楽天ペイで「Suica」が使えることが“革命”なのか――!?

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やさしく徹底解説 なぜ楽天ペイで「Suica」が使えることが“革命”なのか――!?

 

2020年5月25日から「楽天ペイ」アプリでJR東日本の交通系ICカード「Suica(スイカ)」の発行やチャージ、「Suica」での支払いができるようになりました。しかも、支払い元をクレジットカード「楽天カード」に設定すると、楽天スーパーポイントが付与されるんです。そこで今回は「楽天ペイ」で「Suica」を利用する方法やできることなどをご紹介します。

まず、「楽天ペイ」と「Suica」の連携で利用できる基本的な機能は以下の3つです。

 

[1]Suicaの発行(すでにモバイルSuicaを利用している人は連携)

[2]Suicaのチャージ

[3]Suicaでの支払い

 

それぞれ詳しく説明していきましょう。

 

[1]Suicaの発行(もしくは連携)

まず、大前提として「楽天ペイ」で「Suica」を利用できるのは「おサイフケータイ」に対応したAndroidスマホ(Android6.0以降)だけとなります。iPhoneには現時点で対応していないので注意してください。

 

参考記事:なんと楽天ペイが電子マネー王者・Suicaと連携を発表! 知らないと大損をこくキャッシュレス戦国時代へ突入!! | TABLO

 

それでは具体的な手順を追っていきましょう。

 

①「楽天ペイ」のアプリを開く

②アプリ画面の右上にある「モバイルSuicaアイコン」をタップ

③「Suicaを新規発行する」をクリック

④「モバイルSuica」の会員登録に必要な情報を入力

⑤「利用開始する」のボタンをタップ

⑥Suicaとの連携完了

 

また、すでに「モバイルSuica」を利用しているというユーザーは、③で表示されるボタンが「モバイルSuicaを連携する」になっています。そのボタンをタップして「利用規約」を確認後、「同意」のボタンを押したら連携完了です。ちなみにモバイルSuicaアプリの情報も残っているため、どちらかを使い分けることもできます(※詳しい使い分けについては後述)。

[2]Suicaのチャージ

こちらも前提として、「楽天ペイ」から「Suica」にチャージできるのは楽天カード(Visa、Mastercard、JCB、American Express)のみです。「楽天ペイ」アプリで「支払い元」に楽天カードを登録設定しておくことを忘れないようにしましょう。

 

それではチャージの具体的な手順をご紹介します。

 

①「楽天ペイ」のアプリを開く

②アプリ画面の右上にある「モバイルSuicaアイコン」をタップ

③「チャージ」をタップ

④チャージ金額を入力する

(※「+1,000」を2回タップすると「2,000円」になったり、「チャージ金額」の数字部分をタップするとキー入力で任意の金額を指定できます)

⑤金額を設定したら「チャージする」のボタンをタップ

⑥端末起動時に設定した指紋認証やパスコードなどで本人認証を行う(※端末機種や設定で異なる)

⑦チャージ完了

 

1回のチャージ金額は、1,000円以上1円単位で指定可能。チャージ上限は、携帯情報端末内の残額とあわせて2万円となっています。そして、この「チャージ」をすることで、「200円ごとに1ポイント」(還元率0.5%)の楽天スーパーポイントが付与されます。

 

関連記事:6月はコロナ禍キャンペーンがすごい! 支出を抑えるために「外食」がオススメ 企業の底力をありがたく享受しよう!! | TABLO

 

[3]Suicaでの支払い

「楽天ペイ」で発行(もしくは連携)した「Suica」は、鉄道やバス、一部店舗でSuicaと同じように利用できます。バーコードやQRコードでの支払いと違い、アプリを起動しなくても読み取り機器に「タッチ」するだけのカンタン決済です。「楽天ペイ」で使えたお店に加えて、交通系ICの加盟店舗でも「楽天ペイ(のSuica)」を利用できるのは楽天ポイント派にとって大きなメリットでしょう。

 

また、「楽天ペイ」と連携した「Suica」で交通機関を利用したり、一部店舗でショッピングすると、一般Suicaと同じように「JRE POINT」も貯まります。「JRE POINT」を貯めるためには「JRE POINT WEBサイト」の登録が必須なので、「楽天ペイ」で発行した「Suica」を忘れずに登録しておくようにしましょう。

 

そのほかにも知っておくと便利なポイントがあるので、それも押さえておきましょう。

「楽天ペイSuica」と「モバイルSuica」の併用

「楽天ペイ」の「Suica」では「モバイルSuica」で利用できる機能の一部が使えません。その機能を利用するためには「モバイルSuica」との併用が必要になります。「楽天ペイSuica」と「モバイルSuica」の比較を掲載しましたので、併用する際の参考にしてください。

 

iPhoneユーザーへのキャンペーン

iPhoneやApple WatchなどのiOS端末では「楽天ペイ」からの「Suica」利用は非対応です。しかし、現在はiOS端末のユーザーに対してキャンペーンが展開されていて、以下の手順を踏むことで0.5%のチャージポイント付与を受けられます。

 

①「楽天ペイ」アプリからキャンペーンページに飛び、エントリーする

②「モバイルSuicaアプリ」または「Apple Pay」のSuicaに楽天カードからチャージする

 

キャンペーンの期間は「2020年5月25日10:00~2020年7月1日9:59」。ちなみに7月以降も同様のキャンペーンを実施予定とのことです。

 

また、注意しておくべきポイントもまとめてみます。

◆現時点でおサイフケータイ機能のあるAndroidのみしか使えない

前述しましたが、「楽天ペイ」の「Suica」で楽天スーパーポイントをもらえるのは「おサイフケータイ」を使えるAndroid端末だけです。

 

◆チャージは楽天カードのみ

こちらも前述したように、「楽天ペイ」で「Suica」にチャージできるのは楽天カードのみです。「モバイルSuica」だと多彩なクレジットカードを利用できるため、楽天カードユーザーでなければ「モバイルSuica」を選ぶのもありです。

 

◆還元率はやや低め

「楽天ペイ」の「Suica」は還元率が「0.5%(200円ごと1ポイント)」です。しかし、JR東日本の「ビューカード」で「Suica」にチャージすると「1.5%」のJRE Pointが付与されるため、ビューカード派は「楽天ペイSuica」ではなく従来の「Suica」を利用したほうがお得になります。

 

デメリットもありますが、楽天ユーザーにとって、楽天スーパーポイントがもらえる「楽天ペイ」と「Suica」はかなり使い勝手がよくなるはずです。また、今後は「楽天スーパーポイントからSuicaへのチャージ」を予定しているとのこと。楽天系サービスは「楽天ペイ」のほかに「楽天Edy」などともポイントの相互利用ができるため、楽天ユーザーにとってはさらに利便性の高いサービスに変わっていくのではないでしょうか。(取材・文◎百園雷太)

 

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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