iPhone(iPad)最新OS『iOS 6』が公開される! 地図が予想通りスカスカに パノラマはおもしろい
iPhone(iPad)の最新OSである『iOS 6』先ほど2時にリリースされた。iPhoneもしくはiPadデバイスをパソコンに接続すると、「最新の更新があります」とお知らせダイアログが表示される。もし『iOS 6』にしても良いと言う人柱諸君はここでアップデートを試みてみよう。もちろんアップデートは無料である。
記者はガジェット通信の会社用iPhoneを人柱号として導入。ダウンロード終了までには約5分とあまり混雑は見られずスムースに導入ができた。アップデート前には必ずiTunesでバックアップを忘れないようにしたい。
多くの機能がてんこ盛りな『iOS 6』だが日本では使えない機能も沢山ある(日本に限ったことではないが)。
例えば新たなiPhoneのマップアプリはアップル社が自社開発したもの。マップの建物の3D表示は日本ではまだ対応しておらず、海外の建物しか立体になっていない。また渋滞状況やそのほかレビュー写真も日本では使うことができない。
そんな肝心のマップだが、噂通りスカスカである。新宿周辺(ガジェット通信編集部近辺)を見てみたのだが、建物の物件名が乏しく、あるはずの道が無かったりと地図としてまだ未完成なようだ。ネット上でもこの話題に集中しており、『Siri』のローカル検索機能やレストラン情報などは完全に無視されている。
そのほかAppStoreのインターフェイスが変更されたり、『おやすみモード』が搭載されたりと細かい点で数々の変更がされている。しかしこのマップの劣化はかなりの痛手となるだろう。
面白い機能ではカメラのパノラマ撮影だ。これはiPhone5でなくても撮影可能で、カメラアプリを立ち上げ、「オプション」の「パノラマ」を選択すれば良い。するの右向きの矢印が出てくるので、その方向にデバイスを動かせば自動的に矢印も動いてくれる。
試しに記者の部屋でパノラマを作ってみたのでご覧頂きたい。実に簡単にパノラマ写真を作ることができた。
また電話が掛かってきた際の取り方をカスタマイズ可能。iPhoneの原点である電話の機能ももちろん怠っていない。
対応デバイスは、iPhone3GS/4/4S、iPad2/第三世代iPadとなっている。iPhone5はデフォルトで『iOS 6』となっているためこのスカスカマップを使わざるを得ない。
もちろん近い内にマップは充実されるだろうが、頻繁に利用するマップは1日でも早く充実していて欲しい物。GoogleもYouTube同様に独自でアプリをリリースするか、ブラウザベースでGoogleMapを利用出来る様にするかの策を立ててくるだろう。
今までGoogleMapを利用していたアプリはどのような扱いになるのかも気になるところだ。
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※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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